4つのFXエンジン、1つのボイスにつき2つのOSC及びLFO、3つのADSRジェネレーター、8チャンネル・モジュレーション・マトリクス、32ステップ・コントロール・シーケンサー、タブレットによる遠隔操作、そしてWi-fi搭載。
TC Elextronic, Midas, Klark Teknikの33以上のアルゴリズムを使用した4つまで同時に使えるFXエンジンが付属しています。(リバーブ、コーラス、フランジャー、フェーザー、ディレイ、マルチバンド・ディストーションなど)
それぞれのボイスは2つのLFOを搭載。LFOは調節可能なスルーレート、モジュレーション・ディレイ、キーシンク、アサイナブル・クロックシンク(内部、外部MIDI)、エンベロープ・オート・トリガリング、ディレイ、フェードインなどの機能があります。サイン波、三角波、矩形波、2種類ののこぎり波(ランプアップ、ランプダウン)、サンプル&ホールド、サンプル&グライド、以上7種類の波形が使用可能です。
様々なパラメーターを変調させるエンベロープを3基搭載。ADSR(アタック、ディケイ、サステイン、リリース)エンベロープジェネレーターにより、ユニークなカーブを描く事も可能です。エンベロープトリガーモードはレガート、モノ、リトリガーを含みます。
19のモジュレーション・ソースと130以上のデスティネーションにより、DeepMind12は多彩なモジュレーション・オプションを誇ります。「プレス&ホールド」のショートカットはこれらのソースとデスティネーションのセクションを素早く、簡単な操作を可能にします。
USB/MIDI/Wi-Fiを用いてiPad/PC/Mac対応したアンドロイド・アプリと接続するとパラメーターの遠隔操作が可能です。DeepMind12のWifiクライアント/アクセスポイントにより、ハードウェアの追加なしで、ホーム・ネットワークにアクセス可能です。
ディスプレイ:LCD
メイン・メニュー:PROG, FX, GLOBAL, COMPARE, WRITE
エディット・メニュー:ARP/SEQ, LFOs, OSCs, POLY, VCF, VCA, VCA ENV, VCF ENV, MOD ENV, MOD MATRIX
プリセット:各128プログラムを収録した8つのバンク
フェーダー・モーター:MIDI CC, NRPN, OFF
キーボード:49 セミウェイテッド、フルサイズキーボード
キーボードセンシング:アフタータッチ、ノートON/OFFベロシティ
エンコーダー:1ロータリーノブ
フェーダー:26個のスライドバー(35mm)
スイッチ:33バックリット・スイッチ
モジュレーション:フリー・ムービング・ホイール
ピッチベンド:スプリング・ローデッド・ホイール
MIDI IN/OUT/THRU:5-pin DIN / 16 channels
ペダル/CV:1/4" TS
サスティーン:1/4" TS
USB:USB 2.0, typeB
アウトプットL/R:1/4" TRS, blanced, 最大+18dBu
ヘッドフォン:1/4" TRS, unbalanced, 最大+21dBu
ボイス数:12個
OSC:各ボイスにつき2つ
LFO:各ボイスにつき2つ
VCF:2-pole/4-pole
HPF(全てのボイスに共通):オクターブにつき6dB
エンベロープ:VCA, VCF, MOD
モジュレーション・マトリクス:22種のソース/130種のデスティネーション
FXスロット:プログラムにつき4個
FXタイプ:34個のアルゴリズム
内部エフェクトエンジン:1トゥルー・ステレオ・SHARC DSP
エフェクト・シグナル・プロセッシング:32/40-bit floating point @48kHz
A/D-D/A パフォーマンス:24-bit 48kHz, 114dB ダイナミック・レンジ
バイパス:トゥルー・ハード・バイパス
タイプ:クラス・コンプライアントUSB 2.0, typeB
対応OS:Windows 7以上、
Mac OS X 10.6.8以上、
iOS 8以上(iPad)、
Android 6.0以上
アンテナ:内蔵
アクセスポイント、クライアント数:最大1個
IEEE 802.11b/g standard:2.4GHz
周波数帯域:2,412-2,462MHz
WLANチャンネル:11
最大出力:16dBM(802.11 b)/20dBm(802.11 g)/20 dbm(802.11 n)
メイン・コネクター:標準IECレセプタクル
消費電力:最大55W
