
最近、ベース弦の取り扱い点数をモリモリ増やしています。調子に乗ってどんどんどんどんラインナップを増やしまくっていたある日、衝撃的な事実を目の当たりにしました。

サウンドハウスで取り扱いしているベース弦は1,048件。(11/12時点)※バラ弦含む
多過ぎだろ!という声が聞こえてきそうですが、いっぱい選択肢があった方が良いだろう…と自分に言い聞かせながら、日々取り扱い点数をさらに増殖させています。
でも、こんなに沢山種類があると目移りしちゃいますよね。ベース弦はギター弦と比べて値段が高いですし、あれこれと気軽に試すことは難しいです。
そこで、ベース弦を選ぶ際に重要視したい「素材」についてご紹介します。どんな素材で作られているかをチェックすれば、質感や音の傾向がある程度分かるようになります。
今回は定番の“ニッケル”と“ステンレス”についてチェックしてみましょう!

ニッケル(写真上)
エレキベース弦に使われている素材の中では超ド定番のニッケルです!張りたての時は、程よくブライト。少し時間が経つと落ち着いた音色になり、色んなプレイスタイル、ジャンルにマッチします。後ほど紹介するステンレスと比べて、スムーズな手触りが特徴なので、初心者の方にもぴったりです。
ベース弦選びに迷ったらニッケル素材のものを選びましょう!
ステンレス(写真下)
ニッケルに次いで人気のある素材がステンレスです。ニッケルに比べて、アタックが強調されたブライトなサウンドが特徴。中域をカットしたドンシャリサウンドに合い、スラップを多用するベーシストにぴったりな素材ですね。
ステンレス特有の「バキッ」とした音は、アンサンブルの中でも埋もれない存在感があります。
サウンドハウスで取り扱いのあるベース弦の中からニッケルとステンレスそれぞれの人気TOP5をご紹介します!弦選びの参考にしてみてください。
~ニッケル素材ベース弦の人気TOP5~
DADDARIO (ダダリオ) / EXL170 Nickel Wound Bass Light 45-100
いわずと知れた大定番!良い感じにブライトなサウンドはもちろん、手触りも抜群!THE ニッケル弦とも言えるまさに標準的なベース弦です。他社製のベース弦を使うときの参考として、一度使ってみてはいかがでしょうか。
ERNIEBALL (アーニーボール) / Super Slinky Bass
DADDARIOと双璧をなす王道弦メーカーですね。DADDARIOと比べて、すこしブライトで派手なサウンドキャラクターな印象です。
R COCCO (リチャードココ) / RC4G N BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND
職人による手巻き製法を採用しているイタリアの弦メーカーRichard Cocco。張りたてでもギラギラし過ぎず落ち着いた上品なトーンが特徴です。
LA BELLA (ラベラ) / RX-N4B Rx Nickel 45-65-80-100
ポール・マッカートニーやロン・カーターなど、名だたるベーシストが使用していた弦メーカーとして有名です。トーン、フィーリング、ビブラート、テンション感など、あらゆる要素のバランスが完璧にとれたRXシリーズは、どんなスタイルのベースにもマッチします。
PLAYTECH (プレイテック) / EBS-45105 ベース弦
半端ない価格のベース弦です。一般的なベース弦の1/4ぐらいの価格で買えちゃいます。初心者はもちろん、結構な頻度で弦を張り替える人にもおすすめです。張りたてのギラギラした音っていいですよね。
~ステンレス素材ベース弦の人気TOP5~
ROTOSOUND (ロトサウンド) / RS66LD
伝説のベーシストJaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)が愛用していたことで知られるステンレス弦の傑作です。
WARWICK (ワーウィック) / RED LABEL 4-STRINGS MEDIUM LIGHT Stainless
ステンレスらしい明るい元気なサウンドが1000円以下で手に入ります!テンションがきつくなく、弾きやすさもばっちり。
ERNIEBALL (アーニーボール) / STAINLESS SUPER SLINKY BASS
アタックに対してかなり反応が良いです。アンサンブルで埋もれがちなベース音もしっかり前に押し出してくれます。
R COCCO (リチャードココ) / RC4G S BASS STRINGS STAINLESS STEEL ROUND WOUND
ニッケル素材でもご紹介したリチャードココのベース弦です。耳が痛くなるようなジャリジャリした音色ではなく落ち着いたトーン。
GHS (ジーエイチエス) / CM5000 BASS SUPER STEELS - Custom Medium 38"
ステンレス6角芯線を採用したベース弦です。正確なトーンと高いボリュームが特徴。ラウドロックなどにぴったりの迫力あるサウンドです。
定番アイテムばかりですね!使ったこともあるのではないでしょうか?
アンプのEQや、エフェクターで音作りすることももちろん大事ですが、弦もサウンドを決定付ける重要なファクターになります。これを機に色んなベース弦を試し、自分の理想を探してみてください!
