こんにちは。こちらに投稿させていただいておりますYoshitakaと申します。
コロナ禍でスタジオやライブハウスの活動が厳しくなった点、アマチュアミュージシャンとしても寂しい限りではあるのですが、反面インスタライブなど、ネットでの音楽配信、演奏コラボなど今までにない音楽活動がアマチュアにも広まってきております。私も昨今、instagramを使って演奏動画を楽しんでいますので、そのような中から気づいた点などを徒然なるままに書き記してみます。

https://www.instagram.com/yoshitaka_bossa/
1. フォロワーさんとのcollaboration
音楽の方向性が近いフォロワーさんとの何気ないコメントなどをきっかけに、コラボする機会が増えました。私のコラボ方法は基本となる音源を作って、ボーカリストさんやソリストさんにメロディ入れてもらった動画を撮って送っていただくという、難しくない方法をとっています。
注意点はファイルの送受信です。yahooメールやGmailだと添付ファイル最大容量は25Mになるために以下のような方法を取ることになります。
① Gigafile便などのクラウドサービスに動画を格納して、当該URLをメールでお伝えする。
② LINEやメッセージ+を使う。
ファイルサイズは撮影/録音環境にもよりますが、FHD25fpsワンコーラス1分20秒程度で100Mbyteを超えたのでやりとりは双方光回線環境でのやりとりが望ましいと思います。可能であればIPV6環境の方がスピードも安定すると思います(在宅ワーク、オンライン授業などの関係で光回線でも場所によってはネットが遅いと聞きます。)IPV6対応かどうかは契約しているプロバイダさんに確認すればわかりますが、wi-fiルーターなどはIPV6サポートのものが必要になる点注意が必要です。
2. 使用機材
私の場合、パソコン、アコースティックギター、エレキベースに加え下記機材を活用しています。
① ミキサー (Soundcraft NOTEPAD-8FX オーディオインターフェース)+ヘッドフォン
② リズムボックス(Korg KR-mini)。私はドラムができないのでリズムボックスが必須です。
③ ボーカルマイク
④ ミラーレス一眼 SONYα6400+三脚 (もともと静止画用でしたが今は動画メインです。)
昨今スマホの性能向上には目を見張るものはありますが、やはり専用機材があればなお良いと思います。
例えばスマホや一眼に取り付けて使える、以下のコンデンサーマイクなどは一つあれば重宝します。
■ IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Mic Video Bundle
3. SNS投稿における動画音声の著作権
日本著作権協会(JASRAC)では動画音声に関しての著作権の考え方を以下のサイトで示しています。
https://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html
特に、注意が必要な点は以下のようなところだと思いますが、ご一読が必要かと思います。
① カバー曲演奏時の商用利用
② JASRACが包括契約しているプラットフォームかどうか
(Youtube、instagramは契約締結、twitterは未締結 など個人利用でも完全に自由というわけではなさそうです。)
4. YAMAHA リモートセッションアプリ SYNCROOM
音源送ってボーカル入れてというのは、ライブ感に欠けますがヤマハからSYNCROOMというリモートセッションアプリが発表されています。ネットによる音の遅延を大幅に減らしたもののようで好評のようです。まだ使ったことはないのですが、これから広く浸透していく気がいたします。
https://syncroom.yamaha.com/
5. 最後に
ネットでの繋がりの中においても、人間関係のマナーは大事だと考えています。お互いが心地よい演奏ができるように心がけていきたいと思っております。リアルバンドの世界ではなかなか実現できなかったような曲でもネットだとコラボ実現できるのでありがたいと思う次第です。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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