ヒューズ:T3.15SAH250V
内部スイッチモードPSU:オートレンジ 100-240V(50/60Hz)
使用温度範囲:5℃-40℃
サイズ:103 x 822 x 257 mm
重量:8.4kg
¥35,800(incl. tax)
In Stock
BEHRINGER / K900FX ULTRATONE キーボードアンプ
¥45,800(incl. tax)
In Stock
BEHRINGER / DEEPMIND 12-TB Transport bag
¥10,800(incl. tax)
In Stock
¥19,800(incl. tax)
Back Order
話題のアナログシンセサイザーBEHRINGER「DeepMind 12」。外観は落ち着いたブラックのフロント、そして木製サイドパネルがシックな雰囲気を感じさせます。まず12ボイスというスペックに圧倒されますが、サウンドも豊かで厚みがあり、単音はもちろん和音を弾いた時の響きはとても素晴らしいです。Modulationコントロールは8系統あり、設定も簡単。ソースをノブで選択した後、MODボタンを押しながらアサインしたいパラメーター、例えばフィルターのFREQフェーダーを触るといった具合に手元で直感的に行えます。アナログシンセといえば、Modulationによる滑らかな音色変化が大きな魅力ですが、それを存分に生かした音作りが可能です。そしてFXも使い勝手の良いエフェクトが揃っています。例えば「DeepVerb」というリバーブは、DeepMind12の豊かな音色とマッチする深い残響を得られ、特にPAD系サウンドとの相性は抜群です。フランジャーやディストーションなど様々なFXを備え、4系統を同時使用できるので、組み合わせれば原音とかけ離れた過激な音色作りもこなせます。タブレットとWiFi接続すると専用アプリから操作ができます。FXスクリーンを表示させて広い画面を見ながらサウンドを調整したり、パフォーマンスを行う際に便利です。アナログサウンドと最先端の機能を併せ持つシンセサイザー「DeepMind 12」。デモ動画も公開されているので、ぜひご覧ください!
12音ポリのアナログシンセです。Behringer初のアナログシンセということで世界中で話題になっていますが、実際に音を聴いたところ、広がりのある重厚なパッド音からウワモノに使えそうなSAW系の派手なリード音まで、素晴らしいサウンドでした。音作りに使うほとんどのボタンが前面に配置されており、ツマミもスライド式で視認性が良く、説明書を見なくても基本的なシンセの知識さえあればサクサク音作りできてしまいます。中央の液晶画面で波形や設定の状態を確認できたり、Wi-Fi接続でiPad等からコントロールできるのも嬉しいポイントです。エフェクトの質も高く、とにかく音が良いので、キーボーディストだけでなく、DTMでトラック制作をするクリエイターにもお薦めです。
ドイツの音響機器メーカーであるベリンガーから発売された待望のシンセサイザー。幾つかのプリセット音を試してみましたが素晴らしい音です。力強く躍動的な音、且つディテールが非常に細やかに感じられます。ノブやボタンの質感はしっかりしており、直ぐに自分の感覚に馴染みました。音の変化も素直で効きの良い反応です。音質が良い分だけ、インスピレーションが掻き立てられます。この優れた音をハードウェア含めて入手できるという点で、値段以上の価値があると感じました。
第一に、とてもすっきりとした見た目が好印象でした。黒いボディに木目のサイドというデザインは、他のキーボードや、機材と並べてもマッチするルックスだと思います。セミウェイテッド鍵盤なので、シンセサイザーでありつつも、弾きごたえのあるタッチとなっています。出来ることの多さの割に軽量で、ライブにも持って行ける使えるシンセサイザー、というところでしょうか。iPadから、アプリを使ったパラメーターの遠隔操作も可能なので、普段はソフトシンセを使っているような方にもおススメです。ハードのシンセを使ったことがない方もこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。
2024/07/24
JUNO-106のクローンで終わらせないという意気込み
投稿者名Reviewed by:もんたげ 【長野県】
オシレータ→フィルター→エンベロープという基本的なパラメータ構造に沿ったパネルデザインでとても使いやすいシンセですが、設計仕様も優れています。実際、本機はProphet-5やJupiter-8などと同等か、それ以上にプログラマブルな(音色を記憶できるという意味)アナログポリシンセの完成形の1つといえます。何が優れているのか以下に列挙します。
