著者プロフィール
鍵盤狂
高校時代よりプログレシブロックの虜になり、大学入学と同時に軽音楽部に入部。キーボードを担当し、イエス、キャメル、四人囃子等のコピーバンドに参加。静岡の放送局に入社し、バンド活動を続ける。シンセサイザーの番組やニュース番組の音楽物、楽器リポート等を制作、また番組の音楽、選曲、SE ,ジングル制作等も担当。静岡県内のローランド、ヤマハ、鈴木楽器、河合楽器など楽器メーカーも取材多数。
富田勲、佐藤博、深町純、井上鑑、渡辺貞夫、マル・ウォルドロン、ゲイリー・バートン、小曽根真、本田俊之、渡辺香津美、村田陽一、上原ひろみ、デビッド・リンドレー、中村善郎、オルケスタ・デ・ラ・ルスなど(敬称略)、多くのミュージシャンを取材。
<好きな音楽>ジャズ、ボサノバ、フュージョン、プログレシブロック、Jポップ
<好きなミュージシャン>マイルス・デイビス、ビル・エバンス、ウェザーリポート、トム・ジョビン、ELP、ピンク・フロイド、イエス、キング・クリムゾン、佐藤博、村田陽一、中村善郎、松下誠、南佳孝等
前回まではハーモニカのマエストロであるトゥーツ・シールマンスの世界をリポートさせていただきました。 今回はハーモニカといっても鍵盤ハーモニカをテーマにしてお話を進めます。 私たちの小学校時代、音楽の時間に個人用の楽器として購入したの
涼しいハーモニカはボサノバとベストマッチ! トゥーツ・シールマンスのハーモニカについてのパートⅢです。 私はハーモニカの音色について、どちらかといえば泥臭く垢抜けない印象であると、ブルースハープを例にあげて書かせていただきました。視
前回は、トゥーツ・シールマンスという稀有なハーモニカ奏者の存在と、そのアルバムなどを紹介しました。 ハーモニカがバンドのアンサンブルの主役になるのか?といえば、普通はNOでしょう…と私は思っていました。しかし実際はそうではあ
好きではなかった楽器、ハーモニカ… 前回は売れる音楽と高度な音楽の意外なコントラストについて、自身の想いも含めて書かせていただきました。 今回はあまり振り向かれることのなかった楽器、ハーモニカをテーマに音楽を考えたいと
リチャード・ペイジ、ペイジズの場合… 前回までは、ジャズやポップスといったジャンルを超えた音楽の融合などをテーマに原稿を書いてきました。その中で、音楽ジャンルによる「売れる」「売れない」という商業的な切り口にも触れていま
Jポップからジャズへ…から、ジャズ側からのJポップへの確信的歩み寄り 前回まではJ-POP側からジャズへのアプローチをテーマにしてきましたが、今回はジャズ側からJ-POPへの歩み寄りに焦点を当てます。 アートの世界
4ビートは難しい!のか? 前回に続き、どうしてジャズがロックやポップスの中に浸透しないのか?なぜジャジーはあるがジャズがないのか?の理由を、クライアントが存在する楽曲を例に考えてみます。 クライアントにとってジャズという音楽は、
ジャジーなJポップは数多く存在するが・・・ 4ビートといえばジャズ。ジャズといえば4ビートです。そこにランニングベースが加わり、ジャズビートのベースが出来上がります。 2014年にアカデミー賞を受賞している映画、「セッション」で
■ TEO-5での音作り…その前にカーズの誕生 1977年辺りで台頭したパンクロックというムーブメントがありました。私は鍵盤屋なのでキーボードの入っていないセックス・ピストルズやクラッシュなど、ギターむき出しの音には全く
■ オーバーハイムとシーケンシャルの音作りの違い 今回も前回に続き、オーバーハイムのTEO-5のリポートです。 最初にこのシンセサイザーの音を出したときに少し残念な気がしました。 プロフィット5といえばリード系の音に優位性を示すの
■ オーバーハイムという伝説ブランド 鍵盤狂漂流記の中でその名は何度か出ているシンセサイザーブランド、オーバーハイム。今回は私が購入したオーバーハイムの新製品TEO-5のリポートです。 私はシンセサイザーフリークなので多くのシン
■ 名機「預言者」から派生した名機達 クイーン名盤『オペラ座の夜』に「の唄(The Prophet's Song)」という楽曲があります。この「の唄」を作った時、彼らは『オペラ座の夜』に入れた「ボヘミアン・ラプソディ」が「キラ
今回もサウンドトラックの巨匠でありジャズ・ミュージシャンの巨匠を 前回は映画音楽の巨匠であり、ジャズピアニストとしても知られているラロ・シフリンの音楽について書かせていただきました。 ラロ・シフリンはアルゼンチン生まれなだけあり、南
秒読み段階に入った新作ミッション:インポッシブル「ファイナル・レコニング」 夕方のエンタメ系ニュースでトム・クルーズが三鷹の森ジブリ美術館に来たことを知りました。 トム・クルーズはミッション:インポッシブルの「ファイナル・レコニング
ポリフォニック・シンセサイザーの名機といえばシーケンシャル・サーキット社(現在はシーケンシャル社)のプロフィット5、オーバーハイムのOB-X、OB-Xa、OB- 8、ヤマハのCS-80、ローランドのジュピター8といった伝説のポリシンセの名前