
突然ですが、皆さんは『オープンマイク』をご存じですか?
「集客が難しい...」や「人前で歌いたいけどいきなりLIVEは怖いな」と思っている方、オープンマイク、おすすめです!
オープンマイクでは、さまざまなアーティストが集まって、それぞれの演奏を披露していきます。
LIVEとは違い、集客一切不要、参加費が安い、多用なジャンルの音楽が聴けるなど、メリットも多く、そこで知り合った音楽仲間と新しい道が開けるかもしれません。
まだまだ、オープンマイク??。。。だと思うので、どういった場所なのか詳しくご紹介していきますね!
■ オープンマイクとは?
一般的に、「店のマイクを、飛び入りの客に開放する」ことを指し、普段はカフェ&バーやライブハウス経営を行っているお店が、週末の夜または特定の曜日だけ、誰でも演奏できるよう店内を開放しているイベントのことです。
もちろん、オープンマイクがメイン!というお店も中にはあります!
もともとはアメリカ発端のイベントで、海外では比較的ポピュラーなイベントです。
歌が歌える、楽器が演奏できる方であれば誰でもウェルカムなイベントなので、仕事帰りや休日にふらっと立ち寄ってなんて人も。
社会人になっても音楽を楽しみめる場所のひとつですね。
■ 参加者はどんな人?
本当に、色々な方がいらっしゃいます。あくまで一例ですが、、、
- 趣味で音楽活動をしている人
- プロを目指しているアマチュア
- 既にプロとして活躍している演奏家
- LIVE集客のための告知
- 友達に連れられて etc….
音楽といっても、弾き語りスタイルだったり、オケやDTM音源に合わせた歌唱、楽器だけの演奏だったりと、演奏スタイルはプレイヤーによってさまざまです。
また、音楽以外でも「詩の朗読」「演奏に合わせた手話」「コント」などを披露される方もいます。
そういった意味でも、本当にいろいろな方と出会える場になること間違いなしです!
度胸試しやLIVE前におすすめの理由
上の章でも書いたように、オープンマイクはカフェ&バーやライブハウスが行っており、一定以上の音響が整っています。
場所によっては、感動するくらい音が良いです!
そのため、LIVE本番と同等もしくはちょっと下ぐらいの環境で演奏することができ、本番前の経験に繋がります。
ピンキリな部分は否めず中には音響が悪い場所もありますが…現在のオープンマイクであればすこぶる音が悪い場所には滅多に出会わないでしょう。
また、演奏しに来る人、観覧の人など、友達に連れられてなど、それぞれの事情を持ったさまざまな人が訪れます。
祝日やイベントの日だと十数人以上が集まり、その人たちの前で演奏することになるので、人前演奏の度胸試しに最適です。
■ 参加費用は?
平均的な参加費用は、【チャージ料(1,000~2,000円)+ドリンク代】になります。
ライブハウスだと、チケットノルマで2万~5万円がざらですが、集客できなければ実費なので、演奏者にしてみればとても大変ですよね。
オープンマイクは参加費のみの集客不要なので、お財布にとても優しいです。
楽器の貸し出しも無料の場合が多いですが、そもそも貸し出ししていないお店もあるので、必ず来店前に確認を行うようにしましょう。
■ 必要な持ち物は?
オープンマイクに必要な持ち物は、正直、どんな演奏スタイルかによって変わります。
楽器演奏する場合は、楽器が必要ですし、DTM音源やカラオケであれば、音源が必要です。(ギターやピアノは貸し出しを行っている場合が多いです)
後は、エフェクターなどを使用する場合は忘れずに持って行く必要がありますね。
また、可能な限り楽譜は持っていると良いです。
他の演奏者とセッションする!となった時に、楽譜があるかないかはとても重要になります。
もちろん、「自分だけで演奏する!」「楽譜は頭の中に全部入ってる」という方は、無くても大丈夫だと思いますが、、、何かあった時のために”ある”にこしたことはないです!
お店側で必ず用意されているものは以下になります。
- 譜面台
- マイク
- アンプ
あるかもしれないものは以下になります。
- 楽器(ギターやピアノなど)
- チューナーやカポタスト
- ケーブル
何度も繰り返しになりますが、「あるかもしれないもの」は店舗によって違うので、予め店舗へ確認を行いましょう!
■ オープンマイクの流れは?
基本的な流れとしては、来店(予約有無は要確認)>エントリー>参加費の支払い>来店順に演奏をクローズまで行う形になります。
参加費の支払いタイミングや演奏順の決め方は、お店によって違ったりもするので、そこらへんの決まりはありません!
演奏時間の多くが1出番で3曲回ですが、場所によっては1出番1曲や20分の時間区切りなど、こちらもお店によって変わってきます。
人数が少ない日はたくさん演奏でき、人数が多い日はその分だけ出会いやさまざまな音楽に触れる機会が増えるので、いろいろな曜日や時間、場所に行ってみてはいかがでしょうか?
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