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もんたげ さんのレビュー一覧

SYNTHOGY
Ivory II Grand Pianos 簡易パッケージ
在庫状況:在庫あり
価格:¥31,900
参考になった人数:2人(2人中)
(4.0) オンマイク収録で生々しいサウンド。雑音成分多め。 2021/04/14
オンマイク収録で生々しいサウンドです。打鍵音がかなり入っているのと、フルコンゆえ低音域が極めて豊かに響いているのが特徴だと思います。
打鍵音はパラメータの調整で減らすことができますが、最小にしてもかなり残ります。高音域の鍵盤を弾いても打鍵音として100Hz以下のノイズが盛大に入ってきますので、なかなかやっかいな音源だと思います。ちなみに某物理モデルのピアノも打鍵音をとても重視していて、打鍵音を減らしがちな日本製品とのコンセプトの違いを明確に感じます。
このようなノイズともいえる要素があることで生々しい印象を与えますが、アンサンブルでは邪魔なものになります。低音域もやっかいなので、ハイパスフィルターでローエンドをカットするとか、コンプレッサーを帯域別に使用するなど、生のグランドピアノと同じようなエフェクトが必要です。また演奏する上でもベースとかぶらないよう左手を弾きすぎないようにするなど、生楽器と同じような意識が必要になります。このあたりはアンサンブルで使用することが前提のステージピアノと異なるところでしょう。
またサンプリングのピアノ音源は、鍵盤ごとのサンプルに微妙な差異があるのは避けられませんが、人気のあるAmerican DはA6の鍵盤の第2倍音(3520Hz)が他の鍵盤より明らかに強いです。ご注意ください。

RME
Fireface UCX オーディオインターフェイス
在庫状況:在庫あり
価格:¥159,439
参考になった人数:2人(3人中)
(5.0) 安定性が高く、シルキーで滑らかな音質が特徴。 2020/12/16
安定性が高くトラブルが起きませんので安心できます。音質はRMEらしい上質でシルキーなもので、耳あたりが良く、長時間の作業でも聞き疲れしにくいです。端子による音質の差が極めて小さいのもありがたいです。例えばヘッドフォン出力も優秀で、ラインアウトと同様にシルキーなサウンドなのでスピーカー出しの音との乖離が少ないです。なおRME製品のヘッドフォンはゼンハイザーHD600がリファレンスのようです。自分はたまたまHD600を使っていましたが、このヘッドフォンはインピーダンスが高いのが難点でした。しかしUCXは全く問題なくドライブできます。
原音に忠実な録音再生という観点では少し疑問符が付く製品ですが、やはり出音の素晴らしさは格別ですし、デジタル臭がしない滑らかなサウンドで気持ちよく作業できる快適さは何者にも代えがたい利点だと実感しています。数年前から使っていますが、オーディオIFは何がおすすめですか?と尋ねられたら真っ先にこの製品の名前を上げるくらい気に入っています。

u-he
REPRO
在庫状況:在庫あり
価格:¥18,260
参考になった人数:1人(2人中)
(4.0) 現在最高のPro-One & Prophet-5 クローン 2020/12/18
Pro-OneとProphet-5のサウンドキャラクターはまったく異なりますが、このソフトシンセの基本設計はREPRO-1(Pro-Oneクローン)のようで、それを流用したと思われるREPRO-5(Prophet-5クローン)は実機より音圧があって、よりアグレッシブなサウンドが出せるようになっています。まるでピッチが安定したP5-Rev.2という雰囲気です。パラメータ構成もPro-Oneが基本であり、それゆえREPRO-5でもフィルタースケーリングは連続可変になっています。いずれにしてもフィルターの特性とPoly-Mod、Wheel-Modのシミュレーションが見事で、オリジナルのサウンドをかなり忠実に再現できる非常にすぐれたソフトです。
オリジナルにない機能も豊富で、なおかつ的を射たものが多いです。特にLFOの逆相(ノコギリ波をひっくり返せる)やDCオフセット調整は便利です。またフィルタースケーリングも上限が130%くらいまで用意されているので、Prophet-5で問題だった音域の広いサウンドつくりにも対応できます。ほかにもオリジナルの回路設計をよく研究して、補完している要素がいろいろあり感心します。このあたりはマニュアルに詳しく載っています。
欠点はCPU負荷が高いことと、特にREPRO-5においてハイが落ちた音のヌケが悪いサウンドになりやすいことです。滑らかな質感と音抜けの悪さはu-heのソフトシンセ全体に言えることで、メーカーのカラーだと感じます。EDM向きな派手なサウンドは期待できませんが、とにかくフィルターのキレの良さは抜群なので興味のある方はお試しいただきたいと思います。

