こんにちは!お疲れ様です、“姿勢がみれるギタリスト”ことフジオカタクトです!
皆さんいかがお過ごしでしょうか。わたくしはというと、先日育児セラピスト2級という資格を取得しました。育児セラピストとは、一言で言うと“育児の専門家“になります。なんかかっこいい響きですよね笑。ちなみに1級まで取得予定です( ^ω^ )僕は子供はまだいませんが、今後の日本の子育てや夫婦・親子関係が少しでも良い方へ向かっていくよう、いろんな知識をつけていきたいと思っているところです。
さて、では本題にいきましょう!
今日の話題はブリッジミュートについてです。
ギターを弾く上では外すことのできない、基礎中の基礎テクニックでもありますよね。
そんなブリッジミュートですが、ダウンピッキング中心のブリッジミュートは問題なくできたとしても、テンポが速くなってくると、だんだん腕や手首が疲れてきてリズムがずれたりピックがズレたりと問題が生じたことはありませんか?
ここでも大切になってくるのがブリッジミュートという動きはどういう動きなのかを知るということです。
ではまずブリッジミュートはどういう動きで行っているのかを見ていくとしましょう!

主に動いているのは手首の関節です。橈屈・尺屈という動きがブリッジミュートを担う動きになります。手関節の橈屈・尺屈とは手首を親指側・小指側に曲げる動きを言います。テーブルをふきんで拭くときのような動きのことです。(橈屈・尺屈についてはこちらのコラムでも触れています。→アベフトシに学ぶカッティング・右手の使い方【ギターヒーロー姿勢分析】)
手を置いているブリッジ部を支点として、手関節の橈尺屈が生じます。
また肘や前腕は脱力する必要があります。手首の動きをサポートする形で前腕や肘関節が動くことで滑らかなブリッジミュートの動作が可能になります。
力んだ状態でブリッジミュートを行うと手首と前腕の関節は固定されてしまい、肘関節の屈伸が主な動きを担うことになります。肘関節を固定してしまうと、上腕二頭筋と上腕三頭筋、腕橈骨筋といった筋肉が常に収縮した状態になります。そうなると筋肉は疲労し、コントロールが難しくなってきます。
ですので肘に力が入っていると感じたら、脱力を促して手首を中心に腕全体を固定するのではなく、しなやかに利用するイメージを持ってみてください。
細かい動きを早いスピードで反復する動作では、なるべく無駄な力は抜くべきです。
例えばダウンピッキングは腕や手の重みを利用しやすいので、アップピッキングの反動を利用して次のダウンピッキングへ繋ぐといったように、意識的に力をいれなくてもできる動作は力を抜き、省エネに努める意識を持つと動作が安定して疲労感も軽減されると思います。
合わせて前回のコラムで解説した、ピックの持ち方を取り入れることで、より細やかなピッキングコントロールが可能となります。
いかがでしたでしょうか!
ギターのテクニックってどうしても「きちんと音は鳴っているか」という点にフォーカスを当ててしまいがちだと思うのですが、そのテクニックにはどのような動きが必要なのかを知って、体に負担の少ない動きができているかを意識することも同じように大切なポイントだと思います。
もし「自分の弾き方ってどうなんだろう?」と疑問に思う点やご質問がございましたら、是非僕の公式ライン(https://lin.ee/6AGJ9JX)からご連絡ください!できる限りお答えさせていただきます( ^ω^ )
それでは〜!