みなさん、吹いてますかー♪
独特な雰囲気と哀愁を感じるハーモニカの音色。世代や国境を越えて名曲の隣にはいつもハーモニカの音色がありました。
ということで、今回は世代を超えて愛されるハーモニカを使用した楽曲の紹介です!
1.Isn’t She Lovely / Stevie Wonder
まずは、クロマチックハーモニカの名手としても有名なスティーヴィー・ワンダー。誰しもが聴いたことのあるこの曲は後半4分弱、スティービーの素晴らしいハーモニカソロが楽しめます。
いつまで聴いても飽きがこないのは卓越した演奏技術と情緒あふれる音色のおかげでしょう。
スティーヴィー・ワンダーが使用しているハーモニカはこちら。
HOHNER ( ホーナー ) / Chromonica 280 (280/64)
2.Like a Rolling Stone / Bob Dylan
フォークシンガーとしてのイメージが強いボブ・ディランですが、中でもこの曲はバンド感が強く、それでいて彼らしい朗らかな曲調とメッセージ性のある歌詞が素晴らしい1曲です。
ハーモニカを吹きながらギターを弾くシンガーで真っ先に思いつくのがこの曲です。
ボブ・ディランが使用していたのはHOHNER / MARINEBANDで、木製の枯れた音色が彼の楽曲によく合っています。
ボブ・ディランが使用しているハーモニカのモデルはこちら。
HOHNER ( ホーナー ) / MARINEBAND 1896/20X 10ホールズハーモニカ
3.純恋歌 / 長渕剛
1981年にリリースされたこの曲、オリジナルではしっとりと哀愁たっぷりに弾き語っていますが、ライブで観客を煽りながらハーモニカとギターを熱く弾き鳴らす方が長渕剛らしくてかっこいいですよね。
いい意味で泥臭く、男らしい立ち姿は多くの観客を熱狂させました。
長渕剛が愛用しているハーモニカは言わずと知れたTOMBO / MAJORBOY。ライブでも埋もれない滑らかで輪郭のはっきりした音色はロック色が強い楽曲にぴったりです。
長渕剛が使用しているハーモニカのモデルはこちら。
TOMBO ( トンボ ) / MAJOR BOY(No.1710) 10ホールズハーモニカ/C
4.セロリ / 山崎まさよし
TVCMやSMAPのカバーで有名なこの曲。
何気ない日常を切り取った歌詞ですが、ハピネスフルな内容に共感した方も多いのでないでしょうか。
山崎まさよしの音楽のルーツはブルースということで、使用しているハーモニカもブルースハープとも呼ばれる10ホールズ・ハーモニカです。上で紹介したHOHNER / MARINEBANDとともに国産メーカーSUZUKI / HAMMOND HA-20を使用しています。
山崎まさよしが使用しているハーモニカはこちら。
SUZUKI ( スズキ ) / HAMMOND HA-20 10ホールズハーモニカハーモニカ
HOHNER ( ホーナー ) / MARINEBAND 1896/20X 10ホールズハーモニカ
今回は名曲とともに、アーティストが愛したハーモニカを紹介しました。
おうち時間が増えて、一人でギターなどを演奏する方も増えていると思いますが、ハーモニカを習得すれば曲中にエッセンスを加えることもできますし、いずれはスティーヴィー・ワンダーのように哀愁漂うハーモニカソロを奏でることもできるかも…!それではまた〜♪