春ですね。 春は出会いと別れの季節と言いますが、エフェクターと出会ってばかりで別れることができない今日このごろの私です。
毎度、エフェクターを買うたび「ボードのスペースもあるし、そろそろエフェクター収集はやめないと」と思いながらも、次々にほしいものが出てきてしまう・・そして、その誘惑に勝てず結局購入してしまう意思の弱い私。
その結果、今使っているボードに収まらなくなってしまいました。
ということで!
Aclam Guitars / Smart Trackをまたまた使ってみました!

前回のブログでは、細長いSmart Track S1 + Softcase S1を紹介させていただきました。今回は、そちらよりも1サイズ大きいSmart Track XS2 + Softcase XS2を使用してみました内容をご案内します。
Smart Trackシリーズは、マジックテープいらずの機能的なエフェクターボードです。専用パーツでエフェクターを挟み込んで固定する方法を採用し、「エフェクターを汚したくない」、「背面にシリアルナンバーが貼ってあるからマジックテープを貼りたくない」という方にお勧めです。
詳細は前回のブログをお目通しください。
→エフェクターボードの新定番!?Aclam Guitars Smart Trackを使ってみた!
それでは、Smart Track S1とSmart Track XS2で何が違うのかについてご紹介したいと思います。
なんとこのSmart Track XS2
2つに分解することができます!

「だからどうした?」と思われる方のために、説明いたしましょう!
Smart TrackにはL1、S1、XS1、L2、S2、XS2の6タイプあり、末尾1とつくシリーズはエフェクターを固定するボードが1枚、2とつくシリーズにはボードが上下に2枚ついている構造になっています。そして、今回紹介するSmart Track XS2のタイプは、別売りのアクセサリを使用することで、ボードに段差をつけることができるのです。
その専用アクセサリがこちら!
Aclam Guitars / Upper SE-Black(別売)

2段にするための方法としては
①裏面のねじ(赤丸)をはずしてボードを分ける。(ねじは捨てないでください!)


②取り外したボードにUpper SEを取り付ける。
取り外してあるボードの側面に取付穴が合うようAのパーツをはめ込んだ後、Bのパーツを穴に通して固定。


③Upper SEをとりつけたボードを本体のボードに取り付ける。

このとき①で取り外したねじ穴とBのパーツのねじ穴が同じ位置になるので、取り外したねじを使って固定します。

④完成!
正面から見るとこんな感じです。
SMARTTRACKシリーズは、エフェクターボードの裏側にパワーサプライをつけられるようになっており、この段差からDCケーブルを通してエフェクターにつなぐこともできます。

後ろからの写真。
Upper SEを使用すると通常より3cmほど高さが上がるため、少し大きめのパワーサプライもつけることができると思います。

足場の高さにもよりますが、私が使用した際にはだいたい9cmほどの高さになりました。使用しているパワーサプライCREWS/SBS01(高3×横15cm)は、ジャンクションボックスも兼ねており、通常のパワーサプライより少し大きなサイズですが、難なく裏側に設置することができました。
また、2段にすることによって、上段のエフェクターを踏みやすくすることもできます!
もうひとつ、あると便利なアイテムはこちら
Aclam Guitars / Tidy Cables(別売)
取り付けるケーブルの量が多いとごちゃごちゃしてしまい見栄えも悪くなってしまいます。
SMART TRACKシリーズは、エフェクターを固定するFastnerの取り付けるための溝があり、このTidy Cablesを使えばその溝にケーブルをまとめることもできます。

Aclam guitarの製品はアイデア次第で、いろいろな使い方ができるので非常に面白い製品だと思います。新しいボードを検討している方は是非お試しあれ!
ボードとアクセサリの紹介がすんだところで、今回はここまで!
後編に続きます!