昨年の発売以来大人気のマルチエフェクターZOOM / A1X Four。私は、普段アコースティックギターを弾く際にエフェクターを使うことはほとんどないのですが、先輩から発売当初よりずっと勧められており、満を持して使用してみることに。
あれ・・・すごい。。。 めっちゃ楽しいし、音も良い!
本当に良いものに出会うと言葉を忘れ、すごいとか、良いとか単純な言葉しか出なくなるものですね。。。なんで勧められてから今まで躊躇していたのか、早く試さなかったのか、当時の自分を戒めたいです。
ZOOM / A1X Fourはアコースティックギターの他、クリップマイクを取り付けたサックスやトランペット、バイオリン、ハーモニカ、ウッドベースなどでも使用できます。 今回はアコースティックギターで実際に使ってみた使用感と、魅力を伝えられればと思い、レビューさせていただきます!!
まずは接続から、、

電源アダプターを接続したら、自動で電源入りました。びっくり!
よく見ると、電源のスイッチはないようです。ちなみに単三電池4本でも駆動でき、その際はINPUTにケーブルを接続するとONになります。
他接続も、ギターからA1XのINPUTに、A1XのOUTPUTからミキサーへととてもシンプルです。それではさっそく操作してみましょう!


赤で囲んだフットスイッチでエフェクトを切り替えられます。エフェクトはパッチメモリーで管理されており、パッチメモリーは10個ごとにバンクとして管理されています。また、パッチメモリーは最大で50個まで作ることが可能。初期設定でパッチメモリー10~49にはすでにエフェクトが登録されています。

写真はパッチメモリー11に入っているエフェクト「AG J-45」。名前の通りGibson J-45のサウンドです。ちなみに、さらにフットスイッチを踏むと、パッチメモリーが順番に切り替わります。

続いて、選択したパッチメモリーで使用するエフェクトの細かな調整。ディスプレイ左のボタンでEDITモードに合わせます。この状態でノブを回しエフェクトを調整します。
*補足
A1Xには3つのモードがあり、目的に応じて使い分けます。
● MEMORYモード / パッチメモリーを選択します。ちなみに電源を入れたらこのモードになっています。
● STOMPモード / エフェクトのON/OFFを切り替えます。
● EDITモード / エフェクトの変更やパラメーターの調整を行います。
しかし、どのパッチメモリーに何のエフェクトが登録されているのかわからないですよね。
1個ずつ試していくのは、ちょっと大変。。。。

ふとパッケージを見ると、こんな便利なものが入っていました!私はこれに気づかず、30分くらいほしいエフェクトを探していました(笑)もっと早く気づいていれば、、、
ところで、私はエフェクトを探しながら、あるボタンがずっと気になっていました(笑)

なんと・・・リズムマシーンとLOOPERがついているのです!!!
ドラムパターンはFunk、Cajon、Blues、Jazzなど全部で68種類。LOOPERのREC/PLAY、STOPなどの操作は、フットスイッチで簡単に操作できます。
エフェクト、リズムマシーン、LOOPERの組み合わせで、何時間でも遊んでいられます(笑)アドリブの練習にもなりますね!
皆さん、いかがでしたでしょうか?ZOOM / A1X FOURは冒頭で説明した通りギターだけでなく、サックスやトランペットなど様々なアコースティック楽器のためにデザインされたエフェクターです。付属品MAA-1にマイクを接続することによって、ピックアップがついていない楽器にも使用可能。他にもチューナーや、アンチフィードバック機能など、便利な機能が盛りだくさん。ぜひお試しください!