シンプルかつ軽量なマイク「MXL / TEMPO KR」は、付属のUSBケーブルでPCと接続するだけで利用可能なUSBマイク。ヘッドホンをマイクにつないで録音、モニタリング、会議などを行うことができます。マイクの性能は上記のような作業をするのに最適なマイクスタンドも同梱されているため、これ一つでパソコン周りのマイクを使った作業はスッキリ片付くでしょう。
新型コロナウィルスの影響で、飲み会や会議などがリモートになった方、多いのではないでしょうか。自分もそのうちの一人。友達となかなか会えない中でzoomのテレカンアプリを使ってテレビ通話をしていました。
PC内蔵マイクを利用していると、音がこもって聞き取りづらかったり、あるいはマイクの調子が悪く、音声が入らないなどといったこともあるでしょう。
そういったときにも、TEMPOKRは力を発揮してくれます。必要に応じてケーブルを使いPCに接続すれば、コンデンサーマイクのクリアな音を体感することができるでしょう。
TEMPOKRを詳しく見ていきましょう。まずマイク部分のデザインです。
細めのボディですね。手に持ったときに、大きすぎず手に収まる感じがしました。重さは280g、小さめのリンゴを持っているような重量感でした。サイズは47mm×110mm、ちょうどバナナくらいの大きさです。
クルっと回転させて逆側を見てみます。印象的なのはグリルボールと同じ赤色のライト。USB接続時に電源が供給され、供給中はライトが常にONになります。ライトのすぐ近くにヘッドホンジャックがあります。一般的な1/8インチ(3.5mm)のジャックで、ここにヘッドホンなどのプラグを差し込んで使います。
次に、USBについてです。
USBの差込口はマイクの下部にあり、USB1.1または2.0を使います。使用可能なUSBケーブルは付属されており、WindowsやMacのPCへ、対応しているUSBポートを使って接続します。
USB差込口―マイク側
■ USB豆知識
USBはいくつか規格があり、USB1.1、2.0、3.0と数字が大きくなるごとにデータの伝達スピードが上がる。差込口/プラグはUSB1.1~3.0でどれにも挿すことはできるが、例えば2.0差込口に3.0のプラグを用いたとき、転送速度は2.0相当になる。3.0の差込口に1.1や2.0のプラグを差し込んだ場合も、転送速度は数字の小さい方に合わせた速度となる。
※USB3.0に互換性のないUSB機器が稀にあるため、使用時は互換性があるかどうかチェックをすること。
それでは実際に使ってみましょう。付属のマイクスタンドを使い、USBをセット、ヘッドホンを接続します。PC側でUSBマイクを認識しているのを確認し、しゃべってみます。
ヘッドホンから音声が聞こえない場合は、PC側で認識されていないか、または音声の入力・出力設定が違う場合があります。次の画像のように確認しましょう。まずは入力側の設定から。
※下記画像はwindows7です。もちろん8.1,10、Macでも使えます。
①コントロールパネル(または”スタート”→”設定”)→サウンド
②[録音]→マイク を選択。チェックマークが入っていることを確認し、[OK]または[プロパティ]をクリック。ここでPC内蔵マイクのみ選択されているとTEMPO KRの音声を拾いません。TEMPO KRが設定されていることを確認します。
[プロパティ]を開くと、音量調節ができます。
それでも音が聞こえない場合は、出力側の設定をする必要があります。
③[再生]→スピーカー を選択。ここで出力先がTEMPO KRになっている必要があります。
同じように、[プロパティ]から音量等の設定ができます。
付属品についても紹介します。
マイクスタンドのマイクをのせる台です。下記の手で持っている部分がネジ状になっており、脚部に取り付けられます。
さらに、台についているネジを回すことで丸くなっている先端部分の角度を変えることができます。これで微妙な角度調整もばっちり!
マイクは丸い部分に乗せるだけ。ガッチリ固定するわけではないのため、机などが動かないようにお気を付けください。下の穴の部分からマイク側のUSBをつなぎます。
その他の付属品として、USBケーブルがついています。下記画像はPC側に接続します。
いかがでしたでしょうか?
これ一つあるだけで机の周りがスッキリしました。マイクの音声だけでなく、そのままYouTubeなどを視聴することもでき、動画を流しながらの会議なども問題ありません。気になった方はこちらをcheckしてね!
→ MXL ( エムエックスエル ) / TEMPO KR