

今日のテーマはね、ストラップ!
おお、そう来ましたか。小物系。
地味に大事ですよね。
はい、立って弾く人にとっては重要ですね。座って弾きながら歌ったりする方はね、気にしなくていいんでしょうけど。
まずは材質。ナイロン、布、革といろいろあるよね。
自分は革を使うことが多いかな。王子はこだわりあります?選ぶ際のポイントとか?
最近はナイロンのものにしてるね、ごく一般的なアーニーボールの、定番のやつ。幅広さも程よいし、ナイロンの滑りやすさがちょうど良い感じ。
ライブで使いやすい訳ですね。
うん。でも好みも変わるね、昔は革製で幅広いやつを使ってた。今は持ってるギターのほとんどナイロンのストラップで統一してる。ザ・キャプテンズのスペクトラム5も、ザ・ショウワーズのレスポールもスタインバーガーも、そうだね。
自分はストラップの長さを重要視しますね。
そっか〜。昔はさ、長けりゃ長い方がカッコいいと思ってたから、フェルナンデスのスーパーロングに憧れたな〜〜。
ありましたね。ところで、ギターやベースってモデルによって(ボディに付いてる)ストラップピンの位置が違うじゃないですか。アレの位置で同じ長さのストラップでもだいぶボディバランス変わってくるので、長さをキッチリ測って買うようにしてます。
几帳面!!
幅はですね、昔は細いのを使ってましたけど今は幅広いものを選びますね。言うてもベースってそれなりに重いですし、肩にかかる負担を分散するためにも、耐久性のことも考えつつ、なるべく幅広いものを。
なるほど〜。
あと、最近はクッション性が高いものも出てるので。より負担軽減。
ありますね!フワッフワッの。
なので、自分としては材質というよりも、長さ・幅・クッション性を優先して選んでます。
ちょっと変わったパターンだと、鎖をストラップ代わりにしてる方とかいらっしゃいますよね。
ですねー。
あと、すごいいっぱい金具付けてる方とか。
はい、メタル系とかですかね。鋲打ってるやつ。
重そう…(笑)。ところで、あらためてサウンドハウスでストラップ見てみると、分類が「ナイロン製」と「ポリエステル製」、「革製」と「スエード製」で分かれていてきめ細かいですよ。
おお〜。あと、革製を使う時に気をつけたいのが、汗をかくと…。
ああ、色落ちして衣装に付いちゃったりするよね。
はい。汗っかきの方は注意です。
しかも革製って一口に言っても。本革、スエード、合成皮革でかなり違いますよね。
意外と奥が深い。
あとはストラップピン。
はい。
僕はずっとロックピンを使ってきて。シャーラーだったりアーニーボールだったり。
ジムダンロップもありますよね。
うん。でも今はもうお手軽な、ラバー製の留めるやつだけで。
昔はパンの袋に付いてるプラスチックので…。
やった、それ(笑)。あとはコインでね。
はいはい。
ゴールドパーツには五円玉で、シルバーパーツには50円玉で留めたりしたよね〜。懐かしい(笑)。
やりましたよね〜。
でもね、そこまでピン周りにこだわってもライブ中にネジごと取れることってあるよね?その穴をマッチ棒とか爪楊枝で埋めたりして。
ああ〜。
あとはね、細かいけれどストラップの長さを調整するための部分もちょっと気にするね。金属製だと錆びるので、プラスチック製の方が安定するかな〜と。それと、モノによっては5センチ刻みでしか長さ調整出来ないやつとかもあるので要注意だよ。
その、ちょっとの違いが弾きやすさに大きく影響したりしますからね。 それと、自分は世代なのか何なのか(笑)ストラップは長めの方がカッコいい、って思ってましたけどね〜。モトリークルーとかの影響?
あ、それは僕もそう!(笑)。でもグループサウンズを始めてからは皆高めにギター構えてるし、もちろんザ・ビートルズ初期もそうだしさ、それもカッコいいと思えるようになったけどね。 ストラップの長さひとつで弾きやすさも変わるし、ジャンル感や時代感も出ますからね、大事ですよ!ステージ衣装の一部分でもあるしね!
ですね!
では今日はこの辺で!そう、すべては?
愛ゆえに!