PAやイベントはもちろん、カラオケ用途などで自分用のマイクを持ち運ぶ人をちらほら見かける昨今。ケースが欲しいけど、どんなケースを買えば……?とお悩みの方もいるはず。さて、今回はそんな方のためにSKBのマイク用ケース「3I-0907-MC3」をご紹介。
ということで、さっそくケースに触れながら、徹底レビューをしていきます。
SKB ( エスケービー ) / 3I-0907-MC3 マイクケース 防塵・防水仕様
まずは外見から。
SKBの3iシリーズのケースはどれも堅牢な作りをしており、防塵・防水。開ける前からマイクをしっかり保護してくれそうな感じが伝わります。手触りも樹脂製のさらさらした感じがGOOD。ちなみに重量も約1kg程度と非常に軽いです。

ケースを平置きにして横から撮った図。キャッチロックもしっかりと作られており、真ん中のSKBと書かれたエアキャップは内部の空気圧を正常に保ちます。ハンドル部分も握りやすく、十分な強度を感じます。

こちらは底面。ゴム足は付いていませんが、平置きしたときにしっかり安定していたので問題ありません。
さてお次は中身へ。


ベース部には予めマイクが3本収納できるようにフォームが型取られています。蓋側にもフォームが標準装備されているため、蓋を閉めて持ち運ぶ際にマイクが中で動かないようにしっかりと保護してくれる構造。
細かな寸法をチェック。

先ずはマイク収納部の長さから。おおよそ165mm程度。ただフォームはウレタン素材なので結構伸縮性があり、多少長さがオーバーするマイクでも入りそうです。



その他、マイクのグリル収納部は深さ、横幅おおよそ50mm。マイクのグリップ部分にあたるところは約25mmの深さがあります。


ちなみに先程ウレタン素材のため伸縮性があると伝えましたが、マイクの根本、及びグリル部分の端っこは予め切り目が入っています。長さがあるマイクはこの部分をくり貫いて収納部の寸法を調整できます。もちろん切り目に頼らなくても自分でマイクに合わせてアレンジ可能ですが、こういう親切な設計は地味に嬉しいですね。

ということで、実際にマイクを入れてみました。マイクは上からBEHRINGER「XM8500」、CLASSIC PRO「CM5S」、SHURE「BETA58A」。ダイナミックマイクのみですが、どれもピッタリサイズ。ここまで綺麗に収まると気持ちいいですね。その他、グリルの部分の形状が丸くないタイプ(AKGのD5等)も、フォームをくり貫けばしっかり収納できるでしょう。
さて、いかがだったでしょうか。マイクの寸法さえ満たしていればどんなケースでも持ち運びは出来ますが、きっちりと収納して、頑丈でしっかりと内部のフォームでマイクを保護してくれるSKBのマイク用ハードケースは、非常に安心感があります。愛用マイクの収納・持ち運び用ケースとして、ぜひともご活用ください!