PHONON SMB-02

みなさんこんにちは。
サウンドハウスのヘッドホン担当山崎です。

いよいよ春本番、桜がとてもきれいです。
私は近所の公園の桜や、成田市さくらの山公園の夜桜を観てきました。
例年以上に桜らを満喫中です。

満開した桜の、あのモフモフした感じがたまらなくいいですね。

さくらの山公園の夜桜

ちなみに、さくらの山公園は成田空港のすぐそばにあり、飛行機の離着陸を間近で見ることができます。

満開の桜と迫力満点の飛行機を撮影しに、たくさんの人が訪れる人気スポットです。
行ったことの無い方は是非一度。

さくらの山公園

さて、今回は個人的におすすめしたい、あまり知られていないけれど実はかなり良い音のヘッドホンをご紹介したいと思います。

「PHONON（フォノン）」というブランドをご存知でしょうか。

2009年にスタートした「PHONON」は、音に拘りまくった日本発の音響メーカー。

まさに、日本の職人気質を感じることができます。

そのPHONONが手掛けるモニターヘッドホンが今回紹介する「SMB-02」。

ちなみに、PHONON SMB-02をお買い上げいただくと、もれなく接点改善剤「PHONON LIQUID 3n」をプレゼント中です。

「PHONON LIQUID 3n」

プラグやヘッドホンジャック等に軽く塗るだけで、耐久性向上の他、音質向上も期待できます。

「そんなの都市伝説でしょ」

って思いますが、本当に「おや？！」って感じます。

SMB-02買っていただければ無償で付いてくるので、嘘か本当か是非お試しください。

それでは、「SMB-02」を見ていきましょう。

パッケージは、こんな感じのプロフェッショナルらしい無地の黒箱。
開封すると、SMB-02本体と保証書が1枚のみ。

本体は、いたって普通です。プロ用モニターヘッドホンですからね。
プロは見た目ではなく、質で勝負です。
以前にも同じことを言った気がします。

つまり、私が個人的にこういう地味なデザインの方が好きなだけかも。。。

変換アダプターはネジ式。
不意にケーブルを踏んだり、引っ張ったりしても抜けてしまうことも無いですね。

SMB-02を手に持ってみると、なかなか軽量。重さをあまり感じません。
大体SONY MDR-CD900STと同じくらいではないでしょうか。

イヤーパッドは円形で耳の上に乗るオンイヤータイプ。

左からSONY/MDR-CD900ST、オーディオテクニカ/ATH-M50X、SMB-02と並べてみましたが、900STやATH-M50xのイヤーパッドと比較してみると、形の違いがわかりやすいかと。

フィット感はSMB-02の方が良い感じ。
耳にピタッとフィットしますが、側圧がちょうど良い感じです。

耳に乗るオンイヤータイプですが、普段メガネをかけている私でも、違和感を感じませんでした。

ケーブルは長さ3.0mのストレートタイプ。スタジオ等での使用を考慮して長めです。

装着したままでも移動しやすいからといって、くれぐれもケーブルを踏んだり、椅子のキャスターで踏みつけたりしないようにしましょう。

それでは肝心の音を聴き比べてみます。

SMB-02を聴いて、まず感じたのは、中低音の量感が多め。
DJヘッドホンのような輪郭の鋭いタイトなタイプではなく、落ち着きのある大人な低音。
バスドラムの振動や残響も上手に残してくれるので、とてもリアリティがあります。

高音は音の粒が細かく、スッキリとしています。
角の取れた自然で柔らかさのあるサウンドは、長時間リスニングしても聴き疲れしにくそうです。

繊細なニュアンスを上手に再現していて、アコースティックギターの弦が擦れる音や、ボーカルの息継ぎもはっきりと聴こえます。
ハイハットのオープン・クローズも切れ良く、繊細な音も上手に鳴らしてくれているように感じました。

SMB-02は、中低音寄りながらも全体的なまとまりがとても良いです。
MDR-CD900STやMDR-7506などの定番モデルには無い新しい発見ができる、そんなヘッドホンだと思います。
少しでもSMB-02の魅力が伝われば本望です。

是非、お試しください。