突然ですがみなさん、8月5日が何の日か知っていますか?
そうです。
ハードコアテクノの日です!!!
8月5日を「ハーコー」と読む語呂合わせから、レコードレーベルのHARDCOREOSAKAが中心となって2006年に制定された、ハードコアテクノの日です!!!なんと一般社団法人 日本記念日協会によって制定されているれっきとした記念日。俗にハードコアの日とも呼ばれますが、ハードコアロックとの混同を避けるため、今回はハードコアテクノの日と呼びます。
改めましてどうも、新入社員の西田です。好きな音楽はハードコアテクノ。好きなキックはガバキック。好きなBPMは172です。
渋谷にあるクラブCIRCUS Tokyoにて「THE DAY OF HARDCORE 2019 硬核感謝祭 feat. MEGAREX」という記念パーティが催されます。今年の8月5日は月曜日なので、実際の開催は8月4日です。このパーティは言わばHARDCORE TECHNO界のFUJI ROCK FESTIVALのようなもの。かなり大きな箱で、メインフロアとラウンジフロアの上下2階を使って、日本津々浦々のハードコアテクノマニアが集う最高なパーティです。OPEN/CLOSE : 12:00-21:00、年齢制限が無いうえ、なんと入場無料!さらに来場者は無料CDがもらえちゃいます!!詳細は こちらをチェック!

さて今回は、サウンドハウスにもハードコアテクノの波を、ムーブメントを起こしたい!その一心で至極のおすすめUK HARDCORE TECHNOアーティストであるDarren StylesとGammerを紹介しつつ、作曲やリスニングにも役立つヘッドホンもご紹介していきます。
■ RED DRINK FOAM PARTY – Gammer
さあパーティを始めよう!そんな曲です。アーティストのGammerは3/16にageHaに来日するなど、日本でも勢力的に活動しています。代表曲は”THE DROP”ですが、今回はハードコア特集ということでこちらをご紹介しました。この曲をEDMの祭典「ULTRA JAPAN 2016」でDJのCarnageが流したところ、参加者の一人が「リズムがわかんねぇよ!」と嘆き叫んでいる動画がTwitterで有名になりました(リズムがわかりにくい曲ではなく、突然速い曲に切り替えたことが原因で嘆いたそうです笑)。
■ Stay Young - Darren Styles, Doungal & Gammer
UK HARDCOREの神と言っても差し支えないでしょう。それほどの有名人Darren Styles, Dougal, Gammer三人の究極コラボレーション。燦然と輝くUK HARDCORE界の星です。ショート動画配信コンテンツtiktokでも、この曲を使ってダンスを踊る動画によって有名になりました。一部の人で、ハードコアテクノを知らなくても、この曲は知っているという現象も起きているのです。
■ Save Me (Original Mix) – Darren Styles
UK HARDCOREの締めはこれと決めています。DJをする時は絶対流します。なんと初公開が2008年です!10年以上前の曲とは思えないほどカッコいいのです。語り継がれるべき名曲ですよこれは・・・。まさにDarren Stylesの今の地位を確立した楽曲と言えます。彼も新木場ageHaに6/29に来日したばかり!どんどんハードコアクリエイターに日本に来て欲しいと願うばかりです。
気になる曲はありましたか?他にもまだまだ紹介したい楽曲が数多くありますが、それはまたの機会にでも…。ハードコアテクノにほんの少しでも興味を持っていただければ幸いです。
続きまして作曲にもリスニングにも使える、お勧めヘッドホンのご紹介!
beyerdynamic (ベイヤーダイナミック) / DT990PRO 開放型モニターヘッドホン
あの、有名ハードコアコンポーザーM-ProjectさんやSharpnelさんも使っているというヘッドホンです!!Stylecore特集でもご紹介しましたね。開放型モニターヘッドホンながら、なんと5Hz~35kHzという圧倒的な周波数特性を持っています。
さて、DT990PROを使ってみた感想ですが……。
なんだこれは素晴らしい!!!
開放型は使ったことがなく「低音が少し弱いのでは」と思っていましたが、全くそんなことはありませんでした!!グッドポイントを4点に分けてご紹介します!
○ ポイント 1
まず、低音がズンズンしっかり鳴ります。やはりハードコアテクノは根本がクラブミュージックということもあり、低域の重厚感、高域のパンチが何より大事です。さらに、作曲では周波数帯域の広いヘッドホンが重宝されます。
○ ポイント 2
クラブユースを前提とした音楽はスピーカーで聴くのが最高なのですが、日本の住宅環境を考えるとどうしても難しいのが現状です。そこで、音抜けの良い開放型ヘッドホンを使うことで、まるでスピーカーで聴いているかのような、空間的なノリがダイレクトに伝わってきます。
○ ポイント 3
パッドがベロア生地なのもグッドポイント。さらさら、ふわふわ、もちもちの触感は、一度触るとクセになります。ヘッドホンの作りが堅牢で無骨なのも、個人的に嬉しいポイント。プロ仕様のヘッドホンにおいて頑丈なのは大事な要素です。質実剛健とはまさにこのこと!
○ ポイント 4
そして、個人的にDT990PROの最高ポイント!!それは、絶妙な側圧と軽さ!!私はHARDCORE TECHNOを作るとき、何時間もヘッドホンを付けっぱなしで作業をします。以前は、途中で頭や耳が痛くなって集中力が削がれてしまうことがありました。しかし、DT990PROを使ってみたところ、頭が痛くならないんです!もちろん個人差はあると思いますが、ヘッドホンとともに夜を明かしても痛くないと感じる日が来るなんて……。 私の作曲人生における革命です。
以上が私の感じるDT990PROの良いところです。ぜひ製品ページもチェックしてくださいね。
なお、インピーダンスが高いため、使う際にはインターフェイスを繋ぐか、ヘッドホンアンプを別途用意するのがお勧めです。PCやスマートフォンに直接繋ぐと、少し音が小さく感じてしまうかもしれません。
いかがでしたか?ハードコアテクノの日特集!普段はアンビエントなあなたも!!!8月5日だけはハードコアテクノの渦に飲まれて、一緒に踊りましょう!!
それでは!