みなさんこんにちは。
突然ですが、商品名って大事ですよね。
その商品がどんなものかを一言で表しつつ、覚えてもらいやすい名前にしないといけません。
機材やDTM系だと、製品仕様をアルファベットや数字で省略したシンプルなものが多かったりします。
しかし、サウンドハウスの膨大な取扱いアイテムの中には、そんな常識の斜め上をいくネーミングセンスを持った奴らがいます!
今回は、独断と偏見に溢れたキャッチーな商品をご紹介していきます!
EAST WEST (イーストウェスト) / Ghostwriter
1つ目はずばり、ゴーストライター!
たまにニュースでみる単語だけどいいんでしょうか。非常にどきどきする商品名(笑)。
内容はソフトウェア音源です。どんな音が出るか気になります。
ロックミュージック界において最も多彩かつ多くの功績を残したアーティストの1人、Steven Wilson がプロデュース。オリジナルサウンドの制作に充分な時間が取れないミュージシャンやクリエイターへ向けたギター、ベース、キーボード、エスニック楽器、ドラムなどのインスピレーションをかきたてる魅力的なサウンドを収録しているとのこと。
大物アーティストに、あたかも楽曲作成を手伝ってもらえるような感覚を味わえそうですね。
商品ページにあるリンクよりデモ音源の視聴も可能です!
ROB PAPEN (ロブパペン) / Predator2
つづいてはこちら。プレデター2!
防衛本能が刺激されるタイトルですね!商品仕様を調べようとネット検索すると、映画ばかり出てきます(笑)。
制作スタッフに好きな方がいて、ノリでつけてしまったのかなと思わず想像してしまいます。
ソウトウェア・シンセサイザーのこちらは、GUIも赤を基調とした刺激的なグラフィック。サウンドはファットかつ、少し意外ですがワイドでクリーンな感じが得意なようです。
VARIATIONや、MORPHINGといったエディット機能を搭載し使い勝手にも優れています。
EAST WEST (イーストウェスト) / The Dark Side
またもEAST WEST。
タイトルはザ・ダークサイド。
先程のゴーストライターといい、自分の中でEAST WESTは完全に闇属性です(笑)。
ソフトウェア音源は製品スペックより音色がメインな分、イメージを膨らませるような面白いタイトルがつけやすいんですかね。
暗く不気味で奇妙なテイストのパーカッション/ギター/ベース/鍵盤楽器/ストリングスや効果音を収録。クリエイターの暗黒面を刺激する一品になっています。
2019年スターウォーズでは、光と闇の物語が完結を迎えます。ベン派の方が、ダークサイドな気分を盛り上げるのにもいいかもしれません。
SAMSON (サムソン) / CONSPIRACY
続いてはこちらのCONSPIRACY(コンスピラシー)、直訳すると陰謀(いんぼう)です。
どうしてこの名前をつけたのか、まったく分かりません(笑)。
黒を基調としたこの筐体から連想したのか、それともDJパフォーマンスにも役立つMIDIコントローラーなので「夜になにかやっている」的なイメージに由来するのでしょうか。
アフタータッチに対応した25個のトリガーパッド、豊富なフェーダー/ノブ系、そして珍しいX-Yパッドも装備していて使い勝手にも優れます。陰謀というとネガティブですが、「考えを巡らせてそれを実現するツール」という表現にユーモアを効かせすぎたと言うことにしておきたいです。
ちなみに先程の「The Dark Side」と「CONSPIRACY」を組み合わせて使ったら、ものすごく悪い曲ができそうでわくわくしますね(笑)。
Lexicon (レキシコン) / Lambda
そして最後はこちらLambda(ラムダ)。
日頃馴染みのないこの言葉、ウィキペディアによると「ギリシャ語のアルファベットの第11字」
いくつか意味はあるようですが、一部抜粋すると「数学で、必ずしも有限でない添字集合をあらわすのによく使われる」とのこと。
普段触れない言葉って良いですよね。日用品でも英語でいうと急にカッコよくなったりする感覚です。
Lambdaは響きのオシャレさに加えて、デザインも縦置きでスマートなオーディオインターフェイス。ファンタム電源付きマイク入力2系統、MIDI IN/OUTを備えホームスタジオのコアとして重宝するスペック。音楽に長年携わる人にとってはリバーブプラグインが付属している点や、大きく書かれた「Lexicon」のロゴも魅力的です。
商品名も含めて思い入れのあるソフトや機材は、制作のモチベーションを高めてくれたりインスピレーションを与えてくれたりします。今までと違った角度で機材を探してみるのも面白いかもしれません!