音楽ゲーム、略して音ゲーは好きな音楽を奏でる体験を手軽にできる画期的な手段とも言えるでしょう。かくいう私も学生時代はゲームセンターに行ってはコインを入れ続け遊んでいました。
さてゲームというものは大きく二分して、ゲームセンターにあるAC(アーケード)、CS(コンシューマー、家庭用)とあります。音ゲーはその性質からAC筐体で遊ぶというのが一般的でしたが、最近は専用のコントローラーの発売や、家庭用PCの高性能化に伴ってCSすなわち「おうち音ゲー」という方も増えています。 そんなある日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
ノスタルジア Op.3オープンアルファテスト開始!
音ゲーの王様KONAMI社の贈る「ピアノをモチーフにした音楽ゲーム」がおうちで演奏できるようになりました。そうです、

ノスタルジアPC版テスト開始!!
ということ。PCのキーボードを使用してまるでゲームセンターのように遊ぶことができるようになりました。またMIDIキーボードを使用して実際にピアノを弾いているように楽しむことが可能です!
そこで、私は思いました。
「あれ?MIDIキーボードで遊べる・・・??」
そして気づきました。
「PLAYTECH / PTKシリーズでも遊べるのではないか・・・? 」
そう、この新製品PLAYTECHブランドのコスパ抜群ポータブルキーボードこと、PTK100/PTK200/PTK300には背面にUSB-MIDI端子が搭載されているのです!

USB 2.0(TypeA – TypeB)のケーブルを使用することでPCと接続してMIDIキーボードとして使用することができます。つまり今回のオープンアルファテストでも活躍可能・・・!?
元音ゲーマーの血が騒ぎます!
■ さっそく接続してみた
というわけで、今回はPLAYTECH / PTK300をPCと接続して遊んでみましょう!!
まずはPCとPTK300をUSBケーブルで接続します。PTK100/200/300にはUSBケーブルが付属しないため、USB 2.0(TypeA - TypeB)のケーブルを用意してください。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / USB030
設置環境によりますが長さは3m以上あると、ケーブルを這わせて配線したりと工夫できていいかもしれません。
キーボードをPCとUSB接続し、デバイスが認識されたら「ノスタルジア Op.3 オープンアルファテスト」を起動します。 ウィンドウモードかフルスクリーンモードを選べるのは、最近のPCゲームでは定番になってきましたね。
いざ起動すると「キーコンフィグ」の選択肢が出てきました。キーコンフィグはゲームを遊ぶ上で、使うキー(コントローラーなど)と対応させる作業です。 接続が問題なく完了していれば、PTK100は「MIDI KEYBOARD」、PTK200/PTK300は「USB Audio Device」と表示されます。使用するMIDIキーボードの名前に合わせましょう。

デフォルト設定では、PTK300の一番下のド~上から二番目のシまでの28鍵が選択されています。ゲームの仕様上黒鍵は使わず、また一番上の1オクターブ分が使われない鍵盤になります。

楽曲やその他選択はマウスを使うようです。ゲーム画面へ進みましょう!
……
ベーシックモードとリサイタルモードってなんだ……!?
ノスタルジアはリリース初期のバージョンを遊んでいましたが、現在は新しい機能も色々とある様子。チュートリアルを遊んでみるに、どうやらリサイタルモードは音の強弱を判定するようです。
PTK300はベロシティに対応しているため、早速試してみます。
おぉっ…遊べる…!
■ ノスタルジアの遊び方
音符が判定ラインに重なったタイミングで鍵盤を押します。リズムガイド線が奥から曲線を描きながら迫ってくるため、体感より少し早めに押すのが個人的にポイントだと思います。

また、音符に合わせて弾くだけではなく、実際のピアノのような演奏法も出現!グリッサンドは、ゲームセンターにあるAC筐体だと指の腹を滑らせてもそこまで痛くありません。しかしPTK300を使う場合は実際の鍵盤楽器の弾き方である「指の背」を使わないと結構痛いです笑 コツは爪から指の第一関節までを当てて弾く!こうすると痛くありません。

遅延も無く快適にプレイできてテンションも上がります!強弱もきちんと読み取り、判定されています。PTK300の鍵盤は軽いタッチかつ、しっかりしているため結構強く弾いても安定感があります。PTK100はボックス型鍵盤となっており、見た目がピアノに近くなっているように感じます。ここは鍵盤の見た目なども含めて個人の好みに合わせるのがベストだと思います。
正式リリースが非常に楽しみになってきました。オープンアルファテストではKONAMIオリジナル楽曲を含めた6曲を遊ぶことが出来ます(スコアデータなどは残らないようです)。

曲名 | アーティスト |
Fly far bounce | 猫叉Master |
羊皮紙の上の銀河 | OSTER project feat. そらこ |
ピアノ協奏曲第1番“蠍火” | Virkato Wakhmaninov |
チョコレートスマイル | 日向美ビタースイーツ♪ & ここなつ |
ピアノソナタ「悲愴」第2楽章 | ベートーヴェン |
華麗なる大円舞曲 | ショパン |
さて、今回はPLAYTECH / PTK300を使ってノスタルジアを遊ぶ方法について解説してきました!
これで気兼ねなく、社内で音ゲーができます。間違えました、検証を行うことができますね!
みなさんもぜひオープンアルファテストで「おうち音ゲー」デビューをしてみてください!
それでは!!
参考ページ https://p.eagate.573.jp/game/eacnostalgia/op3/index.html