サポート徒然日記 Vol.6! これって製品の不具合?使い方で解決できるもの? 実際にあったお客様からのお問い合わせ内容をもとに、様々な事例をご紹介します。
●その1 TC HELICON ( ティーシーヘリコン ) / Talkbox Synth
* お問い合わせ内容:「音が出ない。」
ボコーダーサウンド、ロボットボイスまで簡単に生成可能な人気のボーカル用コンパクトエフェクター「Talkbox Synth」。“音が出ない”というお問い合わせをいただくことがありますが、このエフェクターは、ギターINST IN / INST THRUにプラグインした状態でマイク入力することでエフェクトが掛かる仕様となっています。念のためご確認ください!

●その2 Aspen Pittman Designs ( アスペン ピットマン デザインズ ) / Spacestation V.3 パワード・ステレオ・モニタースピーカー
* お問い合わせ内容:「片側のスピーカーから音が出ない。」
1台のキャビネットから、300度の範囲に3Dステレオサウンドを出力することができる、コンパクトなパワード・ステレオ・モニタースピーカー「Spacestation V.3」。”片側のスピーカーから音が出ない”というこちらの症状。背面にあるLEFT/RIGHT入力に、モノラル信号(同じ信号)を入力されていないかご確認ください。

●その3 LITEPUTER ( ライトピューター ) / DX-402A 定番ステージ用調光器
* お問い合わせ内容:「フェーダーを動かしても、灯体がON/OFFしかされない。」
各2つずつの出力で4chの制御が可能な調光ユニット「DX-402A」。“フェーダーを動かしても、灯体がON/OFFしかされない。”というこちらの症状は、念の為、動作モードが"d"ディミング”になっているかご確認ください。
【ディミング/スイッチング設定】
- DMXボタンを押してDMXモードに入ります。
- FNCボタンを3秒押すと、デフォルト設定の全チャンネルが工場出荷時のデフォルト設定として、ディミングモードを意味する以下がディスプレイに表示されます。
- FNCボタンを押してチャンネルを選択してください。
- 上下ボタンを仕様し、ディミング(0-100%調光機能)モードを選択します。
●その4 BEHRINGER ( ベリンガー ) / CX2310 V2 チャンネル・ディバイダー
* お問い合わせ内容:「MONO3WAYで使用時、MID出力から信号が出ない。」
ステレオ2way / モノラル3wayの設定が可能なチャンネル・ディバイダー「CX2310 V2」。この製品は装置後部のMODEスイッチでモノラル3wayモードに切替えると(スイッチが押し込まれていない状態)、フロントパネルのLOW CUTスイッチ上部に位置する第一チャンネルMONO-LEDが点灯します。背面のXOVERFREQボタンが同じ状態か、ご確認ください。
●その5 K&M ( ケーアンドエム ) / 18990 キーボードスタンド X型
* お問い合わせ内容:「簡単にロックが外れてしまう。(レバーが緩い)」
2段積みアームやマイクブーム、譜面台などを自分好みに増設できるX型キーボードスタンド「18990」。“簡単にロックが外れてしまう”というこちらの症状は、ナット締め付けが弱い可能性がございます。ナットの締め付けが弱い場合、重い物を置いた際に開いてしまうことがあります。ロックシャフト固定ナットの樹脂キャップを外して締め付け強度を調整してください。 ※ナットの固定にはスパナやモンキーレンチ等の工具が必要です。
●その6 CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / KOK1000 カラオケアンプ
* お問い合わせ内容:「ディスプレイに傷がついている。」
ボーカルカットやハウリング抑制など便利な機能が多数搭載された大人気カラオケアンプ「KOK1000」。“ディスプレイに傷がついている”という症状は、KOK1000に限らず、クリップチューナー等にもよくあるお問い合わせの一つです。多くの場合は、製品のディスプレイ部分に保護シールが貼付されていますので、保護シールを剥がしていただければ解決します。製品によってはピッタリと貼付されており、気づきにくいものもあるようです。シールの端を削るようにめくっていただくか、テープなど粘着力のあるものを端に貼ってめくると剥がしやすいかと思います!
今回は計6アイテムをご紹介しました!少しでもお役に立てれば幸いです。その他、製品の不具合や機材についてお困りのことがございましたら、お気軽に弊社サポートまでお問い合わせくださいね♪
