梅雨から夏場に酷使したギターは、手汗や湿気でフレットやハードパーツがサビサビになってしまっていることが・・・
今回は夏を乗り越えサビサビになってしまったフレットをサクッと綺麗にしていきたいと思います。
それではチェックをしていきましょう!
まず、低音弦側のハイフレットは特にサビが発生している場合が多いです。

もう目も当てられないレベルの錆・・・
でも、安心してください!こんなに錆びてしまっていても綺麗になります!
まずは指板にマスキングテープを貼っていきましょう。
マスキングテープはホームセンターに販売されているので、色々なサイズを用意しておくと便利です!


ネックを外せないセットネックギターはこのようにボディ側にもマスキングをしましょう!
ボディ側にもマスキングをすることで作業中にボディを傷つけてしまう事故を未然に防ぐことができます。

フレットだけが露出するように、指板全体にマスキングを貼ったら準備完了です。
まずはスチールウールでサビを落としていきます。
フレットへの余計な傷を避けるため、なるべく目の細かいものを用意しましょう。

左側2本のフレットをスチールウールで磨きました。
錆びているフレットと比べてスチールウールだけでもここまで綺麗になります。

スチールウールで磨き終わったら、次はコンパウンドで磨き上げていきます。
コンパウンドもホームセンターで入手できるもので問題ありません。
このピカールもコンパウンドの中では代表的なもの。液状なのでフレットを磨くときに特に使いやすくおすすめです。

コンパウンドで磨いていくとフレットが鏡面状になっていきます。
ここで手を抜くと綺麗なフレットにはなりませんのでしっかりと磨いていきます。

全て磨き終わったらマスキングを剥がし、指板にレモンオイルを塗布して指板の汚れも綺麗にすれば作業は完了です。
たったこれだけの作業で大事なギターがピカピカになるのでぜひ試してみてください。

ちなみにマスキングテープを使うのも面倒・・・という方は、超便利なフレット磨き専用クロスなんてものもあるので、お試しいただければと思います!