ベーシストの皆さん、マイ・ベースアンプヘッドは持っていますか?
ほとんどのベーシストは、スタジオやライブハウスに常設してあるベースアンプを使っているのではないでしょうか。
確かに、エフェクターなどとは違い、ライブハウスでもスタジオでも借りられる上、自宅練習のときは使わないからわざわざ用意する必要もないですよね。
しかし、そんなベーシストはこういった不満を抱えているはず・・・。
(ど、どこも置いてあるアンプ違いすぎィ!)
スタジオやライブハウスによって、置いてあるベースアンプ違いすぎませんか?ギターアンプは、Roland / JC-120や、Marshall / JCM800とか定番モデルが必ずといっていいほど置いてあるのに、ベースアンプはお店によってまちまちです。
ライブ本番当日、常設アンプが触ったことのないベースアンプだったときは、内心バクバク。見たことのないコントロール配置や、謎のツマミがあったら頭が真っ白になります。スタッフの人に「このツマミ何ですか?」と聞けばいいだけなのに、聞き辛いですよね。
しかも分からないまま、適当にセッティングしても良い音にはなりにくい上、自分自身が納得のいくサウンドじゃないと気持ちよくライブできない・・・。
そんな悩めるベーシストに、自信をもっておすすめできるベースアンプがこちら!
Quilter / BASS BLOCK 800
初めて目にする人もいると思います。名前だけでも覚えてあげてください!Quilter / BASS BLOCK 800!
軽量・コンパクト・大出力の3拍子が揃ったベースアンプです。
昨今のベースアンプ界は、そんなスペックが当たり前になりつつあります。Quilterもそういった現代のニーズに応えたベースアンプのひとつですね。
数あるベースアンプの中から、なぜQuilterをおすすめするのか!特徴をまとめてご紹介します!
1. シンプル
冒頭でも説明したとおり、私はツマミが沢山ついたベースアンプは苦手です。BASS BLOCK 800はツマミが4つだけ!なんと潔い・・・。
コントロールは向かって左からGAIN、DEPTH、CONTOUR、MASTER。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、一般的なベースアンプのほとんどに搭載されている3バンドEQがありません。その代わり、低域を調整するDEPTH、中高域を調整するCONTOURコントロールを搭載しています。
シンプル過ぎて「ちゃんと音作りできんの?」という声が聞こえてきそうです。
しかし!このベースアンプはDEPTHとCONTOURコントロールが秀逸過ぎるんです!どのセッティングにしても基本良い音。こんなに音作りしやすいアンプは初めてです。
2. MASTERコントロール
2つ目の推しポイントはMASTERコントロール。
コントロール表示が一般的な0~10ではなく出力を表すW表示ですね。なんと、MASTERコントロールによって、許容入力の小さい小型キャビから、ライブハウスなどにある大型キャビまでこれ一台で対応できるんです!
0~800Wまで対応しているので、ほとんどのベースアンプに対応できそうですね。
ちなみにどこのスタジオ、ライブハウスにも置いてあるド定番キャビネットAMPEG / SVT-810Eもコレ一台で対応できちゃいます!
AMPEG / SVT-810E
3. ヘッドホンアウト
最近のベースアンプヘッドには、しばしば搭載されているヘッドホンアウト。
自宅で大きな音が出せないベーシストには重宝する機能です。練習用のコンボアンプよりもコンパクトなので、部屋の場所も取らず、快適に練習できます。
最大のメリットは、本番と同じベースアンプでずっと練習できること。今までスタジオ、ライブハウスに常設されているベースアンプで一喜一憂していたのは私だけではないはず!!
いかがでしたでしょうか。
今、個人的に一押しのQuilter / BASS BLOCK 800についてご紹介しました。
基本のサウンドはフラット気味。CONTOURの設定次第でドンシャリから温かみのある音色まで幅広く作れます。レスポンスが良く、エフェクターとの相性もばっちり。全てのベーシストにおすすめできるベースアンプです。
気になるサウンドは下記の動画をチェック。レスポンスの良さが際立ってます!
Quilter Bass Block and Bassliner 2x10w demoed by Jake Wolf of Bass Musician Magazine
※専用キャリングバッグが付属しています!背負うとこんな感じ!相変わらずコンパクト!