
ろーうぃん紀行へようこそ。
ろーうぃん紀行は、サウンドハウスが輸入代理店を務めるハイコスパエフェクターブランド「ROWIN」から発売されている商品をゆるくレビューしていくコラムです。
「ROWIN」とは…
サウンドハウスが輸入代理店を務める中国のエフェクターブランド。ユーザーからのニーズに耳を傾け、高いコストパフォーマンスと、ハイクオリティなサウンドを実現したエフェクターを生産しています。オーバードライブ等の歪み系はもちろん、ハーモナイザー、モジュレーションマルチまで豊富なラインナップを実現。超コンパクトサイズのボディは、ボードに組み込みやすく、単体で使用する際にもギターケースへ余裕で収納、可搬性にも優れています。
第1回目は今年10月に発売された新作パワーサプライ「PW-2 PEDAL POWER」。あまりの安さに、価格設定を間違えてしまったのではないかと二度見しました。早速見ていきましょう。

↑パッケージ。シンプルですね。

↑中には本体とケーブルがぎっちりと。
セット内容は以下の通りです。
- 本体
- USB A to C ケーブル×1
- DC ケーブル×8(画像では6本ですが8本セットです)
- 説明書(英文)

説明書の内容は日本語に翻訳してサウンドハウスの商品ページに書いているので英語が読めなくても安心です。電源スイッチはなく、電源を接続すればLEDが光って使えるようになります。
そうなんです、このパワーサプライ、電源供給がUSBです。コンセントに差し込むアダプター部分は付属していないので、別途ご用意下さい。自分は家にあったスマホの充電器のものがそのまま使えました。
また別途USBケーブルを用意すれば本機からUSB給電することが可能。最近増えてきたUSB充電式のマルチもここから電源がまかなえます。これは便利。
※機種によっては使えない場合があります。



サイズは長さ約14cm、幅約4cm、厚み約2.6cm。とてもコンパクトで、ボード裏にも仕込みやすそうなサイズ感。重さは量りませんでしたが計量な部類です。
付属のDCケーブルは全て片側ストレート、片側Lのコネクタ形状で、長さは50cmほど。USBケーブルは1mほどの長さがありました。ある程度の大きさのボードでも対応できる長さです。
裏面にはゴム脚が付いています。両面テープのようなもので張り付いているので、ベルクロなどで固定したい場合は簡単に取り除くことができます。

肝心の電源出力ですが、8つのポート全てがDC9V、センターマイナス、300mA です。500mA 以上や12V、18Vの出力こそ持ちませんが、平均的なエフェクターなら駆動させる ことができるでしょう。ROWIN、PLAYTECHのエフェクターは基本的に使えると思います(12V駆動のPLAYTECH/Antlia Talkboxを除く)。ちなみにUSBポートは5V1A出力です。

↑電源を入れるとポートが青く光ります。
さて、せっかくパワーサプライがあるので何かエフェクターを繋げたくなってきましたね。
サウンドハウスのショールームに展示してあるものでも繋げて音を出してみましょう。

↑エフェクターもたくさん展示されているショールームのギター部屋へ。
まずは順調にラインナップを増やしているPLAYTECHのエフェクターから4つチョイス。

Taurus Distortionをメインの歪みに、Leo Overdriveはゲイン低めレベル高めのブースト設定にしてハリを出し、Scutum Noise GateとOphiuchus EQで整えてみました。ノイズゲートを入れはしましたがサプライによる電源供給に伴うノイズは皆無で、とても快適です。また地味に嬉しいポイントがありまして、PLAYTECHのエフェクターは筐体の側面に電源ケーブルを接続するタイプが多いのですが、本機に付属するDCケーブルがジャストフィット。省スペースでボード構築できると思います。ちなみに使ったギターはMichael Kelly GuitarsのLPタイプ、Patriot Decreeです。
- Leo Drive
- Taurus Distortion
- Scutum Noise Gate
- Ophiuchus EQ
- Michael Kelly Guitars / Patriot Decree Caramel Burst
続いて、同じくサウンドハウスが輸入代理店を務めるWARM AUDIOとPIGTRONIXとのコラボ。

前段のWARM AUDIO/Centavo、Tube Squealerの2つの歪みエフェクターでクランチ~オーバードライブをカバーし、PIGTRONIX/Echolution3の複雑なディレイ&モジュレーションで遊べるセッティングにしました。サプライが小さいのもあるのですが、Centavo がすごく大きく見えます。所有欲が満たされてとても良いエフェクターです。Echolution3は操作方法に少々クセがあるため狙ったサウンドを出すのは試行錯誤が必要ですが、ふとしたタイミングで出力されるツボな音を探すのが楽しいエフェクター。ちなみにアナログとデジタルのエフェクターを並べていますが、ノイズ無く◎。
では最後に、ベースでも。

ちょうど気になっていたので、話題のPLAYTECHプリアンプNAVY STOMPと定番人気プリアンプBehringer/BDI21を直列で繋げてみました。またこのタイミングでD'Addarioのペダルチューナーを見つけて繋いでみたところ、画面が大きくて視認性が良く、チューニングしやすいです。Ophiuchus EQは先ほど使っていたのと同じものですが、ベースに繋いでも十分に働いてくれます。BDI21をバキバキにひずませつつ、NAVY STOMPのコンプとOphiuchus EQで使える音に落ち着かせるセッティングです。ベースはMichael Kelly GuitarsのJBタイプ、Element 4を使いました。
- DADDARIO / PW-CT-23
- Navy Stomp
- BDI21
- Ophiuchus EQ
- Michael Kelly Guitars / Element 4 Vintage ZEBRA BURST

以上、ROWIN/PW-2 PEDAL POWERを使ってみました。
この価格でコンパクト、軽量、ローノイズ、300mA給電が8つも搭載されている非常に便利でコストパフォーマンスが高いパワーサプライです。一般的な多くのエフェクターは問題なく駆動させることができ、活用のしがいがあると思います。小さくて安いので、サブボード用としても一台持っておいて損はないでしょう。
12V、18V給電ができない点、本体への給電がUSB接続である点は人によってはデメリットかもしれません。アダプターが付属していないので、単体で買ってもすぐに使えないところは注意が必要です。お手持ちを確認していただくか、CLASSIC PROでも販売しているので併せてご検討ください。
⇒ CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / UA201 コンパクトUSB電源変換アダプター
それではまた次回のろーうぃん紀行でお会いしましょう。






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