こんにちは。こちらに投稿させていただいておりますYoshitakaと申します。
最近、サウンドハウスさんでFender Mustangベースを購入したので、このショートスケールベースの魅力などについて語ってみたいと思います。
1. Fender Mustang ベースの印象
最初にムスタングベースを手に入れたのは3年ほど前で、Fender offsetシリーズでした。今のplayerシリーズに近いものです。ただ私の不注意で壊してしまい、その後バンド活動ではJazzベーススタイルの5弦ベースを使っておりました。今回、コロナ禍でバンド活動の再開の目途がたたない中、演奏動画コラボをする機会が増えて取り回しの良い機材として再度ムスタングベース(今回はAmerican performer)を購入しました。
久しぶりに持って、弾いた感じですが、「これはラク!」の一言です。軽くて押弦もラクです。楽譜見ながら弾いていても少し早めのパッセージもミュートもラクで初見がラクになりました。
ミキサー(sound craft notepad)からオーディオインターフェースでパソコンに入れた感じ、Mustang American performer はパッシブらしい抜けの良いサウンドで扱いやすく、気に入りました(念のためですが、あくまで上記は個人の主観によるものです)。
■ FENDER / Mustang American performer
2. Offset と American Performer を弾いてみて。
サウンドの違いは現在同一条件で弾き比べることができないため(offsetが手元にない)、あまり断言はできないのですが、作り的に弦の裏通しがあるかどうかについては、購入にあたって確認された方が良いと思います。裏通しがあるMade in Japan Hybrid、American performer の方がテンションを稼ぐことができます。
どうしてもショートスケールベースはテンションが緩くなりがちなので、この点は大事かもしれません。もちろん、初めての方にとってはテンション緩めの方が押さえやすく練習もストレスなくできるというメリットも考えられているのかなと感じます。
なお裏通しだと、ショートスケール弦を発売しているメーカーによっては長さが足りないケースがあります。サウンドハウスさんのレビューである程度は確認できるかと思いますので、購入前は要チェックだと感じています。
3. フェンダー系以外のムスタングスタイルベース
American performer Mustangと購入にあたって最後まで迷った機材があります。アトリエZのBaby-Zシリーズです。こちらはアクティブで、ピックアップスタイルもPJタイプの他にJタイプも選べます。
Jタイプだとアッシュ材、PJタイプだとアルダー材と目標とするサウンドに合わせて材を変えているあたり拘りが感じられ、最後まで悩みました。こちらは弾いたことがないのですが、スラップ奏法だとフェンダーよりアトリエZが良いかもしれません。
私が最終的にフェンダーに決めたのはパッシブだからという単純な理由で、できるだけシンプルな構造がありがたいという一点です。
以上 ムスタングベースの検討をされている方の一助になれば幸いです。
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