・2OSC/VCF/3EG:この値段でVCFを使っている。ほとんどVCFを使わない国内メーカーは猛省いただきたい。
・MIDI IN/OUT/THRU端子を装備
・重要なパラメータの分解能は8bitをフルで使う(0-255):Prophet-5ですら127段階
・マルチエフェクター内蔵:アナログシンセに不可欠なエフェクターが1つの筐体に入ってる。
・マトリックスモジュレーションの存在:3つ目のEGをここに使える。
・EGカーブ設定
どれをとってもユーザーのことがよくわかっている仕様だと思います。とりわけEGカーブ設定は素晴らしいです。本機はADSRの各段階のカーブを255段階で調整できます。特に威力を発揮するのがフィルターEGとマトリクスモジュレーション用のEGです。EGカーブのデフォルト値(128)はおそらくJUNO-106に合わせているので、ちょっと遅いんです。本機のことをおとなしいシンセだと思ってる人はアタックやディケイのEGカーブをゼロにしてみてください。これだけでかなり反応がピーキーになってデジタルシンセのような雰囲気になります。逆にEGカーブを200以上にすると粘りつくような変化になります。
いままで自分はアナログシンセのEGカーブは設計者のこだわりが反映した部分であり、これがメーカーや機種の個性だと思っていました。なのでそこをユーザに開放したベーリンガーの設計陣は勇気がある思います。またこのシンセを単にJUNO-106のクローンとして作ったわけではないという強いプライドを感じました。
2018/10/28
とても気に入りました。
投稿者名Reviewed by:ねんこたん 【東京都】
ギター弾きのシンセ集め。最初からヴィンテージに入り、70年代のarpと80年代のrolandが特に好み。ミニ鍵盤ではない機種で、Padの音に長けて居て壊れ難いシンセを探して居たところ、こちらに落ち着きました。
鍵盤やツマミの質感は、一般的なアナログシンセとしては上等な方だと思いました。
音圧・原音の攻撃性は低目です。パッチに収まって居るのはちょっと低めに佇んだ大人しいトーンが大半。アピール過多なエグい癖を付けられて居ないのが特徴で、丁度必要だったタイプ。癖がない事が幸いしてシールドも選びもしないで済んじゃいました。本体にあるブーストボタンや良質な内部エフェクトを通して歪みを与えると音が尖って来て、リードもイケる感じになります。
「クイックスタート」なる冊子が同梱されて居ましたが、これには家電的な説明しか書かれて居ないので、取扱説明書をダウンロードして自分で印刷しました。170ページ位ありましたが、内容としてはあまり突っ込んだものではなさそうでした。シンセシスの基礎を学ぶのに向いてそうです。
10日間くらいは、シーケンサーが走って鳴りっ放しのパッチで音を流して楽しく過ごしましたが、今日からエディターを使い始めました。本体でも操作可能ですが、始めはエディターを使った方が音作りの理解が進みそうです。
エディターは「セッティング」の項目をチェックしないと同期しないので、ご注意。グラフィカルで使いやすいもので良かったです。
モジュレーション・マトリクスを駆使出来れば、美しくてモダンなパッチを作る事が出来そうなので、これから勉強しようと思います。
楽しい1台です!
2018/09/01
シンセ愛が感じられるハイコスパな逸品
投稿者名Reviewed by:シンセ侍 【福島県】
「シンセサイザー愛」が満ち溢れている好感が持てる楽器だと思います。
私が手にした最初のポリフォニックシンセはJuno-6でした。それ以降、Pro5、Jup8、OB-4等所有してきましたが、今メインで使っているのはKingKORGとSledgeです。前者はシンセとしての楽しさを備えながらも、アンサンブルの中で存在感を失わない音の輪郭の確かさと出音の良さが、後者は音色づくりの楽しさがあるからです。
このDeepMind12は、その両方の要素を兼ね備えた、驚くべきハイコストパフォーマンスな製品のように思います。どっから見てもRolandのJunoだなと思う機能的でわかりやすいパネルデザインと出音、キレのあるフィルター、アナログ特有の音の暴れもある(VCAボリュームで十分コントロール可)音圧。音のテクスチャを最後に演出するハイクオリティなエフェクトセクション、それからPCやタブレットで使えるエディターは、この機器をトータルに管理するツールとしての質を備えています。素晴らしい!