UVI
Orchestral Suite ソフトウェア音源(オーケストラ)
在庫状況:在庫あり
価格:¥22,000
参考になった人数:7人(7人中)
(4.0) 動作が軽い。インターフェースもわかりやすく初心者向け 2020/08/06
総容量4GB、各楽器の波形容量も数10MB程度ということもあり動作が軽快でよい。エディターもシンプルでわかりやすく、初心者でもすぐ使えるだろう。全部の楽器を一斉に立ち上げておき、思いつくまま片っ端から録音していくような制作スタイルに適している。
<特徴>
楽器によってダイナミクスのレンジがかなり異なる。打楽器や木管楽器やソロ系のパッチは強奏でも大人しい感じがする。その一方で、金管のアンサンブルはかなりうるさいところまでカバーする。ベロシティやCC1(モジュレーションホイール)による音色・音量変化も同様で、楽器によって反応が違う。これはメリットになることもある。たとえばピッコロ、オーボエ、木琴、鉄琴などは、生々しい音源では突き抜けて聞こえてアンバランスに思うこともままあるけれど、このソフトだと自然にアンサンブルに馴染み使いやすい。目立たせたいときはエキサイターなどを使えばよいだろう。
<個別の楽器について>
ストリングスは単体では高音域が実用に耐えない。アンサンブルならまあ大丈夫。金管はまずまず。木管は種類は多いものの表現力が乏しく、やはりアンサンブル向き。打楽器は太鼓関係やシンバルなどはおまけくらいの必要最低限レベル。鍵盤楽器が意外と充実していて、チェンバロ、パイプオルガンは音色を変えられるし、チェレスタやグロッケンシュピールもよい。フォルテピアノまであり、ちゃんとベロシティつきで演奏できる。
<エディタについて>
エディタの出来が非常によい。知識のある人は見ただけで機能がわかるはずだし、知識がなくても触っていれば機能を理解できるだろう。キースイッチでの奏法切り替えもわかりやすいので、楽器の奏法をよく知らない人でも問題なく使えるだろう。リバーブとEQが付いているけれど、おまけ程度なのでできれば質の良いプラグインを別に用意したい。
<総論>
初心者向けオーケストラ音源としてイチ押しである。アコースティック楽器としての演奏表現をこだわりたい人には勧められないけれども、そこを突き詰める必要がない人や、容量が少なお音源を必要とする人にとっては極めて有用である。またSSDでなくHDDにインストールしても実用的に使える音源は今どき貴重である。なおホームページやインストールマニュアルはわかりやすくなっているので、初心者でも迷わないだろう(2020年7月時点)

