みなさんはじめまして!
世界には多くのエフェクターが存在しますが、その中から私が独断と偏見でつらつらと機材などに関して記していきたいと思います。
記念すべき(?) 第一回は、ディレイにフォーカスを当てご紹介したいと思います。
原音に対してタイミングの遅れた音を繰り返すことで、山びこのような効果を得るディレイというエフェクター。
まずみなさんに伺いたいのですが、「ディレイを駆使する演奏」で思い浮かべるアーティストはどなたでしょうか。
私は、まずU2(ユーツー)のギタリスト"The Edge(ジ・エッジ)"を思い浮かべます!
彼の付点8分ディレイを使った演奏に、ロマンを感じます!
ですが今回は、また違ったディレイの使い方をするアーティストに着目したいと思います。
AIMING FOR ENRIKE(エイミング フォー エンリケ)
トップバッターから個性爆発!
ノルウェー発のギターとドラムスからなる2人組マスロックバンド!読み方は“エイミング フォー エンリケ”
ギタリストのSimen Følstad Nilsen(サイメン・フォルスタッド・ニルセン)は、LINE6 / DL4とBOSS / DD-6を使用しています。
ディレイやルーパー使いリフをループさせることで、コードやフレーズを織り重ね組み立っていく楽曲がシビレます。
エイミング フォー エンリケのギタリストが使用するLINE6/DL4の後継機はこちら
Line 6 ( ライン6 ) / DL4 MkII ディレイ・モデラ―
DL4は再生スピードを1/2にできたり、リバース(逆再生)させることができ、いつも弾くフレーズがまた違った顔を見せることでしょう。
さて次に紹介するのはこちら。
Enemies(エネミーズ)
アイルランドの4人組マスロックバンドです。 楽曲冒頭から聴こえるキラキラした音、素敵だと思いませんか。
残念ながら、彼らの使用している機材は確認できていませんが、Empress Effects / ECHOSYSTEMの、SUPER DELAYから継承しているリバースディレイのピッチを1オクターブ上げて鳴らすモードでも似たような演奏ができると考えます!
Empress Effects ( エンプレスエフェクト ) / Echosystem
※そんな私もEmpressユーザー。ECHOSYSTEMではないですが実験済みです。
聴いていただいた楽曲のように、アンサンブルに+αで取り入れるだけでもいい雰囲気が期待できます!
最後にご紹介するバンドがこちら。
The Horrors(ザ ホラーズ)
イギリスの5人組バンド。彼らの楽曲を初めて耳にしたとき、筆者は気がつくとCDを購入しに外出していました。
シューゲイザー、エレクトロニックミュージックが好きなあなたにもきっと届くはずです。
ギタリストのJoshua Hayward(ジョシュア・ヘイワード)の使用するディレイペダルはBOSS / DD-7
BOSS ( ボス ) / DD-8 Digital Delay
DD-7 (上記は後続機DD-8)にはTEMPO/EXPジャックがついています。そこにフットコントローラーBOSS / FS-5Uを接続するとタップテンポ機能をストレスなく行えたり、エクスプレッションペダルのFV-500シリーズや、EV-5を接続することでディレイタイムやフィードバックを足元でリニアに操作可能になったり、とコンパクトな個体からは想像できない程、自由度の高いペダルです!
さて今回は少し変わった角度からディレイについて書きましたが、みなさん楽しんでいただけましたか。
リスナーをびっくりさせたい!レコーディングでもう1つ何か音を入れたい!
そんな思いがあなたに新しい表現、ひらめきをもたらすことでしょう!
次回も少し変わった角度からエフェクターのお話をします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
それでは、また!