こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi
本日は、FULLTONE / Fulldrive の紹介をいたします。

まずは動画を作成しましたので、視聴してみてください。
今回紹介させていただいたのは、フルトーン初期のシルバーボックスタイプのフルドライヴです。
ACアダプターを接続するジャックもなく、電池駆動のみ。コントロールもレベル、トーン、ドライヴのみで、歪みの量を調整出来ないブーストスイッチがついてます。
後に発売されることになるフルドライヴは、名称もフルドライヴ2となり、ドライヴのツマミが2つになります。
一般的には、後に発売となるフルドライヴ2の方が有名です。
フルドライヴは、バージョンがありすぎるので、どの個体の音をフルドライヴの音とするかは結構難しいと思います。
強いて言うならば、ブルーのボックスのコンプカットのツマミがついたフラットミッドと呼ばれる個体が基準というかスタンダードなのかもしれません。
初期と後期のものでは、出てくる音の傾向もかなり違います。
どちらが良いかなどは好みとなりますが、初期ものの方がやはり太く迫力があるサウンドが出てきます。
○ 近年もの
・近年のものになるに従って音が細くなったり、遠く感じてしまったりします。
・初期ものに比べてトーンの可変が広く効きやすくなり、使いやすい。
・ヴィンテージのアンプだけでなく、現代的なアンプや、デジタル環境にも合わせやすい。
○ 初期もの
・とにかく音が太い。
・重心が低く、ブーストで使うとドスがきく。
・甘めのトーン設定となっているため、ヴィンテージのアンプに繋ぐのは最高です。
○ 筆者総評
初期ものは、オールドタイプのアンプをブーストするのに最高のものだと思います。
元々の音がマイルドなので、不要なギラツキを抑えてちょうど良い塩梅に仕上げてくれる感じです。
また、重心が低いというのも、魅力的です。
逆に比較的最近のものは、トーンの可変が広いため、いろんなアンプやギターと組み合わせて使うことが出来ると思います。
コンプカットや、その他様々なツマミがあるため音作りの方向性も広いです。
音の重心が低いと腰が据わっているので出音が違います。
中身が詰まっているので、無駄にイコライジングを調整したり、ブーストしようとか思わなくなります。
フルドライヴは、チューブスクリーマーTS-808が元となって開発されてますが、コピーというよりマイクフラー氏が考えるチューブスクリーマーの発展系だと思ってます。
初期フルトーンは、今ほど万人に受けるタイプのエフェクターではないと思いますが、個性的なこれでしか得られない音があります。
▼レビュー動画では以下の機材を使用してます。
ギター:
Kanji Guitar ストラトキャスター(https://twitter.com/KanjiKawabata)
エフェクター:
Fulltone / Full Drive
Line6 / Helixlt
Helixはマーシャルのアンプを設定し、それ以外の空間系のエフェクトはパソコンで設定してます。
皆様もぜひ使ってみてください。もちろん現行であればサウンドハウスさんでも購入することが出来ます。
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。お気軽にご連絡ください。