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現役バンドマンが語る、バンドを組んでライブをしよう ~ライブをしよう~

2021-04-21

テーマ:sound&person

傷彦 & ホーリー 傷彦 & ホーリー

さぁ、いよいよ最終目標の「ライブをする」ですが…傷彦さんの最初のライブはどうでした?どこで?どういったライブでした?

高校の学園祭だったと思うなー。同級生がやってるコピーバンドがいくつか集まって。学校の講堂のステージで。

自分は、ブラスバンドの余興が最初で、ホンマの意味での人前だとYAMAHAのコンテストでした。ライブハウス無かったもんなー

スタジオも無え、ライブハウスも無え、レーザーディスクは何者だ?

吉幾三か!さすがにレーザーディスクくらいは知っとるわ(笑)今だと初心者の出られる場ってどうなんでしょうね?コンテストとかも開催はされてますけど。

コンテストも無え!

ありますって!(笑)

オンライン上のコンテストとかはわりとあるよね。

最近はそうですね。自分は高校生の頃は、練習場所として借りてた倉庫でライブをするというのもやってましたけど…あれ、ちゃんとチケット売ってたけど…今思えば売上どうなったんだ?

売り上げも無え、ノルマも無え!

こら!

怒られた!

「倉庫でライブする」って田舎ならではの話でしょうから、現実味は薄いですね(苦笑)

まあ、参考にしづらいよね…

倉庫やガレージでライブってアメリカみたいだけどなぁ。(ホーリーの勝手なイメージです)

ああ、まさにジャンルとしてのガレージが生まれる土壌というか環境だよね。

ライブハウスが周りにあるとして、自分達で借り切ってライブするという手もありますけど…ちょっとハードル高いかな?懐に余裕のある方ならそれもいいとは思いますけど。

基本的にホール貸し切りは高いもんね。

ですよね。あとはコピバン対象のイベントとかもありますね。いくらかの出演料が必要にはなりますけど、気軽に参加できるイベントだと思います。

チケットノルマあり、のイベントだね。

ライブハウスを色々とチェックすればHPとかで告知してますね。「コピバンイベント」で検索しても色々と出てきます。

ググった!コピーバンド専門のフェスなんかもあるんだね。

色々ありますねえ。出演時間(持ち時間)もまちまちでしょうから、色々と探してみてください。

はい!

お、いい返事。コピバンイベントに限らず、普通にライブハウスに出るとしたら…まず何をすればいいですかね?

まずは出たいライブハウスをしぼるところから、かな。憧れのライブハウス、ってあったよね。

地方から見ると情報も少なかったし、妄想が膨らみましたよね。自分はやはりロフトだったかなぁ。BOΦWYとかの影響で(苦笑)傷彦さんもですか?

うん。市松模様の床の写真とか、ライブハウス名の活字を見ただけで、なんかときめいたなあ。

分かります。で、自分達の頃は演奏を録音したデモテープとプロフィールを持ってライブハウスを回りましたね。

やったやった。

今はどうなんだろ?HPとかでも受け付けてるのかな?音源はファイル化してプロフィールはテキストで済んじゃうんですかね。

メールにYouTubeアドレスだけでも受け付けるところありそう。

今でも「オーディションライブ」とかあるんですかね?昼公演で、とか。自分はあまり出た覚えがないのですが…あります?

僕はないなあ。でも、それさえも憧れた!昼公演で人気出ると夜公演に出られる、とかね!

ありましたねぇ。勝ち抜く感じがして良かったですね。とにかく、今はライブハウスも沢山ありますし公演も多様化してますので、ネットで色々検索してみるといいでしょうね。

そうだね!

いざライブをするにあたってですけど…以前にも当コラムで語ってるのでそちらも参考にしてもらいつつ…(ライブの心構え~サウンドチェック編)(ライブの心構え~本番編)特に初心者に的を絞って話してみましょうか。

うん。

まず、スタジオ編でも言いましたけど、遅刻厳禁。

はーい。

万が一遅刻する場合はライブハウスに連絡しましょうね。

はーい。僕は大雪で大遅刻したことあったなあ。

なるほど…雪国あるあるですかね。まぁ早めに連絡すればリハの順番を替わってもらえる場合もありますので。

そうそう。その大雪の時はリハどころか本番にも間に合わなくて、対バンが演奏して間を持たせてくれてた。ありがたい!

それはレアケース!まぁ入り時間だけに限らず、当日のタイムテーブルはきちんと把握して常に気にしましょうね。

そうだね!ちなみにライブハウス用語でタイムテーブルは「タイテ」とか「TT」って略したりもするよね。

その辺も初心者は要注意ですね。リハーサルですけど…ライブハウスでのリハは慣れてないとアタフタしちゃいますよね。

うん。ライブハウスによって作法や手順が違ったりもするしね。

そうですね。とりあえず一般的であろう手順で進めましょうか。まず前のバンドがいた場合、きちんと捌けてから自分達の機材をセッティングしましょうね。

はーい。

で、自分たちの音を決めるのですが…ここでも、使い方が分からない機材はとっとと聞きましょう。時間の無駄、ですからね。

とっととー!

