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初心者向け!傑作機「EQP-1A」と安くて使えるEQPタイプ「EQP-KT」について語りたい

2020-07-15

テーマ:sound&person

どうも、ネモトです。

世の中には名機と呼ばれる機材があります。そしてそういうものは大概それをリスペクトした機材があるものです(ギターだとIbanezのTube ScreamerやKLONのCENTAURなど。「TS系」などとカテゴリ分けされるほど、影響を受けた製品が沢山あります)

PA機器の場合、UREI 1176(コンプ)、Putnam 610(プリアンプ)、Neve 1081(EQ)、EMI TG12345(EQ)等が上げられます

その中で今回はPULTEC EQP-1Aにフォーカスしてみます。「通すだけで音が良くなる」「魔法のひとさじ」などと呼ばれるイコライザーであり、「EQPタイプ」だけで1つのカテゴリを作れるんじゃないかと思うほど様々なメーカーが作っています。

*この記事での説明は初心者向けに書いています。つまり専門用語を使い正確に説明するのではなく、語弊があってもわかりやすく簡単な言葉で書いています。説明を鵜呑みにせず、大体こんな感じだと思ってください。よくわかっている方はスルーをお願いします。

まずこれは「パラメトリック・イコライザー」です。上下させる周波数を任意の数値に設定することができるものをこう呼びます。略称パライコ

動作は「シェルビング」になります。設定した値から上もしくは下の周波数全てをコントロールするものです。つまり低域を100Hzに設定した場合100Hz以下を全て上下させ、高域を5kHzとすれば5kHz以上を全て上下させます。

指定した周波数のみ上下させるものは「ピーキング」になります。

それではここから要点のみになりますが、EQP-1Aの解説に行きます。

EQP-1A 解説

  • 変化量、カーブの違いから、コントロールする周波数のブーストとカットを同じ数値にしてもフラットにはならない。
  • (上下させたい周波数のすぐ近くを逆方向に上下させることにより)簡単に上下させたい周波数をより強調できる
  • 上記の特性を使うとシェルビングなのにピーキングの様に動作する。
  • イコライザーをバイパスさせても自然な真空管の鳴りが加わる。

ここからEQP-KTの話に移ります。

まずこれはクラークテクニックが作ったEQPタイプです。クラークテクニックは英国で生まれた名門メーカーであり、現場好みの設計をしています。堅牢な構造なのでガンガン持ち出して使えると思います。

KLARK TEKNIK ( クラークテクニック ) / EQP-KT

*以下、EQP-KTは「KT」EQP-1Aは「1A」と表記します。それと、1AでATTENと表記しているノブはカットです。

KTの最大の特徴は高域にあると考えます。総じて高域に関しては上級者でも素直に称賛できるはずです。

1Aの特徴的な動き方は低域に顕著に現れ、高域は低域ほど細かく調整できません。「1Aは低域だけに使え」と言われたりします。

対してKTは高域をうまく使えるように工夫されています。ブースト/カットを独立させることで調整幅が拡大され、扱いやすくされています。

例えば3kHzから上をブースト、5kHzから上をカットするとします。ブースト/カットが別ならば簡単に作れます。が、1Aのように周波数を固定し、ブースト/カットの二つのノブだけで同じような音を作るためには複雑な動き方を学習しなければなりません。

低域のコントロールは基本的に1Aと同一です。

だだ800Hzまで選択できるようになっており、中域のイコライジングも可能になっています。ここも面白いところ。800Hzに設定してざっくりとやってみて、その後調整すると音作りがかなり捗ります。楽器やボーカルにもドンドン使ってみましょう。パライコは最終段に噛ませて最後の調整に使うのが普通ですが、これはコンプとゲートの間に噛ませた方が良いと思います。

私は現在KTを以前紹介したMX822のエフェクトに接続。オーディオ用イコライザーとして使っています。これがなかなか面白く、真空管の音がイマイチ似合わない音楽をイコライジングで手懐ける楽しさは乙なものです。

まとめです。

KTは使いやすく作られ、大変良くできた1Aタイプと言えるでしょう。買って損をする機材ではないと思います。

勉強にもなるし、聞き専でも楽しめる懐の深さがあります。真空管の交換によってキャラクターを変更できるのも利点でしょう。使用している真空管は12AX7(ECC83)と12AU7(ECC82)です。

EQPタイプは高価な製品が多いですが、安くて使えるKTはおすすめですよ。

最後にサウンドハウスで扱っているEQPタイプをまとめて置いておきます。それぞれを比べて、メーカー毎の違いを見るのも楽しいです。


■ WARM AUDIO / EQP-WA


■ WESAUDIO / LC-EQP


■ A DESIGNS / EM-PEQ

(パワードラック/シャーシが必要です)


■ MANLEY / Enhanced Pultec EQ


■ MANLEY / Stereo Pultec EQ

デュアルchのStereo Pultec EQもあります

ネモト

親指弾きにこだわる多弦好き。かつてベースとPAを担当。1度音楽を辞めて10年程経ってから再開しました。真面目に活動をしていないため音楽歴は長いけど下手。よしなに。
最近はレリックが楽しいです。
twitter https://twitter.com/amaze3551

A DESIGNS / EM-PEQ

A DESIGNS

EM-PEQ

¥157,000(抜)¥172,700(込)

パラメトリックイコライザー、API500モジュール

ブログ有り

お取寄せ

数量

WESAUDIO / LC-EQP

WESAUDIO

LC-EQP

¥175,000(抜)¥192,500(込)

パラメトリックイコライザー、真空管、1ch、2U

ブログ有り

お取寄せ

数量

WARM AUDIO / EQP-WA パラメトリック・イコライザー

WARM AUDIO

EQP-WA パラメトリック・イコライザー

¥73,800(抜)¥81,180(込)

チューブ・プログラム・イコライザー、モノラル、2U

評価00001

ブログ有り

在庫あり

数量

KLARK TEKNIK / EQP-KT

KLARK TEKNIK

EQP-KT

¥29,000(抜)¥31,900(込)

イコライザー、モノラル

評価00000

ブログ有り

在庫あり

数量

MANLEY / Enhanced Pultec EQ

MANLEY

Enhanced Pultec EQ

¥248,000(抜)¥272,800(込)

エンハンスド・パルテック・EQ、モノラル、1U

評価00000

ブログ有り

特別注文

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MANLEY / Stereo Pultec EQ

MANLEY

Stereo Pultec EQ

¥378,000(抜)¥415,800(込)

イコライザー、ステレオ、2U

ブログ有り

特別注文

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