

うん???朝か。。?? おお、朝出荷がはじまる‼ 当日配達だ!倉庫の補充だ。。。指示が出てるかな。。。8時までにトラックださないと。7時から幹部会合だ。。みんな来ているか!まだ病気のスタッフ何人かいるみたいだな?母親が病気のスタッフ、だいじょうぶか。。。鬱の季節、こけはじめているスタッフも気になる。無理させず、フォローしなきゃ。。。あれ、為替はどうなった??NYダウの暴落は落ち着くのか、いや、さらに落ちる可能性が高い??チャート見ないと。あれ、今日の会合は何時だ?カレンダーは。。。

おや、ここはどこだ!! あ、そうか。。。うたた寝をしてもそもそっと起きてみると、おお、なんと外は夜のニューヨークだ。昼と夜が真逆になるNY。夕方6時30分に出発したJAL便は、その12時間後、まったく同じ時間の夕方6時30分に到着する。これがいわゆる、最強の時差体験便だ。寝て起きたら、また夜になるため眠れなくなり、驚異の時差ボケを体験することになる。これが苦痛極まりない。だから最近、時差がある海外旅行は嫌いになってきた。毎回、行くたびに自分の命が1か月縮まる思いだ。しかも必ずと言っていいほど、普段以上に髪の毛が抜ける。時差は人体に多大なる悪影響を与えると思って間違いないだろう。 それでも音楽の仕事をし、米国企業の多くと取引をしているからには、避けられない道だ。いくらネット社会とはいえ、人間の信頼関係は「同じ釜の飯を食う」ことによって築き上げられていくものだ。メールだけチャカチャカやって、仲良しになれる訳がない。だから頻繁にアメリカと日本を行き来して、フェースtoフェースで話し合う。これが重要。よって、だんだんと頭が薄くなっていくことを仕方なく、容認せざるを得ない。

さあ、たった2日のアメリカ東海岸の旅だが、どこまで充実して楽しみながら仕事ができるだろうか。そのためには多少なりとも、夜寝なければならない。が、こちらの夜は日本の昼、みんなからのメールが殺到する時間となる。ほっておけない内容も多々あるから気になる。これが気にならなくなれば、本物の太っ腹なのだろうが、最近はまた走り始めて減量中であり、腹はへこませたい。10代の時と同じ62㎏まで、走り込みながら何とかあと3㎏にまで近づいたが、ここからが難しい。つまるところ、夜に寝られなくなり、日本にいる連中と仕事のやりとりをしながら朝を迎え、眠たくなるとアメリカの仕事になり、その後、走りたいと思っても、もはや寝不足で体力がもたず、ベッドの上でバタンキュー。。。こんなことを繰り返していたら長生きできるわけがない。うたた寝が永遠になるかも。何とかしなければ。。。zzzzzzzz