
突然ですが、Earth Quaker Devices(アースクエイカーデバイセス)というエフェクターメーカーをご存知でしょうか。あるようでなかった、個性的でユーザーにインスピレーションを与える、使い勝手の良いサウンドとデザインが魅力です。また、エフェクターというとギターやベースのイメージが強いですが、Earth Quaker Devicesはキーボードやマイクを付けたバイオリンをはじめとする、様々なデバイスで使用できる設計になっているのも注目点。日本でも知名度が右肩上がりに上昇中のEarth Quaker Devicesの魅力に迫りたいと思います!!
■Earth Quaker Devicesとは
まずはメーカーのMini Movieをご覧ください。
いかがでしたか?アットホームな雰囲気がとても良いですよね!
動画を見ていただき、もうなんとなくはおわかりだと思いますが改めてご紹介します。Earth Quaker Devices は、The Party of Helicopters(ザ・パーティー・オブ・ヘリコプターズ)のギタリストとして活躍していたJamie Stillman(ジェイミー・スティルマン)が、2004年に所有していたオーバードライブ・ペダルの修理を行ったのをきっかけに始まった、オハイオ州アクロンのエフェクターメーカー。製品はすべてハンドメイド!手作業で一つひとつ丁寧に、使いやすさを前提にしながら現在までに約40種以上にもおよぶエフェクターを世に生み出しています。その製作者、従業員のほとんどが現役ミュージシャンであることも特徴的。実際に演奏するミュージシャンによって発案、製作、チェックがなされる、まさにミュージシャンによる、ミュージシャンのためのエフェクターメーカーです。
■どんなミュージシャンが使っているの?
日本での使用ミュージシャンは、ベーシストのTOKIEさんや、ナンバーガールのギタリストであるチャコこと田渕ひさ子さん、ベーシストの中尾憲太郎さん、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチこと後藤正文さんなどが名を連ねています。海外ではThe Black Key’s(ザ・ブラック・キーズ)のDan Auerbach(ダン・オーバック)や、SUPROアンプ使用アーティストでもあるGUNS N’ ROSES(ガンズ・アンド・ローゼズ)のRichard Fortus(リチャード・フォータス)。公式アーティストではありませんがInstagramでのループ演奏で人気を博しLaneyアンプの使用ミュージシャンでもあるElise Trouw(イリース・トルー)も使用しています。
国内公式使用アーティスト一覧 》
海外公式使用アーティスト一覧 》
■どんなサウンドなの?
上の3名の動画のとおり、本当に個性が強く、Earth Quaker Devicesのサウンドを一言でというのは難しいです。ただし、サウンドコンセプトとしては、定番とされるビンテージにインスパイアされた伝統のサウンドと、今までにない強い個性を持つ新しいサウンドが組み合わさった音色。あるようでなかった個性的だけど使えるサウンドであることが特徴です。
と、前置きがとても長くなってしましましたが、次回から魅力たっぷりのEarth Quaker Devicesについてそれぞれの機種ごとに掘り下げていきたいといます!ギターだけではなく、ベースでの使用感についても見ていきます!お楽しみに!
【次回公開予定】
超個性派?それとも新定番?Earth Quaker Devicesの魅力に迫る! Vol.2
~Dispatch Master, Acueduct, Colby, Spatial Delivery, Palisades, Data Corrupter~