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これができたらモテる!?ハーモニクスチューニング

2016-08-04

テーマ:ギター

チューニングはギタリストにとって欠かせない、大切な営み。今日もいつも通り、せっせとチューナーで音程をきちんと合わせてさぁ練習・・・と思ったそこのあなた!
こんなチューニングの光景を楽器屋さんで見たことはありませんか?
U字の金属を膝に叩きつけ、耳元に近付ける。その後、弦を「ポーン」と鳴らしてチューニングするあの姿を・・・

カッコよくありませんか?かっこいいですよね?この方法でチューニングしてみたいですよね?モテたいですよね!(?)

はいはい!わかっていますよ、任せて下さい!モテのチューニングその名も「ハーモニクス・チューニング」伝授いたしましょう!

そもそもハーモニクスとは何ぞやと思っている諸君。ギターの6弦12フレットの真上を人差し指の腹で触れ、ピックで6弦を弾いた直後に触れた指を離してください。「ポーン」と柔らかくきれいな音が出ますよね?これこそ、今回のチューニングで使用する、ナチュラル・ハーモニクスという奏法です。
このナチュラル・ハーモニクス奏法は、決まったフレット上でしか音が出ず、音色と音程の安定した高い音(倍音)が特徴です。その為、チューニングを行う際に使用する音としては、最適な音なのです。

わかりましたか?それでは早速、ハーモニクス・チューニングに挑戦していきましょう!用意する道具は、膝に叩きつけていたU字の金属「音叉」とギターのみ!あとは己の感覚を信じて・・・いえいえ、安心してください!誰でも簡単にできるコツがあるのです!


■ステップI:各弦の音を復習

ギター各弦の音程は、上から順に6弦「E(ミ)」、5弦「A(ラ)」、4弦「D(レ)」、3弦「G(ソ)」、2弦「B(シ)」、1弦「E(ミ)」です。


■ステップII:基準の音を確認しよう

ハーモニクス・チューニングの際、基準になる音は、すべての音の起源とも言われている「A(ラ)」の音です。この音をU字の金属「音叉」で確認します!
音叉の使い方は、U字の下に伸びている棒を持って、U字部分を膝に当てましょう。あら不思議。耳に近付けると「A(ラ)」の音が聞こえます。この音を基準にチューニングをしていきます。


■ステップIII:基準の音5弦「A(ラ)」のチューニングをしよう

音叉で音を確認したら、5弦5フレットの位置でハーモニクスを鳴らし、同じ「Aラ」の音になるようにチューニングをしましょう。コツとしては、音叉で基準に鳴る音を聞いた後、ハーモニクスの音を鳴らし、再度音叉を聞きながら音程を合わせていきます。音程が合ったら基準となる音は完成です!それでは、その他の弦のチューニングに移っていきましょう!


■ステップIV:6弦のチューニングをしよう

続いて6弦のチューニングを行います。6弦の場合は、6弦5フレットと5弦7フレットのハーモニクス音を使用します。まず6弦5フレットのハーモニクス音「Eミ」の音を出し、次に5弦7フレットのハーモニクス「Eミ」を鳴らします。5弦の音は先ほどチューニングをしているため、6弦の「Eミ」を5弦の「Eミ」の音に合わせることでチューニングをします。このとき、5弦を弾き終わった後、6弦に触れてハーモニクス音を消してしまわないように気をつけましょう。
コツは、それぞれの音のうなり(振動数)を感じることです。同じ音程の音AとBのチューニングが正しい場合は、同じうなりをするため、2つの音が1つのまとまった音に聞こえます。しかし、同じ音程の音AとB2つの音がずれている場合は、A音、B音が1つではなく、2つの音に聞こえてしまします。2つの音が1つに聞こえるようにしていくことで、チューニングが簡単にできます。


■ステップV:4、3弦のチューニングをしよう

先ほどと同じ要領で、4弦のチューニングを行います。4弦の場合は、5弦5フレットのハーモニクス音「Aラ」を基準に、4弦7フレットのハーモニクス音「Aラ」を5弦の音程に合わせるようにチューニングします。

3弦の場合は、4弦5フレットのハーモニクス音「Dレ」を基準に、3弦7フレットのハーモニクス音「Dレ」を4弦の音程に合わせるようにチューニングします。


■ステップVI:2、1弦のチューニングをしよう

先ほどまでは、ハーモニクスを使ってチューニングを行っていましたが、お気づきでしょうか。弦が細くなれば細くなるほど、ハーモニクスを出すのが大変・・・ ということで、2、1弦は基準となる音をフレットで押さえてチューニングしましょう。
2弦のチューニングは、3弦4フレットを押さえた音「Bシ」を基準に、2弦の開放弦を弾き、ハーモニクスと同じ要領で3弦の音程に合わせるように行います。

1弦の場合は、2弦5フレットを押さえた音「Eミ」を基準に、1弦の開放弦の音「Eミ」を合わせるようにします。


どうですか?意外と簡単だったのではないでしょうか。ハーモニクスチューニングが軽くできるようになれば、いちいちチューナーを使う手間も省けますし、何より「ポーン」とハーモニクス音を鳴らして、軽く行うその佇まいがSO COOLなこと間違いなし!

皆様も是非マスターして、モテまくりましょう!
(※モテなかった場合の補償は一切致しておりません。予めご了承いただけます様宜しくお願い致します。)

サウンドハウススタッフ

サウンドハウススタッフによるブログです。 ここでしか聞けない、サウンドハウスのスタッフだからお届けできる、とっておき情報が満載です!本音トークもあるよ♪

 
 
 
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