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【ベース】ベースを長く楽しむために ― ヘ音記号から始めよう

2020-06-12

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

こんにちは。こちらに投稿させていただいておりますYoshitakaと申します。

今回はギターからベースにパート変更を考えている方、あるいは新しくベースを始める方に向けて、過去の経験から少し語りたいと思います。

1、楽器変更(あるいは開始)のタイミングは読譜力を上げるチャンス。

長くベースを弾かれている方は、おそらくですがTAB譜ではなく、ヘ音記号のベース譜(パート譜)とC譜(メロディとコードが書かれた譜面)に親しまれているのではないでしょうか。

私自身、最初はギターだったのですが、フォークの弾き語りばかりだったので、コードはある程度わかっていてもメロディやソロを初見で弾くことはできませんでした。そんな状況で、バンドのベース担当が急遽いなくなったので、誰かいないか、ということになりベースを担当することになりました。もちろん、最初はコードでルート音と5度を鳴らす程度でのスタートでした。

パート変更の際に、管楽器を含めたコンボ編成のバンドなので譜面はヘ音記号のパート譜で渡されました。ヘ音記号は、小学校の時のバイエル以来で全然読めませんでしたが、楽器(ベース)とともにヘ音記号の楽譜に取り組むと、読譜力がついてきました。

個人的に思うのは、読譜力は楽器とともに始めた方が早く上達するのではないかということです。ベースを始める、ギターからパート変更などの際は、TAB譜ではなくヘ音記号に親しんだ方が長く楽しめると思います。

2、リズムパターンとベースラインを知ることで応用力が付く

その後、良い教則本に巡り合いました。リズムパターンとフレーズ集を記した本です。

8ビート、16ビート、サンバ、スイング、ビギン、ルンバ、ボサノバなど各リズムパターンに合わせた譜面が書かれてあり、この本1冊じっくりやったら、C譜とリズムパターンで歌バンドもある程度できるようになりました。

こういった内容と並行して、ジャズやボサノバにハマっていきましたので、コードの構成音や進行などが少しずつではありますがわかるようになってきました。今は動画サイトなどで、多くの情報を入手することができますが、地道に教則本を一冊やり終えたり、コードブックを片手にベースラインを考えたりという地味な練習が結果的には長く楽しめることに繋がったのかもしれないと感じています。

もちろんフュージョンベーシストみたいなテクニカルプレイは無理ですし、練習してもできる気がしないのですが、速く弾かなくても、丁寧な演奏でバンドを支える、偉そうではありますが、そんなベースが弾けたら良いなと思っている次第です。

譜面台

PLAYTECH(旧ZENN) ( プレイテックゼン ) / MS20BK 譜面台

PLAYTECH ( プレイテック ) / MS05 譜面台

ヘ音記号ストラップ

Right On STRAPS ( ライト・オン・ストラップス ) / FAKEY Brown

Yoshitaka

徳島県在住のアマチュア音楽家兼写真家。
コロナ禍でバンドが活動休止となったため、宅録と演奏動画始めました。
機材放浪中。気が付けばアコギからエレキが中心になりました。
メンテナンスにも手を出して、弄る楽しみを覚えました。
instagram にて演奏動画を投稿しています。
Instagram https://www.instagram.com/yoshitaka_bossa/

 
 
 
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