こんにちは
sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi
本日はヴィンテージのBOSSのエフェクターDD-2を紹介します。 今回もYoutubeでトーク動画を作成しました。チャンネル登録いただけますと、嬉しいです。
BOSS DD-2は1983年に発売となった世界初のコンパクトデジタルディレイです。 なぜいまDD-2なのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれないです。
その通りです。
デジタルディレイならStrymon Eventide その他BOSS製品でも最新のディレイがたくさんあります。
しかしあえて、DD-2を選択する理由があります。
○ DD-2を選択する理由
結論から言うと、DD-2は近年のデジタルディレイとは違い、デジタルなのにアナログのような暖かみを持っており、なおかつクリアでもあり非常に音楽的なディレイに仕上がっているからです。
便利でテンポを合わせてクリアに空間を広げるようにディレイを使うというより、雰囲気をプラスさせるというような考え方で個人的には使うことが多いです。
もしかしたら弾き手によってはデジタルなんだから、もっとクリアなものが良いとか、最新のものが良いとか、そんな古い機種など使う必要がないと思うかもしれないです。
ところが、アナログディレイと組み合わせて使用したりすると、ちょうど良い塩梅の広がりが実現できたりするため、なかなか便利です。
アナログディレイだけだと物足りない、だけど最新のディレイで2個同時にかけるのは面白味がない。
そのように感じる方は、検討する余地があるかと思います。
またDD-2の使用者として、エリックジョンソンがボードに入れていたこともあります。
エリックジョンソンは、エレクトロハーモニックスのデラックスメモリーマンにBOSS DD-2を更に使っていました。
○ DD-2の特徴
- アナログとは違うが暖かみのあるデジタルディレイ音
- いわゆる最新のデジタルディレイまでいかないくっきりはっきりした音。
- 若干の音の揺らぎ
- ディレィの音が、普通のデジタルディレイより太い。
○ DD-2の欠点
- タップテンポがついているわけでないめ、ディレイタイムをオンタイムで設定が出来ない。
- 基本はシンプルで癖がないサウンドのため、今となっては普通すぎる。
○ DD-3との比較
DD-3も名機として君臨し、近年はDD-3Tとしてタップテンポの入力ができるようになりました。
DD-3は筆者は手放してしまったため比較動画はできないのですが、DD-3はややクリアで、ディレイの音が細く感じ、冷たい音に感じます。(初期のDD-3は除く)
○ 筆者総評
この BOSS DD-2は、やはりディレイを複数使い、なおかつ雰囲気を出したいときに使いたいディレイです。 もちろん単体で使用しても良いディレイですが、ライブなどで使用を想定するならもっと便利で良いディレイを使いたくなるかもしれません。
ですが、雰囲気の良いデジタルディレイは少ないため、単体で使う際も魅力があります。
またヴィンテージですが、安価で取引されることが多いため今のうちに使ってみるのも面白いかと思われます。
▼レビュー動画では以下の機材を使用してます。
ギター:Kanji Guitar ストラトタイプ (https://twitter.com/KanjiKawabata)
エフェクター:Boss DD-2
アンプ:Two Rock Studio Pro Plus
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。