みなさん!ウクレレの "Low-G" という言葉をご存知でしょうか!?
ウクレレを弾いている方なら一度は聞いたことがあるかもしれませんね。"Low-G"とは、ウクレレの4番目(構えた状態で一番上)の弦を1オクターブ低くしたチューニングのことを言います。つまり1オクターブ低い音にするために、4番目の弦を通常の弦から、1オクターブ下げても適切なテンション(張力)を得られる弦に替えるのです。Low-G用の弦はいろいろと発売されており、Low-Gがプレーン弦のものやワウンド弦のタイプもあります。

今回、私は普通のウクレレとLow-Gのウクレレを比較するため、AQUILAというブランドのLow-G弦を試してみました。LOW-G弦はテナー用の販売が多い中、AQUILAはソプラノ用/コンサート用/テナー用と分かれているので自分のウクレレサイズに合った選択ができます。
AQUILAの弦は、もともと張られていた弦よりも少し太いワウンド弦(巻き弦)のため、ナットの溝切りの調整が必要になるかと思いましたが、加工することなく張り替えることができました。

4番目の弦を1オクターブ下げるとどのようになるのか!?
実際に試してみると・・・
おやおや・・・この感覚はギターそのものではないか!
そうなんです!Low-Gは普段ギターを弾いている人にとって、とても安心感の得られるチューニングなんです。ギターをフィンガースタイルで演奏するときも、親指は常にコードのルート音になる低音を意識しますよね?ギターと同じ感覚でコードアルペジオを展開できる点が良いと思いました。
また、コードをストロークで鳴らした場合も、ギターを鳴らしている感覚に近いですね。でも逆にウクレレ感が少し薄れるような・・・。ジャカジャカとウクレレで掻き鳴らす場合は、通常のチューニングの方が歯切れが良くて心地良いと感じました。曲によって使い分けるとウクレレが今までよりも、更に楽しくなること間違いありません!!
普通のウクレレとLow-Gのウクレレを比較した動画もチェックしてみてください!