ライブハウスによって常設してるアンプはまちまちですからね。自分は今でも使い方をスタッフさんに聞くアンプあるなぁ。毎回。都内某ライブハウスのベーアン…特殊すぎて覚えられない(苦笑)

あるある(笑)

で、なんとなくでも音を決めたら、一旦静かに待ちましょうね。よくあるんですけど、いつまでも楽器鳴らしててなかなかリハがスタート出来ないパターン(苦笑)

あるある(笑)

リハはPAさんとのやり取りで進めていきますので、PAさんに従って進めて下さい。

音作りに自信がないコはPAさんに聞くのもいいね。「ソロの音量ってこのぐらいで大丈夫ですか?」「耳に痛くないですか?」とか。普段使い慣れないアンプだったらなおさらね。

ですね。曲の演奏は、なるべく曲の一部だけ(一番だけとか)を演奏して、なるべく多くの曲をチェックしたほうがいいと思います。時間限られてますからね。時間厳守。

だね!でも使う音色は全部チェックしようね。でさ、リハ終わりで、たとえばドラマーが自分のセッティングを撤収して楽屋に戻る際に、次のバンドの方に「ドラム、(次の準備していただいて)OKです」のように声がけするとイベント全体がスムーズに進むよ。

大事ですね。はい!リハが終わったら、後は本番までリラックスして過ごしましょう。傷彦さんって普段どうしてます?

ステージ用の曲順表を書いたり、食事したり。

大事ですね。腹ごしらえ。

あとは鏡を見たり。

大事ですね、身だしなみ。

あとは…鏡を見たり。

…身だしなみね。

あとは…鏡を見たり。

(ん?)

鏡を見たり。

そろそろ時間が…

そして、

そして?

鏡を見たり。

(やると思った…)はい、時間切れ!さぁ本番です。

え、もう?

もうや!何時間鏡見てんねん。

自分に見惚れてあっという間やったで…!

(無視して)前のバンドさんがいた場合は、やはりきちんと捌けてからセッテイングに取り掛かりましょう。

リハと同じ意識だね。

で、セッティングはなるべく速やかに。あまりモタモタしてると自分たちの持ち時間が減ってしまいますよ。

大事だね!

そういえば持ち時間ですけど…セッティング込みなのか別なのかで演奏時間変わってくるので、要確認ですね。

大事!それで一、二曲ぶん違ってくるからね。

きちんと持ち時間に収まるように演奏曲を決めましょうね。いまだに苦労してますけど…

僕はね、けっこう得意。

キャプテンズはきっちり収めますよね。いつも感心してます。SEとかある場合は、その時間も考慮しないとですね。MCとかも、ね。

あとはね、トリのバンドはアンコールがあったりしますから、慣例的に。

慣例的って言わなくても(笑)

いや、自然とアンコールが起こるような良いライブをするんだけどさ。何が言いたいかと言うとライブハウスによっては「トリのバンドはアンコール込みの持ち時間です」っていう場合もあるからさ。

なるほど。さぁ演奏スタート。持ち時間いっぱい楽しみましょう。失敗?演奏ミス?それもいい経験。後で笑い話になるでしょう。

MCがすべるのも?

それもいい経験です。多分。

そうそう、ツルツルーって滑ってスピードに乗ったらジャンプ!トリプルアクセル!

(無視して)それより、せっかくの機会をしっかりと楽しむことが大事ですよね。

そうだね。すべてが次回以降のステージに活きるはずさ。

演奏終了したら、余韻に浸りたいところではありますが、次のバンドさんの為にも速やかに撤収を。

大事です。経験を積むとね、音だけじゃなく、搬入セッティング搬出しやすい機材も大事だなーって感じるようになるよ。

全体の流れを意識するようになりますよね。傷彦さんが最初にライブハウスに出た時って…高校生ですよね?ブッキングでした?

えーとね、貸し切りでやってた。隣の高校のバンドとかにも出てもらったからワンマンではなかったけど。ホールレンタルの手続きは兄がやってくれて。

弟思いですねぇ。自分は大学生の時でしたけど、先輩のバンドに加入して既に決まってたライブだったので…出演する際のそういった苦労はほとんどしませんでしたね。そのうちに自分でバンド立ち上げてライブハウス回ったりはしますけど。

うん、スタートの仕方によって経験の積み上げ方も変わってくるよね。

はい。今は有り難いことにあちこちから声かけていただけてるので、ライブハウスに持ち込んだりといったことはしないですけど…こういう話してると、デモテープとプロフィール持ってライブハウス回りたくなってきません?(笑)

やろうか、ザ・ショウワーズで!(傷彦とホーリーが在籍するバンド)

新人バンドですしね(笑)

うん!みんなもライブハウスで楽しもうよ、そう、すべては?

愛ゆえに!


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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傷 彦 & ホーリー

一風変わったギター・ベース・エフェクターを愛する二人の現役バンドマンの対談形式でお送りしていきます。

傷彦(kizuhiko) 最後のグループサウンズ、ザ・キャプテンズのリーダー。
website www.thecaptains.jp
twitter https://twitter.com/captains_kizu

ホーリー(horry) ナショヲナル、らいむらいと、Sバのベーシスト。
website www.nacional.jp
twitter https://twitter.com/headless_bass

 
 
 
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