
みなさんどうもこんにちは!名古屋でギター講師をさせていただいているきとうゆうきです。
今回は!題名の通り、ブルースギタリストでありながら超絶な速弾きからジミヘン的な荒々しいソロもできる新世代ギターヒーロー、「エリック・ゲイルズ」の機材紹介をしていきます!
■ セレクション①:アンプ
DV MARK / DV "RAW DAWG"
まずはギターアンプから紹介していきます。
エリック・ゲイルズ程のプレイヤーだと、正直アンプブランドもエフェクターブランドも放って置かないのが世の常でして、ライブではTwo Rockのシグネチュアモデルを使っていたりDV MARKを使ったりしているようです。
ただ、このアンプかなり面白いです。
一部ミニアンプとかベースアンプにはあるのですが、このアンプはソリッドと真空管のハイブリッドとなっています。
プリには6205真空管を搭載しつつ、重量が重くなるパワーアンプ部はDV MARK独自のソリッドステートを利用しているようです。
実際の音を僕は聴いたことがないのですが、DV MARKのJAZZシリーズは以下のデモを聴くかぎりは、クリーンかつコンプレッションが掛かったような音色が印象的ですね。
250ワットというJC-120の推定2倍の圧倒的パワーでどんな爆音にも対抗できそうですね。
DV MARK / RAW DV "RAW DAWG" 60
こちらはRAW DAWGのダウンサイズバージョンの"RAW DAWG" 60です。
本家RAW DAWGと同様でプリ管1本 + ソリッドステートの組み合わせで60ワットを叩き出しています。
250wのヘッドルームも魅力的ですが、使い切るという意味では60ワットも大いに検討の価値ありだと思います。ちなみに、デモは以下の方の動画がいい味だしてました。この人うますぎ...
■ セレクション②:ワウペダル
MXR / MC404 CAE Wah
インダクター切り替えスイッチやブーストまで出来てしまう高性能ワウで、MXRとCustom Audio Electronicsの共同開発ワウペダルとなっています。
本人は「90年代のギャルかっ!」って位スワロフスキーみたいなデコレーションしてて同じものとは思えないのですが(笑)
シンプルに音がよくて汎用性が高いという意味で、エリック・ゲイルズ関係なく良いワウじゃないかなと思います。
■ セレクション③:エフェクター
DIGITECH / WHAMMY5
奇抜かつトリッキーな演奏で知られているエリック・ゲイルズですが、奇抜なのは演奏だけではなくエフェクターもそうです。
いや、PopsとかRock系でワーミーを使う人はたまに見るんだけど...ブルースやブルースロック界隈で使ってる人初めてみたかもしれないです(笑)
ただ、どちらかというと単音ソロで踏むというよりは和音に色を足すために踏んでいるような印象を受けています。
MXR / M82 Bass Envelope Filter
ギタリストがベース用のフィルターを使うというのはたまに聞く話だと思います。
それはエリックも例外ではありません。
ベース用のフィルターを使うことで、高音域がうるさ過ぎないのでネオソウルとかが好きな方も一度楽器屋さんでチェックしてみていいかもしれません。
EWS / Little Brute Drive 2
残念ながらエリックのBrute Driveはシグネチュアモデルなのでおそらく音はちょっと違うんじゃないかなと思います...
音色は「The ディストーション」といった感じのザクザクしたサウンドになっています。
正直なところ、ブルースロック的にはもう少しファズ成分があった方が楽しいのかな?なんて思っていますが、エリックのシグネチュアはどうなんでしょう?
もし持っている方がいらっしゃったら、こっそりTwitterで教えてください。
とはいえ数量が限定で購入できる機会もかなり少ないはずなので、彼のような荒々しいサウンドを目指す方は是非チェックしてみてください。
ということで、今回はなりきり!エリック・ゲイルズ風 機材セレクションを紹介させて頂きました!
エリックの超絶テクニックは一朝一夕でコピーできるものではないし、耳コピの大変さも正直ジョッシュスミスを超えるレベルでめちゃめちゃしんどいですが(笑)
僕もいずれYouTubeチャンネルで取り上げてみたいなー...と思っています。
皆さんのエフェクター探しのヒントになりますように。
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