アナログシンセ志向が強い方でしたら、コンディションが定かでないオールド機器に手を出すならこれを買ったほうが絶対に幸せだと思います。作品制作の武器に必ずなってくれるように思います。注意点は電源ケーブル。3芯型なので、事前に電気店でアダプタを買うなど準備が必要です。
2018/09/30
本物のフルアナログポリの世界を気軽に
投稿者名Reviewed by:フレディー 【千葉県】
老舗のアナログシンセは高いですが、その世界をまずは味わってみたいという方にオススメできると思います。VAシンセとは違った鳴りをしますし、パッドの音色に魅力があることで他のシンセと違う独特の立ち位置が出来ているかもしれません。
DCOのお蔭でピッチが安定しているので、いきなり弾いて大体OK。
但し、口笛サウンドのようなフィルタのカットオフ、レゾナンスのディテールにこだわった音色は崩れやすい為、フィルタだけでもキャリブレーションを行うことをおすすめします。こういったところにフルアナログの面倒さはありますが、終われば気持ち良く鳴ってくれます。これもフルアナログの味だと思います。
音作りの幅は広く、PWMパッドにシンク系の音に、金物系のアタックに、ユニゾンデチューンでの厚みも。
OSC1はSAWとパルス(PWM)がそれぞれ切り替えできます。OSC2はパルスにシンクで倍音の癖をメインに作れます。やり方次第で2つのPWMサウンドをデチューンして厚みを出すことも出来ます。
エンベロープ3つあるので、OSC2を別エンベロープで鳴らす(アタックにしたり、ふわっと現れたり)芸当もできます。
モジュレーションマトリクスも多数用意されているので、ホイールやアフタータッチでの音色変化を操作するのも楽しいです。
エフェクタは強力です。サウンドメイクでは存分にその威力が分かるでしょう。その中でユニゾンデチューンでポリ数が減るのを心配する方にはデチューンのエフェクタがあるので、似た効果も出せます。
デジタルワークステーション系シンセに1台加えるとサウンドのバリエーションが広がると思います。
2017/06/11
思っていたよりはずっと良いクオリティ
投稿者名Reviewed by:yama 【神奈川県】
2017/6/10に到着して一通り触ってみました。
レビューがまだ無く、ベリンガーということでちょっと心配な方のために、参考情報です。
・筐体の質感はとても良いです。ピッチベンド、モジュレーションとも問題ありません。特にキーはこの価格帯にしてはかなり良い方だと思います。
・側面のネジが全部緩んでおり、締め直しました。スライダーノブが1個外れかかっており、付け直しました。
・一部のレビュー動画で見られる様なボタンを押した時のペコペコ感はありませんでした。(改善されている?)
・到着したときのファームウェアは1.0.4でした。1.0.5へのバージョンアップは問題無く行えました。
・TAP/HOLDの使い方が分かり難かったです。ボタンとキーを使うのだと気付くまでに時間が掛かりました。(マニュアル読めって?)
・ファンの音はうっすら聞こえる程度です。自分は気になりませんでした。1日電源入れたままでも、筐体がほんのり温かい程度です。
・フルキャリブレーションには30分くらいかかります。(意外にアナログ部分が多い?)
・エレピの音が気に入りました。ウォームな感じとエフェクトがとても良いです。12音ポリはさすがです。
・YAMAHA MX49のソフトケースにぴったり入りました。
以上が私の個人的な感想です。この価格帯でこのクオリティなら、私的には大満足です。ファームアップの頻度は今の所高めなので、このまま完成度を高めて欲しいと思います。
ちなみに、海外レビューで内部回路写真が上がっていますが、カスタムICやBGAの無い構成で歓迎されている様です。今後サーキットベンディングとか含めて盛り上がって欲しいですね。
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