こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi
本日は、BOSS / SD-1 の紹介をいたします。

まずは、動画を作成しましたので、よろしければ見てみてください。
ここ最近作る動画はレビュー動画も含めていますが、サウンド紹介を中心に公開レコーディングの形をとっています。
レコーディング初心者の方、ギターアンサンブルも少しは参考になるかもしれません。
BOSS / SD-1は、基本的にはマイルドな音をしたオーバードライブです。
甘い音のするオーバードライブということもあり、Ibanezのチューブスクリーマーと比較されることが多いですが、実際弾いてみると、SD-1とチューブスクリーマーは結構違います。
○ BOSS SD-1とIbanez TSとの違い
・一番の違いは、フォーカスされているレンジや帯域に違いが感じられます。
・BOSS SD-1は、どちらかというとあまり帯域に偏りが感じられず、ギターの音がそのまま歪んでくれます。
・Ibanezのチューブスクリーマーは、皆様もご存知の通り、ミッドにフォーカスがされています。
どちらにも共通している点は、低音が削られてしまうということです。
○ 低域が削られることは欠点なのか
バッキングや、リフを刻んだり、実際にやる音楽にもよるかと思いますが、実はそれほど欠点ではないかと思います。
バンドアンサンブルを考えれば、低音はある程度なくてもスッキリ聞こえるので、もしかしたら意図して削られているのかもしれません。
ただギター単体で弾くことが多い人は、低音が出ている方が立派な感じになるので気持ちよいかと思います。
○ 今回紹介したSD-1について
今回紹介させていただいたSD-1は初期の銀ネジタイプのSD-1です。1980年代初頭のものになり、オペアンプはNEC4558Cになります。
現行とはまた一味違う感触のSD-1です。NEC4558Cが搭載されたSD-1は、低域に特徴があります。
上記に記載させていただいた通り、SD-1は基本的に低域が削られます。
このNEC4558Cについても例外ではないのですが、現行より低域が出ており、ちょっと硬質な低音が出ます。
おそらく当時の音楽に合わせてチューニングされたこともあるのでしょうか。
マーシャルにこのSD-1でブーストすると、当時のハードロックに対応出来るサウンドになります。
○ 筆者総評
音楽問わず、またギター歴に関係なく幅広く初心者から玄人まで一台あると重宝するエフェクターだと思います。
BOSSのエフェクターは値段もそれほど高いわけでもなく、様々な音楽に対応出来るのが魅力です。良い意味でも悪い意味でもクセがないですが、なぜか音楽にハマるということが個人的に多いです。
高いハンドメイドのエフェクターも魅力的ですが、やはりBOSSの安心感はすごいです。
▼ ちなみにレビュー動画では以下の機材を使用してます。
ギター:
Kanji Guitar ストラトキャスター(https://twitter.com/KanjiKawabata)
エフェクター:
BOSS / SD-1 (NEC4558C)
Line6 / Helixlt
Helixはフェンダーのアンプを設定し、それ以外のエコーなど空間系のエフェクトはパソコンで設定しています。
皆様もぜひ使ってみてください。もちろんサウンドハウスさんでも購入することが出来ます。
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。お気軽にご連絡ください。