

今回のテーマは前回に引き続き「ここが変だよ、バンドマン」!
そんなタイトルじゃなかったでしょ(笑)「略語」でしたよね。しかも、まさかの三回目。
やりますよ!ライブハウス界隈でバンドマンが当たり前に使ってるコトバは、実は一般の方には伝わらない、ということを確かめていきます。
所謂「業界言葉」ですね。
ホーリーはベーシストとして何か思いつかない?
えーと、じゃあベタに【ベーアン】なんてどうでしょ?
分かるよ〜、アレでしょ。「君の瞳は一万ボルト 地上に降りた最後の天使 君の瞳は一万ボルト 地上に降りた最後の〜天使〜♪」アリスのメンバーで歌ったあとに「センッッッキュウ!」って言う人!
それは【ベーヤン】・・・堀内孝雄さんの愛称ね。
ううっ、今回もクールな返しだな…。
正解はベースアンプのことです。これは割と知ってる人多いんじゃないかな。
略して【ベーアン】ね。 → ベースアンプ 一覧
はい。他には・・・ベーシストに限らないですけど【さお】って使いますよね。
使うね。ギターやベースそのものを表して。 ちょっと調べてみたところ、古来、三味線の数え方がひと棹、ふた棹。 ギターはもともとは長細いネック部分を「さお」、ボディ部分は「胴」と呼んでいたようですが、そのうちギターベースに特徴的なネック部分を重視して、本体そのものを「さお」「さおもの」と呼ぶようになった、という説を見つけました。 漢字としては「棹」を使うのが正しいみたい。
なるほど・・・ちゃんと調べてますね。真面目なんだかふざけてるんだか(笑)
対してドラムなど皮を張ってそれを叩いて音を出すものは【かわもの】 シンバル類は【かなもの】なんていうふうに呼びならわすそうだね。 → ドラム&パーカッション 一覧
ふむふむ。【かなもの】はドラマーと会話する際に使うことはありますけど、【かわもの】はどうだろ?あまり馴染みはないかなぁ。
深く調べていくと僕らも知らないようなことが学べるねー。このようにバンドマンにしか分からないコトバ、略語が飛び交うライブハウス、を自覚する回、その三!でした!
はい!
ではまたお会いしましょう!そう、すべては?
愛ゆえに!
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