皆様いかがお過ごしでしょうか。コロナの影響もあり、自宅で過ごす時間が増えた人も多いのではないかと思います。そのような煽りもあり、最近では自宅から外部への配信を始める方も増えてきています。配信の際に便利なアイテムの一つがUSBマイク。今回はそのUSBマイクの新製品audio technica / ATR2100x-USBを考察していきます。
■ USBマイクとは
一般的なマイクで収音した音をPCに取り込む際にはオーディオインターフェイスが必要となります。USBマイクはそのオーディオインターフェイスを必要とせず、その名のとおりPCにUSBで直接接続できる製品のこと。最近ではリモートワークや配信などに重宝されています。

※画像は左からCLASSIC PRO/ CDM80U、audio technica/ AT2020USB+
audio technica / ATR2100x-USB
それでは本題に入っていきます。ATR2100x-USBは2020/10/26に発売となるハンドヘルド型USBマイク。今回このマイクで筆者が特に気になった点を考察していきます。
● ありそうでなかったUSB Type-C対応
USBマイクは一般的なA型のものが主流ですが、ATR2100x-USBはType-Cに対応しています。Type-CのUSBポートしかないPCをお使いの方にはとても嬉しいポイントとなっています。もちろんA型のポートにも対応のケーブルと、XLRケーブルも付属しているため、通常のダイナミック型マイクと同様にライブなどの用途にも使用できます。

● ヘッドホンでのダイレクトモニター可能
これも大変嬉しい点ですが、ATR2100x-USB底面にはマイク出力用の端子の他3.5mmステレオミニのヘッドホン出力端子が装備されています。直接ヘッドホンを繋ぐことにより、マイクを通した音を遅延なくモニタリングすることができます。ボリュームコントロールも付いているため、ヘッドホンからの出力を好みの音量に調整できる点も魅力です。

● 高音質な収音ができる
マイク一本にこれだけの機能が揃っていても、やはり気になるのはその音質です。この製品は、USB接続時には192kHz/24bitでの高音質な収音が可能となっています。また、単一指向性のダイナミックマイクの特性もあり、周囲の不要な音を拾いにくくなっています。人の声の帯域の収音を得意としており、ボーカルやボイス収録、ポッドキャストなどに適しています。
● あると嬉しい三脚型スタンド付き
ケーブル以外の付属品として、気軽に卓上で使えるサイズの三脚とマイクホルダーが付属しています。そのため、スタンドを別途購入しなくても、手元に届いたその日からテーブルの上に設置して、録音や配信に使うことができます。

いかがでしたでしょうか。今回は新発売となるaudio-technica / ATR2100x-USBについて詳しく解説してみました。個人的な感想としては、ライブ配信や、出先でのちょっとした収録などに大変便利な商品だと感じています。特に筆者はmacbookユーザーのため、type-Cに対応したUSBマイクが欲しいと常々考えており、今回の製品にはとても魅力を感じています。皆様も検討してみてはいかがでしょうか。他の配信に向いているマイク製品と比較してみたいという方はぜひ下記のリンクからチェックしてみてください。それでは。