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クラブ音楽好きへ贈るハードコアテクノの日2025!! ~Daniel Seven編~

2025-07-30

Theme:DJ & VJ, Events & Concerts, Artists & Songs

毎度おなじみ、もっと楽しむHARDCORE TECHNO。繰り返しお伝えしてきたように、8月5日はハードコアテクノの日。日本記念日協会公認の由緒正しき記念日です。

※過去の記事はこちら!!↓↓

今年のTHE DAY OF HARDCOREはDaniel Sevenが9年ぶりに戻ってくる!

もちろん入場無料なのは変わらず、先着300名限定の「THE DAY OF HARDCORE VOL.16」が無償配布される点も引き続き健在です。
個人的には昨年はお一人だったRedOgreが、「vs OZIGIRI」と銘打ってパフォーマンスされるのが楽しみですねえ。セカンドフロア(N-ERGY FLOOR)の面々も、メンバーにニッコリしています。
場所も引き続き渋谷CIRCUS!詳しくは下記を要チェック!

THE DAY OF HARDCORE 2025 #TDOH2025

THE DAY OF HARDCORE 2024

というわけで、今回はそんなTDOH2025のスペシャルゲストDaniel Sevenについて特集したいと思います!

Daniel Sevenとは

2011年に活動を開始したイタリアのアーティストです。UK Hardcoreを得意とし、制作する楽曲は少し切なさを感じられるのが特徴。
実は日本語も堪能で、Xでは日本語での発信も見られます!

Daniel Seven official X

何はともあれ、まずは楽曲を聴いてみてください。

Fracus & Darwin Vs. S3RL - Moonlit Eyes (Daniel Seven Remix) (2025)

参加者の情報量が多すぎる……!!ブレイクで入るシンクリードのような音がクセになる一曲です。1stドロップのボーカルチョップがとてもカッコいいですよね。2025年リリースのUK Hardcoreだと軽いベースドロップ→キックを重くしたベースドロップ→ブレイク→アンセム系のドロップになる曲が多い気がしているんですが、やっぱりSwitchあたりからの流行りなんでしょうか?詳しい方いたら教えてください。

Darren Styles - Switch (Re-Style Edit) (2018)

原曲は2020年リリース。Fracus & Darwinによる王道のUK HardcoreにS3RLらしいボーカル処理が重なって、タイトルの通り夜を感じる素晴らしい楽曲です。

Fracus & Darwin Vs. S3RL - Moonlit Eyes (2020)

それではDaniel Sevenの個人的オススメ楽曲をプレゼンしていきましょう!
THE DAY OF HARDCORE 2025に参加予定の方も、ぜひこのブログで予習していってくださいね!

■ Daniel Seven & Olly P - RGB Palette (2017)

ベトナムのハードウェア・アーティストOlly Pをゲストに迎えた本作。Daniel Sevenのアルバム『Electronic Happy Dreamer』に収録されており_彼ららしいキャッチーなメロディとなぜか懐かしさを感じる一曲です。きちんとHappy Hardcoreのお作法「軽いピアノ」がバッキングに入っていて最高。
上記アルバムはDaniel Sevenのことを詳しく知らなくても絶対に聞いて欲しい!とにかくゲストが超豪華なんですよね。もちろんご存知の方は言わずもがなだと思いますが、Fracus & DarwinだけでなくSc@rやボーカル参加でEmiやLexiまで参加してるんですから。
私がめっちゃUK Hardcoreフリーク、そして贔屓なのがバレますねこれ……

いつかOlly Pも特集したいですねえ……とりあえず大好きな曲置いときますね。

Olly P - #StartAgain (2015)

■ YUKIYANAGI & Daniel Seven - Anemone (2018)

今回はあえて日本人とのタッグをご紹介。シンプルな構成ながらDaniel Sevenらしさを十分に引き出すYUKIYANAGIよ……。正直ドアンセムに使える隠れた名曲だと思います。どちらかといえばエンディングですかね?
丸いスクエアプラックってどうしてこうも人の感情に刺さるんでしょうか。この時期EDMでもよく聞いた音だなあという印象で、まさにエモさに溢れる演出。
『Bright Green』は全曲バッキバキに良曲尽くしなので、5万回くらい聞いてください。

そんなYUKIYANAGIも参加している『10-CORE D.L. 2』は各種プラットフォームにて配信中です(隙自語)

YUKIYANAGI - Need U (2018)

『10-CORE D.L. 2』 配信リンク

■ Daniel Seven - Blockchain (2018)

ここまでコラボ系の楽曲ばかり紹介していたので、今度はソロ楽曲を。Bassline HardcoreをDaniel Sevenが作ったら?のアンサーともいえる楽曲。金物が響くようなウワモノに対し、しっかりと重厚感のドロップが組み合わさって、まるで最高の化学反応とも言えませんか?はい、言えます。
このベースドロップもワブルベースとかではなく、ややドンクっぽい音を主体に構成してるのも面白いですよね。全体的に使用している音色が、他の曲に比べ少な目というのもストイックな曲として影響を与えていると思います。

■ Daniel Seven - Sandcastle (feat. Aubrey) (2017)

