こんにちは。えるです。
今回のテーマはタイトルどおりです。
前回の記事で教本での練習をおすすめしましたが、気になったものはとりあえず買ってみようとなる性格のため自宅には大量の教本が並んでいます。
ほぼすべての本は一度目を通していますが、現在ベース関連で使用しているものは多く見積もって6,7冊程度……もったいないので整理を兼ねてフリマでお譲りしている次第ですが、改めて良い教本だなと感じたものについて紹介しようと思い立ちこの記事に至ります。
紹介する教本は
『初心者向け』1冊
『初~中級者向け』3冊
それぞれ紹介していこうと思います。
それぞれに共通しているのが「音源付き」という点です。
まあ音楽教本なんてだいたいCDかなんか音源がついていると思いますが、一応。
≪初心者向け≫
ポイント:指弾き、ピック弾きなど基本技術について詳しく解説されている
【ベースマガジン】ベースがうまくなる理由 ヘタな理由(リットーミュージック・ムック)

初めに紹介するのがこちらの本です。「ピック弾き編」「フィンガーピッキング編」「フィンガリング編」「スラップ編」「リズム&グルーヴ編」の5編構成となっています。
この本のおすすめポイントは、初心者が陥りやすい「症状」についてそれぞれ写真や図を使ってわかりやすく解説されている点です。初心者向けの教本は他にも読んでいますが、この本がダントツでわかりやすく勉強になりました。なんなら最初はこれ一冊あればいいんじゃないでしょうか。それぐらい好きな本です。
実は私がこの本を購入したのはベースを始めて半年ほど経過した頃でした。それまでは別の教本とバンドスコアで練習しており、何か面白そうな本はないかと調べている際にふとこの本が目に入ったという感じですが、この本を読んでいかに自分がいいかげんな弾き方をしていたかに気づかされました。
本当にそれぞれの解説が細かいです。例えば指弾きについて、とある教本だと「指はピックアップや弦に乗せて固定しよう」「指は斜めにして弾こう」みたいなざっくりとした解説にちょっと塩を振りましたみたいな追加コメントしかされていないような教本もあったりするんですが、この本では力の入れ具合や指のかけ方、弦移動など初心者が「なんか変な感じだな」と感じる症状と原因、解決策について細かく解説されています。フレーズ数は少なめですが、基礎練習本としては最適だと考えます。
あと個人的に好きなのは「コラム」と「うまヘタ休憩所」という時々挟まれているミニコーナーです。例えばピックの違いの解説や名盤紹介といったものが合計20ページほど書かれており読んでいて面白いです。
≪初~中級者向け≫
ポイント①:フレーズ数が豊富
ポイント②:フレーズ数が豊富(スラップ特化)
ポイント③:音楽理論について学べる
①【ベースマガジン】究極のベース練習帳(リットーミュージック・ムック)

次に紹介するのがこちら。またベーマガの類です。単にこの会社が私の好みに合うのかもしれません。
先に紹介した本の唯一の弱点を挙げるとしたら「フレーズ数が少ない」ことにあります。その点を補完するのに最適なのがこちらの本です。
この本では、通常メトロノームに合わせてやるような基本フレーズからハイレベルなフレーズまで幅広く収録されています。基本構成は左ページにフレーズ、右ページに解説となっており、それが延々と続きます。解説は浅めですが、その分フレーズが豊富ですのでスキルアップのための練習本として非常に優秀です。
逆に言うとひたすらフレーズが出てきますので、自分で自分を追い込む若干M寄りの人に合う教本ではないでしょうか。非常に難しいフレーズも出てきますので、音源に合わせて弾けたときの達成感はあります。
楽器屋さんで試奏する際のフレーズが全然思いつかないなんて人(私です)はこの本のフレーズをいくつか完璧にして華麗に弾きこなしてやればいいんじゃないでしょうか(私はまだできません)。
②【ベースマガジン】スラップ・スタイル(リットーミュージック・ムック)

またベーマガやん……決して関係者ではありません。たまたまです。
 こちらは名前のとおり、スラップに特化した教本です。今私はこの本をメインに練習しています。
スラップ教本はいろいろあると思いますが、この類については私はこの本以外触れていないので他の教本との比較はできませんが、スラップの練習をしたい場合は間違いない本だと思います。
本のタイトルどおり「ベーシック・スタイル」「高速スラップ・スタイル」など5つのスタイルに分けてそれぞれ簡単な解説と豊富なフレーズが収録されています。もちろんCD付ですので、効率よく練習できます。基本テクニックの解説は数ページでさらっと触れて割とすぐに実践的なフレーズに入っていく印象ですが、スラップなんてそんなもんなのかもしれないですね。好きな曲の中で練習するのもいいですが、私はこういう特訓型のほうが性に合っているので重宝しています。
音楽をやっていない友達に『なんか弾いてみてよ』と無茶ぶりしてきたくせに指弾きでなにかしら弾いてみると『へえ~~~……』みたいな微妙な反応された経験はありませんか?そんな奴らのためにこの本でスラップを練習しておいてバッキバキに叩いて引っ張って最後にドヤ顔してやりましょう(私はまだできません)。
③ 大人のための音感トレーニング本(友寄隆哉)

ちょっと疲れてきましたのでさらっといきます。
最後はこちら。タイトルからは分かりにくいですが、本の趣旨としては「音楽理論を通じて音感を鍛えること」です。
世の中ではベースを弾いているのに音楽理論は皆無、みたいな人もいるんじゃないかと思います。というのも、TAB譜さえあれば曲は弾けますので、まあ趣味で軽くやるぐらいであれば理論は必要ないとも考えられます。しかしながら、趣味で弾くと言ってもやはりある程度の音楽理論は学んでおいたほうがベースという楽器を楽しむ幅が広がるのは目に見えていますので、私個人としては少しでも学んでおいたほうが良いと思います。
そこで音楽理論についての本を何冊か読んだ中で一番印象の良かったのがこの本です。
「はじめに」の中で記載されていますが、メインは音感を鍛えることについての本なので、目的に合わない理論は省かれているとのことです。それでも半分以上が音楽理論についての内容となっています。
前提として音楽理論の本はどれも面白くない人にとっては面白くないですし、活字を読むのが苦手な方は別の優しめの本を探したほうがよいと思います。私はわりと本を読むのが好きなので、こちらの本は通勤中などにちまちま読み進めていくのにちょうど良かったので紹介させていただきました。肝心の音程感トレーニングはできていませんが。
今回の記事は以上となります。
ネット記事や動画サイトで手軽に検索し情報を得ることができるこの時代ですが、やはり私は本のほうが好きです。一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
それではまた。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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