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とある技術部員の小ネタ 第4回 初心者でも簡単に!! ウーハーユニット交換 編

2016-12-01

テーマ:実録 ! サービスマン日記, PA

とある技術部員の小ネタ、第4回。
今回は 初心者でも簡単にできるよう、ウーハ―ユニット交換のコツを少しだけ。
時々、交換用ウーハ―ユニットを購入されたお客様から
「交換が上手くできない」
「ユニットのネジ穴の位置が合わない」
等のお悩み相談を受けることがあります。
そんな方に、そしてこれからユニット交換でもしてみようかなと思っている方に、少しでもお力になれればいいかなぁ。と、、、
ですので! 難しい事は一切なし! 超簡単にババッと説明しちゃいます!

では早速~

【下準備】

・ウーハ―ユニットを外して、新しいユニットを用意。
・細いマイナスドライバー と ユニットのネジを締めるドライバーや六角レンチを用意。

まず配線を繋ぎます、下のようにプラス/マイナスあるので間違えないよう気をつけてください。(分からない方は、古いユニットを外す際にメモをしておきましょう)
※下記の場合だと赤: プラス 黒: マイナス 

次に新しいユニットをのっけます。
ドン!! こんな感じで。

そして細めのマイナスドライバー等を利用して、それぞれのネジ穴の位置とユニットの穴位置を合わせます。

だいたい合いました。↓↓

そしてネジを締めていきます!
【POINT】 ネジを締める方向と逆方向に軽く回転させることで、ネジの山とネジ受けの山を噛み合わせます。ネジがカタンと下に少し落ちれば、山がかみ合った状態です。

締める際は、1本ずつ完全に締めきらず、7-8割の仮止めのような感じで締めます。

続いて対角線上にあるネジを締めこんでいきます。

全てのネジを7-8割くらいまで締め込みます。
【POINT】 絶対にネジが斜めに入って行かない様、真っすぐ締めこむことを意識してください。
常に穴位置を合わせながら、一か所ずつ対角線上に締めていくのがコツです。

ここまできたら、あとは最後までしっかり締めこんで下さい。

完成です!!

これから年末年始のイベントシーズンに向けて、夏場に酷使して壊れたスピーカーを元気にしてあげたり、気になるユニットを購入して、ユニット交換などやってみてはいかがでしょう。
それではまた次回をお楽しみに!

とある技術部員の小ネタ
第1回 接着剤編
第2回 見た目で分かる真空管編
第3回 非ニュートン流体編
第4回 初心者でも簡単に!! ウーハーユニット交換 編

技術サポート / 堀江 司

社会人経験を経て、ESPギタークラフトアカデミー卒業後、楽器音響業界へ。音響機器修理エンジニア就いて10年。PA音響機器の修理を中心に数多く携わってきました。年々修理分野の幅を広げ、現場で培ってきた知識・経験・技術を土台に、時代とともに変化する新しい技術や製品へ対応すべく歩み続けています。主にJBL、QSC、BEHRINGER、SUMMITAUDIOを中心とした音響機器の修理に従事。電源機器の修理サポートも行っています。第2種電気工事士資格保有。

 
 
 
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