突然ですが、皆さんはラジオを聴きますか?
今さらラジオ?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、最近私が好きなアーティストが発売するアルバムに、初回限定特典としてラジオCDが入ることが増えてきました。アルバムの曲紹介や、ラジオのバラエティ番組のように、何かお題に沿って喋っているCDです。ファンにはたまりませんね。
ラジオブーム再来?!ということで今回はラジオについて触れてみたいと思います。
私がラジオを聴くようになったきっかけを話します。
それは、私が中学生の頃、持っていたカセットデッキで音楽を聴いていたときのことです。たまたまラジオの切替ボタンを押したら、一瞬の沈黙の後に、当時のMr.Childrenの最新曲が流れてきたのです。
あの時のワクワクした気持ちは今でも覚えています。
それから私は新聞のラジオ欄をチェックし、音楽番組を聴くようになりました。
私とラジオをさらにつなげてくれたのが、私が一番好きと公言している歌手のaikoです。aikoはラジオのヘビーリスナーであり、過去にラジオのパーソナリティーを務めていた時期がありました。
そんな彼女はかつて『ラジオ』という楽曲を発表しています。
"小さい頃はこの世界に 生きてるのは私だけなのかもと
不安になったときに 必ず「違うよ」とノイズ混じりに叱られた"
誰にも言えない悩みを抱えて過ごしている中で、夜中にこっそり聴くラジオ。
こんな時間に起きているのは、この世界でこんな悩みを抱えているのは自分だけなのではないか、と思っているときに、ラジオから流れてくる声に叱られた(励まされた)。
そんな楽曲です。
ラジオの良いところといえば、リスナーとラジオパーソナリティーとの距離の近さだと私は思います。
リスナーからの投稿をラジオパーソナリティーが読み上げ、その話題について話を広げていく。
自分が書いたハガキがラジオの1コーナーを彩り、自身が発信者になることができる。
悩みを打ち明けたら電波の向こう側で一緒に考えてくれて、楽しいことは共感してくれる。
友達や家族にも言えないことをラジオでは言える。
そんなラジオを糧に生きている人が、この世にはたくさんいるのだろうと思います。
そこで私は、この製品を紹介します。
VOX (ヴォックス) / AC30 RADIO ギターアンプ型AM/FMラジオ
え、これ、かわいくないですか!!??
VOXのギターアンプを模した形をしている、電池式のポータブルラジオです。
AM/FMいずれにも対応しており、様々な番組を聴くことができます。
お部屋のインテリアとしても置いておきたい商品ですね。
現在ではテレビでも放送中にTwitterで「#番組名」というようにハッシュタグをつけてつぶやけば、番組に意見が届いたり、コメントを紹介してもらったりできるといった情報番組も増え、と発信者と視聴者との距離が近づいています。
また、単純にSNSが発展してきたことで、自分の意見や体験、悩みなどを発信できる場所が増えています。
ただ、それによって情報があふれ、自分自身の発言も簡単に拡散されてしまう社会を窮屈に感じる方も多いと思います。
そんな時、今一度ラジオに立ち返ってみるのも良いのではないでしょうか。
悩んでいるのはあなた一人じゃない、と気付けるかもしれません。
ところで、皆さんは毎年FM802にゆかりのあるアーティストがユニットを組んで楽曲を発表しているのをご存知ですか?
2006年から始まったこの「FM802×TSUTAYA ACCESS! 春のキャンペーンソング」企画では、槇原敬之や秦基博、クリープハイプなど様々なアーティストたちが参加しています。
そして2019年のキャンペーンソングとなった、『メロンソーダ』の作詞作曲をaikoが担当しています。
参加アーティスト(50音順)
aiko/上白石萌歌/谷口鮪(KANA-BOON)/橋本絵莉子(チャットモンチー済)/はっとり(マカロニえんぴつ)/藤原聡(Official髭男dism)
コーラス
KAN/秦 基博
この企画の動画は4月から半年ほどの期間限定でYoutubeに公開されます。 ぜひご覧いただきたかったところですが、既に掲載期間が過ぎてしまっています。んー残念。
これまでのキャンペーンの概要はこちらの公式サイトから確認できます。
なかなか豪華な顔ぶれ。 来年は誰が、どんな楽曲を発表してくれるのか、楽しみでなりませんね。 ぜひ皆さんも、一度ラジオの声に耳を傾けてみてください。
それでは、また次回お会いしましょう。