沢山種類があるベース弦の中から、お気に入りを見つけるのは至難の業…一つずつ試していたら膨大な時間とお金がかかってしまいます。
そこで、今回はとっても簡単な選び方をご紹介!
それはずばり、好きなベーシストと同じ弦を張ることです。
インタビュー記事や、ネットで検索すると、どんなベース弦を使っているのかすぐに調べられます。
ちなみに、アマチュアをはじめ、プロベーシストからもリスペクトされるベーシスト亀田誠治はDADDARIO / EXL170を使用しているそうです。ベース弦の中でも定番中の定番モデルですね。多くのジャンルに使用できるナチュラルなサウンドはもちろん、サウンドハウスをはじめ、どこの楽器店にも必ずと言っていいほど置いてあるEXL170。万が一、ツアー中に弦が切れてしまってもすぐに手に入れられるというメリットもあります。
DADDARIOのような定番弦を使用するベーシストは他にも沢山います。しかし、中には専用に開発されたシグネチャーモデルを使っている人も!
今回は、そんなアーティスト専用に開発されたシグネチャー・ベース弦をご紹介します。リスペクトしているベーシストのサウンドに近づくために参考にしてみてください。
1. GHS / M3045F FLEA SIGNATURE BASS BOOMERS
最も人気のあるベーシストの一人であるFLEA(Red Hot Chili Peppers)モデル。GHSの人気シリーズBOOMERSです。通常モデルの特徴であるドンシャリサウンドに対し、FLEAモデルは高域を少し抑えたミッド寄りのサウンド。張りたてのキンキンした音が苦手な人にもおすすめ。個人的に、スライドやグリス時の指への負担が少なく、フィンガリングもしやすい、お気に入りのベース弦です。
レッチリのボトムを支えるタイトなベースサウンドは、この弦で生み出されているんですね。そういえば、SUMMER SONIC 2019にレッチリの出演が決定しました。夏が待ち遠しい!
2. ATELIER Z / KGN-3300 KenKen シグネチャーモデル
こちらはRIZEやDragon Ashのベーシスト KenKenモデルです。Atelier ZはKenKenのほか、神バンドのBOH、海外での評価も高いプロベーシスト日野"JINO"賢二など、第一線で活躍するベーシストが愛用する国産エレキベースブランドです。 ベースとベース弦が同じメーカーというのは結構珍しいですよね。このベース弦は、一般的な.045、.065、.085、.105ゲージではなく、2、3弦の六角芯線を太くした、.045、.067、.087、.105ゲージを採用し、絶妙なテンション感が得られるよう設計されています、あのタイトで音抜け抜群のKenKenサウンドは、こういったこだわりから生まれているんですね。ちなみに5弦用もあります!
3. JIM DUNLOP / DBMMS45105 Marcus Miller Super Bright Bass Strings Set
ベーシストとしてはもちろん、音楽プロデューサー、ソングライターとしても第一線で活躍する天才マーカス・ミラーのベース弦です。同社のレギュラーモデル「Super Bright」シリーズを基に設計され、よりクリアではっきりとしたサウンドが特徴。
マーカスのようにスラップを多用するベーシストに一度試してほしいベース弦。粒立ち、抜け感、レスポンスどれをとってもかなりハイレベルです。
4. ROTOSOUND / BS66 Billy Sheehan Signature Set
ビリー・シーン(MR.BIG)は、スリーフィンガー・ピッキングやライトハンド奏法、さらにはフォーフィンガー・ピッキングまでをも駆使した超絶技巧ベーシスト。彼のテクニカルなプレイを支えるベース弦は、1弦が少し細く、4弦が少し太い特殊仕様。1弦を細くすることにより押弦しやすく、ハイポジションのベースソロが演奏しやすくなります。少し太い4弦は、よりタイトなローエンドを生み出すし、ドロップDなど4弦のみダウンチューニングする時にもピッタリです。
5. JIM DUNLOP / HZBN45105 日向秀和 シグネチャー ベース弦
日向秀和(ストレイテナー、Nothing’s Carved In Stoneなど)シグネチャーモデルです。多くのアーティストモデルを作成しているJIM DUNLOPながら、日本人ベーシストのシグネチャーモデルは初。発売当時はかなりの話題を集めました。はっきりとしたブライトなサウンドは、低めの弦高にセッティングしても輪郭がぼやけずにベストなテンションが得られます。パッケージには、トレードマークでもある「極」マークが施され、サウンドもデザインもカッコいいベース弦です。
いかがでしたか?弾き手によって、素材から弦の太さまで色んなこだわりがあって面白いですよね。もし、自分の好きなベーシストのシグネチャー弦があれば、試してみる価値有りです。あれこれ試行錯誤しても、なかなか出せなかった音に近づけるかもしれません。
●ベース弦の選び方 初心者講座 記事一覧



























 

 



 

 
 
 
 
 
 
 





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