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サウンドハウス・サックスアワー ~いつかは吹いてみたいJUMPIN’SAX BOP!!~ 第1回 ROCKIN’R&B STOMP編

2019-04-02

テーマ:管楽器, アーティスト&楽曲

サックスヘッダー

50年代、60年代のブラック・ミュージックの中から、凄然と輝くロッキンなサックスソロや名演をフィーチャーした曲を紹介します。

最近、社内ではサックスが密かなブーム。
サウンドハウスでは、社員のライブパフォーマンスを含む定期的なパーティーを行っています。昨年末も管楽器担当がハイセンスなサックスソロを聴かせてくれたため、自分もやってみたいと感化された社員がいました。
中には教室に通い始めて、マイ・サックスを購入した女性社員も現れたんです。

今回は一度好きになったら病みつきになること必至の熱血ソウルを数曲お贈りいたします。
楽器店のブログや、雑誌ではめったに紹介しなさそうなニッチな曲も含まれますが、どれも動画サイトで聴ける曲ばかりです。

■Phil Upchurch Combo / You Can’t Sit Down (PART 2)-1961年

サックスとPhil Upchurch

アメリカのセッション・ミュージシャンとしても評価の高いギタリスト Phil Upchurch率いるインストコンボの1961年のシングル曲。
サックス奏者であるDavid Brooksのソロから始まるオリジナルシングルのB面バージョンです。
オルガンファンクとしても名高いクラブキラーなナンバーです。サックスソロだけでなく、オルガンがメインの部分でも素晴らしいサポートをしています。できることなら踊りながら吹いてみたい一曲。
後にザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング」のプロデューサーとなるガイ・スティーヴンスもDJで活躍していた時代にお気に入りだったナンバーだとか。ゆえにイギリスでモッズに人気のSUEレコードからのリリース。

■Bobby Peterson Quintet / Mama Get Your Hammer-1961年

サックスとBobby Peterson Quintet

最強にワイルド・サックス・ロッキンなアーリー・シックスティーズ・キラー!!
ラウドなダミ声シャウターボーカルと、分厚いサックスとの対峙がスリリングなジャンプR&B。それにもかかわらずサックスソロのクールなところが最高です。
10年前くらいにボブ・ディランがDJを務めていた衛星ラジオ番組で選曲されたのも納得なくらい、ひとクセもふたクセもある獰猛なサックス・ダイナミズム。
何回でも演奏したくなる、国宝級の3コードR&Bです。

■Huey Piano Smith / Well I’ll Be John Brown-1958年

サックスとHuey Piano Smith

日本のCMでもお馴染みの「Don’t You Just Know It」で知られるピアニスト、ヒューイ・スミスがリリースした1958年のシングルB面曲。
元祖ビートルズ「デイ・トリッパー」風なリフをTHE CROWNSのロバート・パーカーらが、ツインサックスで披露するニュー・オーリンズ・ファンク。
教室に通ったら、お友達とほのぼのとトライしてみましょう!

■Little Richard / Jenny Jenny-1957年

サックスとLittle Richard

ザ・ビートルズをはじめ、様々なロック・バンドからリスペクトをされるロックンロール創世記の大スター、御代リトル・リチャード。
ボーカルとサックスがパンクなまでにぶつかり合うような演奏が素晴らしいです。
バンドで演奏するときはボーカルに体ごと体当たりしながら、命がけでこのサックソロを演奏すべし!?これぞルーツ・オブ・パンク!
ちなみにリトル・リチャードが1960年代にイギリス遠征した際、バックを務めていたのは、これまたサックスがかっこいいインストコンボTHE SOUNDS INCORPORATED。
ビートルズの「Good Moring Good Morning」への参加でも知られているバンドです。アシッド・ジャズのルーツとしても人気が高く、こちらも別の機会で紹介したいと思います。

◆リーズナブルで良品質なアイテムから本格的な音色が堪能できるものまで!
豊富なテナーサキソフォンを紹介します!!

木管楽器の中でも華やかさ、ワイルドさ、それに繊細さをも持ち合わせたテナーサックス。
ギターなどのロックな弦楽器と比べると少し敷居が高いイメージもありますが、今ではPLAYTECHのリーズナブルかつ良品質なサックスがあるんです!

PLAYTECH (プレイテック) / テナーサックス入門セット

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明るい音色のクリアラッカー仕上げ。初めてのサックスに必要なアイテムは、これで揃います。

PLAYTECH (プレイテック) / テナーサックス入門セット シルバー

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渋い銀メッキ仕上げのサックス、便利なスタンドSAXXYなどのセットです。

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Forestone (フォレストーン) / SXUL Tenor

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アンラッカー(ノーラッカー)仕上げ、自由な響きがプロ奏者からも好評です。余韻がよく響く超低温処理が施されています。

◆ソウルフルな演奏をサポート!!

PLAYTECH (プレイテック) / TSMPM1

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メタル(金属製)マウスピースの価格破壊とも言えるアイテム。
バッフルはロールオーバー型(ミディアム)、チェンバーはラウンド型を採用しています。自分好みにリフェイスしても充分安いです。

Forestone (フォレストーン) / Hinoki Tenor Sax M

Forestone/Hinoki Tenor Sax M

樹脂製のリードは耐久性に優れており、倍音が多く、躍動感あふれるサウンドです。

◆おわりに

今回は眩い位に熱いサックスソロをフィーチャーしたR&B名曲や裏定番曲をご紹介しました。
次回はデヴィッド・ボウイの楽曲からサックスの名演が光るナンバーをお伝えしていきたいと思います。
ブルースやR&Bをルーツとして活動した1960年代の不遇なモッド時代から、70年代に入って一大スターとして躍進し、残した70年代以降の名曲の数々は、亡くなった今でも凄然と輝いています。
ボウイの数多い名曲の中には、サックスの素晴らしき響きが印象に残る曲が少なくありません。そして今回ご紹介した曲の数々が、イギリスのロック界に与えた影響を、ボウイのサックス・ナンバーからも感じることができるのではないでしょうか。
それではまた、次の機会にて、ワイルドにサックス・ブローしていきたいと思います!

05サックスとデヴィッド・ボウイ

営業部 / 市原 雅之

45歳にしてオヤジバンドにベーシストとして参加。バンドでサウンド・ハウスの存在を知りその勢いで入社。 趣味はUKロック、60年代ソウルやソフトロック等のレコード・コレクション。最近はSPレコードも愛聴しています。ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイとP.I.L.を愛する永遠の29歳。

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