ROLAND
INTEGRA-7
在庫状況:在庫あり
価格:¥197,780
参考になった人数:1人(2人中)
(4.0) 全部入り、PCエディタ必須、レイテンシーあり 2020/07/06
豪華版パチプロくらいの気持ちで購入してそろそろ8年経過です。音質は非常によいのですがJDみたいな押しの強さはなくて、どちらかというと繊細でキレイめなサウンドが得意だと感じています。マルチで鳴らしたときのまとまりが良いのも特徴です。ただしSuperNatural(SN)音源はレイテンシーがあるので注意が必要です。また、この機種で評判が良かった機能が新しいFANTOMやJUPITER-Xに取り入れられているようです。
【良いところ】
・SNアコースティック音源のリアリティ。管楽器や撥弦楽器がすごいし、コントロールチェンジで奏法切り替えできるのが便利。あと自動でやってくれることも多い。たとえばベースはベロシティの前後関係を判断して自動でスライド奏法になる。
・SN-Aはベロシティによってアタックや音色が127段階で変化する。SN-Aのアコピなどはベロシティ感度が合った鍵盤で演奏するととても気持ちよく弾ける。
・SNドラムも同様に127段階変化で繊細な表現ができる。
・SNシンセのフィルターがR/S/M+オリジナルの4種類で、なおかつカットオフのスロープを選択可能。JPとかP5とかMとか名前がついたプリセットがあり、そのフィルターが対応する。
・16chマルチティンバーで、16ch別々にエフェクトが使える。しかもエフェクトの質が良い。FANTOMのエフェクトはこれを踏襲している。
・96kHz/24bit出力対応。エフェクトを使ったときに差が出る。
【制約や困ったこと】
・PCエディタ必須。
・SN音源はサウンドは素晴らしいけどいろいろ問題もある(以下列挙)
・レイテンシーが大きい。SNドラムはナチュラルな溜めがあるし、SN-Sも音の立ち上がりが遅いので使える音色が限定されがち。
・SN音源は32音ポリ。
・SN-Aは予想外の挙動を見せることがある。(使いこなせてないだけ)
・SN-Sのパラメータが少ない。ローランドなのにPWMがない。

ROLAND
A-300PRO
在庫状況:在庫あり
価格:¥27,220
参考になった人数:5人(5人中)
(3.0) 機能てんこ盛りだけど残念鍵盤 2020/09/16
INTEGRA-7のSuperNatural音源と組み合わせるために、アサイナブルな操作子を大量に持っていて、なおかつノートオフ・ベロシティにも対応しているキーボードを探していてこれに行き着きました。しかし鍵盤そのものの出来があまり良くなくて、思ったように強弱を付けられず苦労しました。またスライダーのつまみは経年劣化してベトつきます。マスターキーボードとしては、後継機種(PROがつかない無印のAシリーズ)のほうが使いやすいと思います。操作子以外の両者の主な違いは、鍵盤のアフタータッチです。A-PROはポリフォニック・キープレッシャーが使えますが、無印Aシリーズはチャンネルプレッシャーです。

SONY
MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
在庫状況:在庫あり
価格:¥15,180
参考になった人数:10人(15人中)
(2.0) 早く引退してほしいかつての定番機 2019/11/08
このヘッドフォンはケーブルの設計に問題があって、クロストークがひどいのです。3芯構造のケーブルで、L(+)、R(+)、共通(-)という設計です。コールド(-)がLR共用のため共通インピーダンスが発生し、クロストーク(左右チャンネルの音漏れ)の原因になります。しかも逆位相になっているのが問題です。センター定位の音は打ち消し合いますし、片チャンネルに寄らせた音なら逆のチャンネルから逆相の音が鳴ることになります。このヘッドフォンで低域が痩せたり、音場が狭くなる原因はほぼこれです。
そんなわけで、低音楽器のモニタリングにはまるで使い物になりませんし、ミックスでの定位決めや空間系エフェクトの調整なんか絶対にやってはダメです。定番とされて長いヘッドフォンですが、そのあたりのことがわかってない初心者レビュアーが多いようなので注意喚起しておきます。
クロストークの改善にはリケーブル(ケーブル交換)が非常に有効なのですが、そこまでやるなら他の選択肢をおすすめしたいです。

