2025年もフェスシーズンに突入し、出演者の発表も続々と出そろい、毎年のことながらやはりワクワクしますね。
さて、今年もフェスに役立つグッズや装備について、ピンポイントで紹介していきたいと思います。フェスビギナーの方に参考にしてもらえたらうれしいです。
「フェスにおける雨具の進化」@野外フェス(2025年版)
野外フェスに雨はつきもの。どれだけ晴れ予報でも、突然の雷雨やゲリラ豪雨はよくあることです。とはいえ、よほどの暴風雨や災害級でなければフェスは基本開催されます。むしろ、過酷な環境すら楽しんでしまいたいのが野外フェス。しらんけど
だからこそ、雨でもできるだけ快適に楽しむためにはどうしたら良いか、お財布と相談しながら選んでいきましょう。
とりま私の雨具遍歴
2001年からフジロックに通っている私の雨具を改めて振り返ると、こんな感じです↓
初参加&2年目 | コンビニで購入した500円のビニール合羽(20代前半) |
---|---|
3~5年目 | 2,000円前後のポンチョ(20代中盤) |
こなれ期 | 有名アウトドアブランドのレインポンチョ(アラサー) |
熟成期 | 2万円台の高機能レインウェア(30代中盤) |
老熟期 | ゴアテックス製レインウェア(アラフォー) |
現在 | 天候や動きに応じて「ゴアテックス+KiUレインポンチョ」の2種使い分け(半世紀目前) |
年齢とお財布事情と共に進化してますね。
10代~20代、体力にかなり自信のある方なら、コンビニ合羽でも何とかなります。30~40代でも、体力に自信があれば。しかし体力に自信がない方は、少し頑張ってちょっといい雨具を準備しましょう。今はワークマンなどで安くて機能性の高いレインウェアが手に入ります。
そこで見ておきたいポイントが、“透湿性”。
雨具といえば、まず思い浮かぶのは「防水性」。そしてもう一つ大事なのが「透湿性(ムレにくさ)」なんです。
透湿性とは?
ウェアの内側にこもった汗や水蒸気を外に逃がす性能のこと。
透湿性の高いウェアなら、汗でベタベタになることも減って、快適さがまるで違います。
昔は安価なビニール合羽で「雨は防げても蒸れて汗だく」→ 結局Tシャツびしょびしょ、みたいな人が多かったですが、今はプチプラでも透湿素材のものが増えていて、本当に良い時代です。
私の実体験:素材と快適さの変遷
時期 | 素材/透湿性 | 感想 |
---|---|---|
初期 ビニール合羽 |
ビニール/透湿性ゼロ | 蒸れる。汗だか雨だかわからない。 |
3~5年目 安価なポンチョ |
ポリエステル/撥水のみ | 雨は弾くけど内部は蒸れる。 |
こなれ期 アウトドア用ポンチョ |
ナイロン/透湿性10,000 | 蒸れは改善。生地が厚めでややゴワつき。 |
熟成期 高機能レインウェア |
3層構造(PU混)/透湿性10,000+α | 軽くて快適。動きやすい! |
老熟期 ゴアテックス |
ゴアテックス3層/透湿性13,500以上+耐水性40,000mm | 快適の極み。もう戻れない。 |
「GORE-TEX®(ゴアテックス)」はやっぱり別格です。
圧倒的な防水・透湿性能、そして軽さと耐久性。一度使うと、正直ビニール合羽には戻れません。
現在では、各ブランドが独自の高性能素材(ノースフェイスのFUTURELIGHT™や、モンベルのドライテックなど)を展開していて、ゴアテックスに匹敵する製品も多数あります。価格もゴアテックスよりは手頃。
雨具は“フェス以外”でも使える!
高機能レインウェアはフェスだけじゃもったいないですね。普段の通勤や、キャンプ・登山・旅行、お子さまの送り迎え等にも大活躍。最近はデザインも良くなり、普段使いもできます。
お手入れすれば長く使えるので、コスパも◎。
まとめ:雨対策は“投資”であり“自己防衛”(大げさ)


- 若いうちは体力でカバーできるけど、快適さを求めるなら透湿性はマスト!
- よく動く・汗かきな人ほど、蒸れないウェアを選ぶべし。
- 荷物まで守りたいなら、全身覆えるポンチョタイプがおすすめ。
- フェスで傘は絶対NG!視界を遮られるし危ないです。マナーも守りましょう。
色々書きましたけど、最初はお財布に優しい安い雨具を体験してみるもよし。フェスにはまったら、翌年から少しずつ快適さに投資していくと、体力の消耗を抑えて終始楽しく過ごせます。
最初から快適に過ごしたい人は、お金かけるべし。
自分の体力とお財布事情とよく相談して、雨具を選びましょう。
弊社でも販売中のKiUレインポンチョは、カラフルでオシャレなものがたくさん。荷物もろとも被れるポンチョ、便利でおすすめです。
手持ちの雨具の撥水性を復活させるスプレーもあります。
以上です!