みなさん、音作りは捗ってますか~!!??
世のギタリストを悩ませる大いなる問題の一つに、足元を占めるのはコンパクトか、マルチか、という問題があると言えましょう。歪みはお気に入りのコンパクトがある。あるいはアンプの歪みを使いたい。勢いで歪みエフェクターを買ったものの、他は何を買えばいいのかこんな悩みは尽きないものですよね。
今回はその問題に一石を投じるべく、今回はコンパクトエフェクターでボードを組むことを前提に、その中に組み込める空間系マルチエフェクターを紹介したいと思います。歪みにはこだわりたいが、ディレイやリバーブなどはそこそこのものがあればいいという貴方にぴったりの、空間系エフェクトを満載したペダルを見ていきましょう!
「マルチエフェクターってなに?」という方は以下の記事をどうぞ!
⇒ 【2025 年最新】初心者におすすめのギターマルチエフェクター7選【~3万円】
「足下はマルチエフェクターで完結させてしまいたい!」という方は以下の記事をどうぞ!
⇒ 【2025最新版】ライブで活躍するおすすめマルチエフェクター7 選!!【ミドルクラス3~8万円】
ZOOM ( ズーム ) / MS-70CDR+
空間系を凝縮したマルチエフェクターといえばこれ、という方は多いのではないでしょうか!コンパクトエフェクターサイズの本体に43種類のコーラス/モジュレーション、29種類のディレイ、33種類のリバーブ、44種類のダイナミクス/フィルター/SFX系エフェクトを内蔵し、コスパと操作性の良さから、初心者からベテランまで弊社でも大人気の機種です。4種類のエフェクトを同時使用可能で、元々の操作性の良さもさることながらUSBケーブルでスマートフォンと接続することでアプリからのカンタン操作が可能になっています。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / FX600 Digital Multi-fx
なるべくシンプルでアナログに近い操作感を求める方にはこちらがおすすめ!ハイコスパな音響機器を多数リリースするBehringerが手がけた空間系マルチエフェクター「FX600 」です。一見ただのアナログコンパクトエフェクターですが、なんとフランジャー、コーラス、フェイザー、ディレイ、トレモロ、ピッチシフターから1種を選んで使用可能な多機能ペダルとなっています。2つ装備するパラメーターノブは各エフェクトによって役割が変わり、効果的かつ直感的に操作できます。価格もコンパクト並みで、何か空間系エフェクターを持っておきたいという時にはお試し頂いて損はないと思います。
ROWIN ( ローウィン ) / DAP-3
見慣れない形をしていますがこれもマルチエフェクターです。こちらは超コンパクト&衝撃コスパでお馴染みROWINがリリースするアナログマルチエフェクター「DAP-3」。単品でも販売されている「DELAY」「OCEAN VERB(ディレイ)」「ROTO ENGINE(コーラス)」を一台に合体させ、さらなる省スペース化を実現しています。横一列にスイッチが並んでいるため通常のコンパクトエフェクターの感覚で踏み替えができ、各エフェクトの組み合わせの自由度、即応性も高いです。同シリーズのDAP-1、DAP-2は歪みすら内蔵しているため、ミニボードを組みたい方の強い味方になること間違いなし。
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / PLETHORA X1
さて、ここまでは比較的コストパフォーマンスに優れた入門機を紹介してきましたが、こちらは一線を画したTC ELECTRONICの意欲作「PLETHORA X1」です。通常のコンパクトエフェクターサイズの筐体に、TC ELECTRONICがリリースしてきた14種類の空間系エフェクターを内蔵。Bluetoothでアプリと接続することで、世界トップクラスのミュージシャンによるTonePrintライブラリから好きなプリセットを選んで搭載できます。これにより設定をいじらずにサクッといい音が出てくるのも魅力の一つ。空間系に加え、コンプレッサー、ノイズゲート、ピッチシフターなど、あると便利なエフェクトがしっかり使えるのがニクいです。歪み+何か一つ空間系が使いたいという方は重宝すると思います。
ちなみに、複数エフェクトをかけたい場合はフットスイッチが増えたX3,X5なら可能です!
EVENTIDE ( イーブンタイド ) / H90
空間系マルチエフェクターの中では不動の地位を築いているEVENTIDE。H90は名前に「Harmonizer」と付くこともある通りオクターバーやピッチシフターなどのピッチ系を強みとしつつ、空間系エフェクトを網羅的に62種類収録した多機能マルチエフェクターです。「単音を引いてパワーコードが鳴るエフェクト」「半音下げできるエフェクト」などの興味深いエフェクトも内蔵しており、なんと歪みもいくつか入っています。インプット、アウトプット端子をそれぞれ4つずつ搭載しており、モノラル、ステレオの選択やボード内の接続も柔軟。PCでのエディットソフト「H90 Control」ではルーティングまでも簡単に設定でき、その多機能性は群を抜いているといえるでしょう。
おまけ:小型マルチエフェクター
ここまで空間系に特化したマルチエフェクターを紹介してきましたが、もちろん通常のマルチエフェクターから空間系エフェクトのみ使用することも可能です。ここでは特に小型な機種を簡単にご紹介します。
Line 6 ( ライン6 ) / HX One
Line6のフラッグシップ、HXファミリーと同等のエフェクトを一種類選んで使用することができるマルチエフェクター。
HOTONE ( ホットトーン ) / AMPERO MINI
Amperoシリーズのサウンドを凝縮しつつ、タッチパネルによる操作が便利なマルチエフェクター。
VALETON ( ヴェイルトン ) / GP-5
脅威の超小型の筐体に100種類以上のエフェクト、IRローダー、USBオーディオインターフェース を凝縮したマルチエフェクター。
おわりに
いかがだったでしょうか!
マルチエフェクターの小型化、ハイテク化が進んでいく中で、ボードの中でマルチエフェクターにどのような役割を持たせるのか、その選択肢も広がっています。ぜひご自身の足りない部分を補う一台として、マルチエフェクターを検討されてはいかがでしょうか。 それでは、みなさまよいギターライフを!
















zoom ブランドサイト
UPDATETC ELECTRONIC ブランドページ
【初心者向け】エフェクター講座
あなたのエフェクターボード見せてください
エフェクターのつなぎ方
エフェクターの種類

