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楽器を始めるのに最適なパーカッション!?

2020-10-28

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

パーカッショニストのSatoshi Sammy Saito(サミー)です。
普段生活している中で【音楽を聴く・ライブに行く】ことはあっても、【楽器を演奏する】ことがない方もいらっしゃるかと思います。理由は様々ですが、例えば、楽器を演奏してみたいけど値段が高い・披露する場所も知らない・演奏方法がわからない・・・などが大きな理由ではないでしょうか。
そこで今回はそれらの理由を解決し、気軽に始められる最適なパーカッションを紹介します。

マラカス

マラカスは楽器も名称も世界で周知なパーカッションの一つです。一般的にマラカスという名称で知っている人がたくさんいますが、もともとはマラカが楽器の名称で、マラカを2つ持つことを基本スタイルとしていることでマラカが複数になるため、複数形の『ス』を加えて【2個1セット】で『マラカス』なのです。
マラカスは主にマンボやサルサで使用されるパーカッションで、粒(ビーズ)が入っている球体部分の大きさ・形状に種類があり、球体部分の素材も皮・プラスティック・木材の種類があります。もちろん大きさ・形状・素材の組み合わせによってそれぞれ音色が変わってきます。

マラカスってどうなの?

今回のテーマ『楽器の価格披露する場所演奏方法』を解決する楽器としてマラカスを選んだ理由を解説していきます。

● 楽器の価格

全ての楽器において安い価格と高い価格が存在します。
マラカスは安くて1000円代、高くて1万円代が相場です。楽器を演奏してみたいという人には気軽に手に入れられる価格帯の楽器だと思います。ちなみに1万円前後のマラカスは音質が素晴らしくプロフェッショナルの演奏家や玄人向けのマラカスなので、無理にこの価格帯のマラカスを購入する必要性はないかと思います。

● 披露する場所

披露する場所といえば、駆け出しのミュージシャンはライブバーなどで開催しているオープンマイクやセッションイベントに参加して他のミュージシャンとのアンサンブルの経験値を積んだり、ミュージシャン仲間を広げたりしています。ですが、これはあくまでミュージシャンの行動パターンであって、楽器演奏してみたい!という人には少しハードルが高いですよね。では、どこに行けば?

それはカラオケボックスです!

なぜカラオケボックスなのか?

①一緒に行く人達が友達や会社の同僚の率が高い。
②多くのカラオケボックスではマラカスを借りることができる。
③好きなタイミングで気軽にマラカスを振ることができる。
④その場には知っている人がほとんどで、変に緊張しない。

など、人前で演奏する際の緊張や不安が少ないからです。カラオケボックスなら上記の②に書いた通り、振りたい時にマラカスを振ることができ、その上、場の雰囲気を盛り上げることもできる!!さらに、一緒にいる人達に演奏を披露することにもなっているのです!!
人前で演奏するのに、こんな最高な場所はないのです!!

● 演奏方法

演奏方法ですが、マラカスは他のパーカッションと違い特殊な奏法がありません。握っているマラカスを上下前後左右に振るだけ!上達していくと、上下前後左右のコンビネーションなど自由自在に振れるようになりますが、先ずは基本的な振り方を紹介していきたいと思います。

マラカス演奏方法 ~基本編~

● 握り方

持つ柄の部分を全部握るのではなく、親指と人差し指で球体部分の根元を支えるようにし、残りの3本の指は軽く柄の部分を握る。(写真参照)

● 右手のマラカス/左手のマラカス

2個のマラカを持つ時、好きな方を持っていいわけではありません。皮製のマラカスだと球体の中が少し透けているので確認できますが、実は2個のマラカはそれぞれ中に入っている粒(ビーズ)の量が違うのです。どちらか一方のマラカは入っている粒の量が多いのです。これは音色の違いを出すために敢えて量を変えています。基本的には、右手に粒が少ない方のマラカ・左手に粒の多い方のマラカとなるように持ちます。目視で確認できないマラカスの場合は振って音が高い方が右手・低い方が左手です。(あとは重さの感覚で判断する。)

● 基本の音の種類

ここでは、音の種類として6つある内の基本の2つを紹介していきます。

① ダウン

構えた位置から下に向かってマラカスを振り落とす。ただ下に振り下ろすのではなく、球体部分と柄の部分(写真参照)に向かって粒(ビーズ)が当たるように振る。

② フロント

構えた位置から前に向かってマラカスを振る。真正面ではなく少し斜め下に向かって押し出す感じで、球体の側面部中央(写真参照)に粒(ビーズ)が当たるように振る。

ワンポイント

①のダウンも②のフロントもただ振ればいいのではなく、粒(ビーズ)がバラバラにならないよう(大きな玉になるよう)に手首のスナップを効かせて振ることを意識しましょう!

具体的な音や腕の軌道・使えるフレーズなどの詳細は動画をチェック!

面白いマラカス

マラカスには色々な種類がありますが、一つ面白いマラカスを紹介したいと思います。Latin PercussionことLPから発売されているマラカスで、球体部分はプラスティック製で、持つ柄の部分と球体部分が分離でき、中の粒(ビーズ)の量を増やしたり減らしたり、粒(ビーズ)そのものを別の素材に変えることができるマラカスです。粒(ビーズ)を変えることで本来のマラカスにはない音色を鳴らすことができるので色々と実験をしながら新しいサウンドを試行錯誤して開拓するのも面白いかと思います。是非手に入れて欲しいマラカスの一つです。

マラカス LP281R

メーカー:LP(Latin Percussion)
商品名:LP281R

初めてのマラカスはどれがいい?

マラカスを選ぶ時は、実際に振ってみて自分が『いいな!』と思うマラカスを選ぶのが一番いいのですが、振っても良いのか悪いのか分からないネットで購入を考えているなど、様々な状況があると思います。そこで、これからマラカスを始めたいという人にオススメなマラカスを紹介します。それがこちら!

マラカス LP281

メーカー:LP(Latin Percussion)
商品名:LP281

【特徴】

①手に負担が掛かり難い軽さ
②粒(ビーズ)が一つ一つ大きいので、振ったときにバラバラになり難い
③音量が大きいので、力まずに振れる

これを機にマラカスを始めたいと思っている人は、上記のような振りやすいマラカスで練習して披露してみてください。そこから更にマラカスを極めたいとなれば、上級クラスのマラカスに挑戦してみましょう!意外に人気のないパーカッションのマラカスですが、カッコ良く振れるようになれば飲み会や宴会で人気者になれること間違いなしですよ!是非挑戦してみてください!!


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
投稿についての詳細はこちら

Satoshi Sammy Saito

15年間続けた子役を引退し、音楽に魅了され単身カナダへ。カナダにてサポートミュージシャン兼アーティストとして年間300以上のShow・TV出演をこなし、帰国後も国内にて多数のアーティストと共演。現在はCajon/Djembe/Conga/Wavedrums/Didgeridoo等を駆使し、ライブサポート・レコーディング・ワークショップ等で活動中。
Website https://www.otosato.com
Youtube https://youtu.be/b3MrZUtPdOo

LP / LP281 マラカス

LP

LP281 マラカス

¥4,680(税込)

マラカス、1ペア

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LP / LP281R

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LP281R

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マラカス、1ペア

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