MOTU
Digital Performer 10 簡易パッケージ納品
在庫状況:在庫あり
価格:¥59,800
参考になった人数:6人(6人中)
(5.0) フォントを含め画面が拡大できるようになりました 2019/05/17
多くのベテランユーザ(老眼世代)が待ち望んだであろう画面の拡大縮小機能がようやく実装されました。画面全体がズームしちゃうのがちょっとカッコ悪いですが、Macは[Command]+[+]、Windowsは[CTRL]+[+]で拡大、[Command]+[-]または[CTRL]+[-]で縮小というわかりやすいショートカットで操作性も良好です。ぶっちゃけ自分はこの機能のためだけにバージョンアップしました。

SENNHEISER
HD600 ヘッドホン
在庫状況:お取寄せ
価格:¥39,500
参考になった人数:4人(5人中)
(5.0) ノーブルで自然なサウンド 2019/11/08
DTMモニターとして活用しています。ヘッドフォンはいろいろ遍歴しましたが、4万円以下のモニター系ではこれが一番自然だと感じました。長時間使っても疲れない音と装着感です。インピーダンスが高めなのでヘッドフォンアンプは必要です。良いアンプと組み合わせてください。自分はRMEのRCXを使っています。
リスニング用途としては、派手な音を好まない人や、じっくりと腰を据えて音楽と向き合いたい人におすすめます。ぜひ一度試していただきたいヘッドフォンだと思います。
なお、HD650と比較しました。HD650はHD600よりも高域が伸びてエネルギッシュなサウンドになっているのが特徴です。そんなわけで、HD650はリスニングには向きますが、モニター用途としてはどうかなという印象でした。

YAMAHA
reface CS アナログモデリングシンセ
在庫状況:在庫あり
価格:¥46,440
参考になった人数:19人(20人中)
(5.0) なにげに名機では? 2019/01/31
復活のAN音源。サウンド、鍵盤、操作性、可搬性、お値段すべて文句なし。MONTAGEやMODXにアナログ系の音源が搭載されなくて不満がある人はこれを買えばかなり幸せになれると思う。
・オシレータ
2オシレータだが個別ではコントロールできない。TEXTUREでOCS2のピッチを調節し、MODでデチューンや矩形波のパルス幅を調節する。ノイズはないがFMを選択してTEXTUREとMODを最大にすれば容易にザーザー鳴る。高速LFOで変調するとさらにいい。
・LFO
サイン波固定でDEPTHとSPPEDのみ可変。SPEEDは最近のシンセらしく超高速まで対応。DEPTHの最大値が振り切っている。
・ポルタメント
POLY/MONO切り替えスライダーがポルタメント速度調節も兼用。直線ではなく指数的な粘っこい音程変化がMOOGっぽくていい。
・フィルター
最近のMOOGのLPF(-24dB/oct)に近い特性。キースケーリングはON(FULL)固定で、発振させるとドレミが演奏できる。
・EG
1つだけでAMP/FILTER共用。AEG/FEGというスライダーで効かせ具合をバランスで調整するのがユニーク。
・エフェクト
せっかく作った音色をエフェクトで徹底的に破壊することも可能。リバーブを省いた思想からして音色パラメタの1つとして扱うべきだろう。
・鍵盤
ベロシティ対応で、強弱のコントロールがしやすい(音源はベロシティ対応していない)。さすがヤマハの鍵盤で、打ち込み時のマスターキーボードとして使えるレベル。
・LOOPER
あまり使いこなせてない。誠に申し訳ありません。
※全体的な印象
音の立ち上がりはかなり速い。オーディオ出力はノイズフロアが低く、音質も良い(さすがにMONTAGEには及ばないが十分)。音圧や低音域の図太さには今ひとつ欠けるところがあるものの、線が細くは感じない。高音域はよく伸びている。アナログっぽいウォームな音から、VAらしいギラギラした音まで出せる。8音ポリなのもよい(4音だと勘違いしていた)。
音色は本体にはストアできないが、iOS機器への保存が可能。本体スピーカーもオマケかと思っていたが立派に鳴ります。

もんたげ さんのプロフィール

レビュー投稿数:10件

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