こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi
本日はignition/of/mass-products//さんのARTを紹介いたします。
と言われても、皆さんご存知の方は少ないかと思います。
ignition/of/mass-products//さんは、エフェクターの個人ビルダーの方です。
主にビンテージ・ラージボックスのRATをリファレンスに使用し、ARTという新次元の歪みエフェクターを作成してます。

Twitterは以下です。
Twitter: https://twitter.com/i_o_mp
では早速、音を聴いてみましょう。私が作った動画です。
【ignition/of/mass-products// ART】VS Vintage Large Box RAT
■ARTの主な特徴
1.厳選したvintageパーツを中心に構成し、現代の高性能パーツを配置。
2.コントロールは、Gain、Tone、Volとは別にchewというスイッチがあります。このスイッチは、ハイゲインの設定をした際に生じる音のモタツキを排除しスッキリさせてくれます。
3.音については、サウンドの硬さを排除し、ふくよかなビンテージサウンドを付加。プリアンプ的に使用した時の音をブラッシュアップしてます。

実際に弾いてみた印象は、ビンテージ・エフェクターの再現をしたエフェクターにありがちな、不自然な音の硬さや、弾いた時のタッチが硬いなど、ストレスに感じる部分は皆無です。
録り音は本物のビンテージに近づけているエフェクターはあるのですが、私の経験では、引き心地に違いが出ていたり、そもそもアンプから出した音を同じ環境で比べるとやはり違うというものが多いです。
しかし、このエフェクターにはそれがないです!

使ってみた印象は、
1.プリアンプ的に使った時の絶妙なレンジ感が優れている。
RATはハイゲインでガンガン使うんだという方にこそ、ローゲインでプリアンプ的に使ってみていただきたいです。
2.chewスイッチは、特にハイゲイン設定をした際に本領を発揮しスッキリします。
スッキリすることにより、和音までもが聞き取れるようになる。つまり、テンションコードを弾いた時の音の分離が良いです。
3.ビンテージRATと比べても、ほぼ同等レベル。
高いビンテージ品に手を出す必要がない。また圧倒的に質が高く、信頼性がある。

日本の個人ビルダーも、世界に誇れる方がいっぱいいます。
楽器屋さんが扱っていないような本当に個人でやっているビルダーの方ほど音に関してシビアで、音を詰めきっていて本当に凄いと思います。
かといってメーカーさんのものが悪いと言っているわけではないですよ。
どちらも素晴らしく、住み分けがきちんと出来ているというのが私の印象です。
ignition/of/mass-products//さんはTwitterで注文を受けておりますので、気軽にDMで問い合わせて見てください。
実機を手に入れて触ると、素晴らしさが実感出来ると思います。
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。
お気軽にご連絡ください。