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【ウクレレをもっと楽しむ!】スリーフィンガーをマスターしよう

2022-05-09

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

こんにちはコンセルバリオです。
今回は”スリーフィンガー”という弾き方を紹介します。 ストローク系の奏法ではなくアルペジオ系の奏法です。
静かな曲でこの弾き方をするとバッチリ決まります。 ぜひ最後まで読んでマスターして下さい。


■ スリーフィンガーをマスターしよう

スリーフィンガーというのは名前の通り3本の指を使う弾き方です。
右手の親指、人差し指、中指の3本をさします。
これらを組み合わせて、同時に弾いたり1本ずつ弾いたりするとスリーフィンガーになります。
ただし何でも適当に3本で弾いたらスリーフィンガーになる訳ではありません。
定番の有名な弾き方があるので、まずは試しに弾いてみましょう。

楽譜だけ見ると結構複雑に感じてしまいますね。 ゆっくり順番に弾いていけば意外と簡単です。

① 親指と中指で4弦と1弦を同時に弾く
② 親指で3弦を弾く
③ 人差し指で2弦を弾く
④ 親指で4弦を弾く
⑤ 中指で1弦を弾く
⑥ 親指で3弦を弾く
⑦ 人差し指で2弦を弾く

文字で書くとこういうステップになります。 最初だけ4弦と1弦を同時に弾きます。
親指と中指で外側の2本を弾く感じですね。 この同時というのが案外苦手な方が多いです。
同時に弾いてポンという1個の音に聞こえるのが理想ですが、最初はポポンみたいにズレて2個の音になってしまうかもしれません。
同時に、というのを意識して2本を弾く練習をして下さい。
ちなみに親指は下に向かって、中指は上に向かって弾きます。 どちらの指も弦の内側に向かう感じです。
たまに親指も中指もストロークのように下に向かって弾く方がいますが、間違いなので注意して下さい。
ここからは1本ずつ弾いていきます。 3弦2弦4弦1弦3弦2弦、と順番に弾いて下さい。
内側2本、外側2本、内側2本、と考えて弾くのもいい方法です。 弾きやすい考え方で弾いて下さい。
弾く弦も使う指も覚えづらいなぁ……という方もいると思います。 そんな人は弾く元に対して指を固定して考えた方が楽だと思います。
人差し指は2弦、中指は1弦です。 このルールはずっと変わりません。一番最初の、同時に弾く時も中指は1弦でしたね。
人差し指が1弦を弾いたり中指が2弦を弾いたりする事は”絶対にありません”。 もし右手を見ながら練習していて、指と弦の組み合わせが違う時にはすぐに修正して下さい。
指使いを適当にしたらそれはスリーフィンガーではない別の技術になってしまいます。 最初は右手の指使いをかなり意識しながら練習して下さい。
慣れたら意識しなくても出来るようになるのでそうなったら楽ですよ。

人差し指と中指は弾く弦が固定ですが、親指は4弦と3弦の2本を交互に弾きます。
楽譜をよく見て下さい。 親指だけを見ると4弦3弦4弦3弦、という感じでただ2本を行ったり来たりしているだけです。
ワン、トゥー、スリー、フォー、というカウントに合わせて4弦、3弦、4弦、3弦、と弾けばいいんです。 この練習フレーズに限らず弾き方の法則を見つけるという作業はすごく大事です。
こういう事を考えずにタブ譜に書いてある数字だけを処理しようとすると頭がパンクします。 こことここは結局指使いが同じなんだな、というような法則が分かるといきなりスッと弾ける場合も多いです。
スリーフィンガーは3本の指で複雑な動きをする奏法と思われがちですが、細かく見ていくとそんなに複雑ではありません。 ゆっくり指使いを守りながら丁寧に練習して下さい。


■ まとめ

スリーフィンガーの弾き方と注意点を紹介しました。
ちなみにこのスリーフィンガーに合うジャンルは歌謡曲とカントリーだと個人的に思っています。
コードのAmを押さえてこのスリーフィンガーをやると一気に歌謡曲の雰囲気が出せます。
もちろんその他のジャンルで使っても全然OKです。 自分の弾きたい曲の中にスリーフィンガーを入れて色々試してみて下さい。
基本的には静かめな曲で使うのが一番おすすめです。 元気な曲や、非常に早い曲で使えない事もないですが、結構弾くのが大変になります(笑)。
このスリーフィンガー奏法の名手はカントリーの世界に沢山いるので(ウクレレではなくギターやバンジョーですが)極めたい方はチェックして下さい。
最後にフォームのお話です。普段ウクレレを右手の親指意外の4本で支えながら弾いている方へ。
スリーフィンガーでは人差し指と中指でも弦を弾く必要があるので、ウクレレを支えていられません。
薬指と小指で支えられない事もないですが、人差し指と中指の動きを考えるとあまりいいフォームとはいえません。
スリーフィンガーでは肘と言いますか腕でウクレレを支えるフォームがオススメです。
難しい方は足に置いてもいいと思います。 自分が一番やりやすいフォームを探して下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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Conservario(コンセルバリオ)

音楽学校卒業後、多数のプロ・ミュージシャンに師事。数多くのバンドを掛け持ちし、演奏会、ライブ、オーディションで高い評価を得ている。東京藝術大学での聴音実験にギタリストとして参加、自身のソロ・プロジェクト、バンド・マスター、サポート、アドバイザー、ギター講師と多方面で精力的に活動中。
Youtube https://www.youtube.com/channel/UC-kJGlSW2KVYFeisAhvENPQ
Instagram https://www.instagram.com/conservario115/

 
 
 

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