夏らしさを感じる一曲もどうぞ。シンセリードがFuture Bassなどにも使えそうな柔らかいソウリードを軸に、ドロップ前に入るシンセベルがエモさを感じさせてくれる楽曲です。
あとこれも個人的な好みなんですが、ブレイクやブリッジでハーフテンポになる曲がめっちゃ好き。より正確に言うならドロップで倍テンになっている曲が好きなんですが。
UK Hardcoreの感じさせる切なさが、底抜けに明るいだけではない「夏が終わる」印象を与えてくれる気がしています。Daniel Sevenの楽曲は全体的にこういった切なさを感じられる楽曲という特徴があると思い、紹介させていただきました。

■ Daniel Seven - This Dream (2019)

Daniel Seven - This Dream (2019) | YouTube

紹介のエンディングにふさわしい曲をチョイスしました!!
ボーカルチョップと丸いプラック、軽いピアノにベースドロップ、そして煌びやかなシンセリード。どこを取っても「最高UK Hardcore」と言える楽曲。1:35付近から始まるRaveパートが良いフックになってると思うんですよねえ。Raveに使われるオーケストラヒットってどうしてこうも魅力的なんでしょうか……。
やっぱり個人的には王道UK Hardcoreが大好きなので、こういう楽曲にはめっぽう弱いです。泣きメロが入るとなお良し。ベースドロップなどでフックがあるとさらに良し。つまりこれは最強ってことです。

そしてですね、この曲はFracus Remixが存在するんです。最初にFracusのDaniel Seven Remixを紹介したのは、伏線だったのですよ。
原曲に比べリードシンセがより高域を伴うものに変更、Raveパートはカット。その代わりにアシッドベースによる力強いブリッジとエアリーなブレイクが用意されています。ただし曲の随所にRaveを感じる音が効果音のように仕込まれており、それがまーた憎いのなんの。

Daniel Seven - This Dream (Fracus Remix) (2021)


良い楽曲を聴くなら良い環境から。
今回はオススメのオーディオインターフェイスを合わせてご紹介します!

ANTELOPE AUDIO ( アンテロープオーディオ ) / Zen Quadro Synergy Core USB

ANTELOPE AUDIO ( アンテロープオーディオ ) / Zen Quadro Synergy Core USB

4in/4outのUSB-Cオーディオインターフェイス。
特徴的なのは本体に備わった2つのUSB Type-Cポート。それぞれの入出力をもう片方の接続聴きに対して、INPUT/OUTPUTとして使用できるというのが面白いポイントです。たとえばiPadで流した音源をPCにそのまま入力することが可能。PCで直接流しても、ループバックを設定して配信することもできるのですが、他の作業を行っていても手元で調整や選曲ができるという点にとても魅かれますね!なおUSB 2の方はクラスコンプライアント仕様(USB OTG対応)なので、iPadの接続が可能なんです。
もちろんオーディオインターフェイスとしても非常に優秀で、なんとANTELOPE AUDIOのフラッグシップモデル「Galaxy」にも搭載されているコンバーターと信号経路を搭載しているという太っ腹っぷり。
ちなみに汚い話かもしれませんがGalaxyは上下2ラインナップがあり、下のラインナップGalaxy 32 Synergy Coreでも100万円近くします……
スタンドアロン動作もするので、ライブパフォーマンスなどにも最適。ぜひ使っていただきたいオーディオインターフェイスです!
より詳細なレビューは以前ブログにて紹介していますので、こちらも要チェック!

⇒ 【徹底解剖】ANTELOPE AUDIO / Zen Quadro Synergy Core レビュー!

いやあ改めてTHE DAY OF HARDCORE楽しみですねえ。
ブログを通じてHARDCORE TECHNOの波がもっと広まってくれることを祈って、ぜひお友達に押しつけ共有をよろしくお願いします!

ここでもう一つ宣伝を。
Daniel Seven氏はTHE DAY OF HARDCORE 2025を皮切りに、来日出演を数多く予定しています。東京だけでなく、大阪、静岡でも出演予定がありますので、お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね!
私も近郊だとTDOH2025と、このMUSIC_ALIVE Vol.13が今から非常に楽しみです!!
Daniel Sevenだけでなく国内有数のHARDCORE TECHNOアーティストが顔を揃え、アンセムをメインにするってんですから、UK HARDCOREフリークとしてここは期待大!
nagomixは渋谷の中でもナード、いわゆるオタクジャンルに強い箱として界隈でも有名です。アニクラ、ボカクラなどに興味のある方はぜひこの機会にHARDCORE TECHNOにも触れてみてくださいね!

詳細は下記リンクから!
MUSIC_ALIVE Vol.13

MUSIC_ALIVE Vol.13

そして毎回たくさんの反応をいただきありがとうございます。気づける範囲でこちらからも反応しに行っているのでご意見などもお寄せください。それでは!

Nishida

少年時代エレクトーンに明け暮れていたにもかかわらず、高校時代は、友達が居なかったためにDTMの道に入り、大学時代は、作曲研究会が無かったためにジャズ研に所属していた異色の音楽歴を持つキーボーディスト。硬いキックと激しいシンセと速いテンポがあれば生きていける男です。さらに社会人になってからミラーレス一眼を買い、写真や動画撮影を趣味ではじめました。多趣味な人と覚えてください。

ANTELOPE AUDIO / Zen Quadro Synergy Core USB

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Zen Quadro Synergy Core USB

¥93,500(incl. tax)

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