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短命に終わった名機 Vol.1 ~YAMAHAエレキギター編~

2019-10-25

テーマ:ギター

どうもこんにちは。今回から数回にわたって、魅力的ではあったにもかかわらず生産期間が短く、世にあまり知られることのなかったギターについて紹介していきたいと思います。今回は第一弾としてYAMAHAの短命機4本を紹介。なお、内3本は実際に私が所有していたことのあるモデルであり、サウンドのキャラクターや使用感などもお伝えできればと思います。マニアックな内容とはなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです!

1.SFシリーズ(1977年-1982年)

SF500、700、1000、3000、5000、7000という6つのモデルをラインナップしたSFシリーズは1970年代後半~1980年代初頭に製造されたモデルです。レスポールを踏襲した2ハムにセットネックのボディの基準としながら、オリジナルデザインのダブルカッタウェイ、さらには24フレットを採用。シンプルなルックスながらも一味も二味も違う仕様になっています。モデルによってボディ材などのスペックも異なり、オールジャンルに対応できるということで、スタジオミュージシャン界隈で人気があったモデルです。
私が所有していたSF-500のサウンドとしては、ボディバックにアルダーを採用していることによってマホガニーバックのレスポールに比べ、ヌケのよい中域、煌びやかな高域を奏でていました。持った感覚としてはとにかく重い!座って弾いていても太ももが痛くなった記憶があります、、、。中古市場では、SF500や700であると2~3万円台から流通しており、出回っている数も多いので興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか?

使用ギタリスト:Char他

2.SXシリーズ(前期型1974-1976、後期型1976年-1979年)

SGでもなければレスポールjrでもない独特のルックスが特徴のSXシリーズ。短い期間での販売でしたが、ルックスの奇抜さも相まって強烈なインパクトをギター界に残しました。

2-1 前期型

SX-60、SX-80、SX-125というモデル名で1974年11月~1976年中ごろに販売されたモデル。それぞれ、2シングル構成(ピックアップは全て共通のヤマハ0056Aを搭載)であり、共通してセットネックを採用。中でも注目点はボディ材。通常ギターで使用されることはめったにない桂が採用されています。私が所有していたSX-60は、サウンドとしては歯切れのよいライトなサウンドであり、形容するならばストラトを軽くしたようなサウンドでしょうか、とにかく音もギター本体も軽い印象でした。

2-2 後期型

SX-900A、SX-900B、SX-800A、SX-800Bという4つのラインナップに編成を変更。後期型からハムバッカー搭載のモデルが登場(Aシリーズ)し、ボディ材もSX-Aがマホガニーネックとメイプルトップ/マホガニーバック、SX-Bはメイプルネックでボディはメイプルトップ/センバックとなっており、GibsonやFenderを意識したマテリアルチョイスになっています。900シリーズと800シリーズの違いは基本的にパーツのカラーの違いでしかなく、900がゴールド、800がクロームという分類で、構造的な仕様はほぼ同じであります。

使用ギタリスト:トミー・ボーリン(Deep Purple), パット・シモンズ(The Doobie Brothers)他

3.SJシリーズ(1978年-1983年頃)

テレキャスターとストラトキャスターを足して2で割ったようなシェイプであるSJシリーズは、SJ-500とSJ-800の2本をラインナップ。フロントにハムバッカー、リアにシングルをマウントし、当時としては少々珍しいスペック。ボディはメイプルトップとアルダーバックで構成され、ハムバッカーとシングルコイルの2つの特性を備えたオールマイティーに使えるモデルでした。特徴として、上位モデルのSJ-800は、ボタン式のコイルタップが付いている点、ブリッジにはスチール切削ブリッジが付いている点があげられます。これによって生まれるミックスポジションのサウンドは何とも言えない音色。曖昧な表現になりますがテレキャスターとレスポールとストラトの中間と言える音色でしょうか・・・。
SJ-500は比較的市場にも出回る本数が多く、また値段も安価であることから目にする機会は多いかと思われます。SJ-800の方はあまり見かけることも少なく、市場価格も当時の定価(80,000円程度)に肉薄することもあり、手にすることはなかなか難しいかと思われる一本でもあります。

使用ギタリスト:桑田佳祐(サザンオールスターズ),コーネルデュプリー(Stuff)

4.SCシリーズ(前期型1977-1980年、後期型1980-1982年)

フェンダーのストラトキャスターを強く意識しつつも、少し丸みを持たせた70~80年代にかけてのYAMAHAらしいオリジナリティあふれるルックスが特徴のSCシリーズ。独自規格のパーツと技術で作り上げた、「YAMAHA流ストラト」とも言える名機です。

4-1 前期型

他のモデルと同じく、価格別にそれぞれSC-700、800、1000、1200の4つのモデルをラインナップ。前期型の特徴として、3連のフェイズスイッチと、当時としては珍しいバー・マグネットを採用したピックアップ、ヤマハの真骨頂であるエボニー指板の採用(SC-1200のみ)であります。このSC-1200は、5プライ削り出し非対称ネックにスルーネック仕様とかなり攻めたスペックになっており、価格も120,000円と、当時のYAMAHAの中ではハイエンドモデルに分類されるものでありました。

4-2 後期型

後期型は、SC-3000、5000、7000の3モデルをラインナップ。すべてのモデルにおいて2点支持のトレモロブリッジを採用、フェイズスイッチの排除、コイルタップの搭載といった大幅な仕様変更とともに、ボディ・シェイプ及びヘッド形状も一新し、全く新しい構成に刷新されました。サウンドとしてはとにかく太い!ストラト系統の音ではありながら、ストラトとも違う太さである、独特のキャラクターを持っています。アンプとの組み合わせ次第では現代でも十分に戦力になる一本であるという印象です。

使用ギタリスト:速水清司(ジプシー・ブラッド)他

いかがでしたでしょうか?今後も様々なメーカーの短命に終わったギターを紹介していきますので、ご覧いただければと思います。
最後に、サウンドハウスで販売中のYAMAHA社による”現代の”名機をぜひ御覧ください。

YAMAHA (ヤマハ) / RS420 FRD

YAMAHA/RS420 FRD

YAMAHA (ヤマハ) / Pacifica212VFM TBL エレキギター

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YAMAHA (ヤマハ) / SG1820 BROWN SUNBURST

YAMAHA/SG1820 BROWN SUNBURST

2019年入社 和田

メイン楽器はギター、テレキャスターが好きです。なんでも音楽聴きます。作曲も少々。

YAMAHA / SG1820 BROWN SUNBURST

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SG1820 BROWN SUNBURST

¥261,800(抜)¥287,980(込)

エレキギター、SG1820、ブラウンサンバースト

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