

さ、今日のテーマは「シグネチャーモデル」!
いわゆるアーティストモデルですが・・・もう四回目ですよ?
前回はホーリーの理想のシグネチャーモデルについてだったので。
今回は傷彦モデル再び、ですね。普通のヤツ、でしたっけ?
普通めのヤツ、かな?(笑)
普通「め」(笑)予算はもちろん・・・
無制限!
ですからね、どうぞ遠慮なく。
おう!実は完成予想図を描いてきたんだ。
お。気合はいってますね。早速見てみましょう。
どうかな?
一見普通ですが・・・注釈を読むとだいぶクセが強そうですね・・・
分かるかい・・・。実はツッコミどころ満載のギターなんだが、まずは基本スペックを聴いてくれ。
普通めちゃうんかい、といきなりツッコんでおきます(笑)とりあえず聴いていきましょうか。
まず、ボディはジャズマスターシェイプ。
ですね。意外と普通(笑)
なんだけど、テレキャスターシンラインみたいなセミホロー構造に。
セミホロー?ということは、ボディの中がくりぬいてある中空構造?ではこのFホールもペイントじゃなくて・・・
そう、本当に穴を開ける。
なるほど。
生音が大きいといいな、っていう理由と出来るだけ軽くしたい、っていう理由です。
あぁ、アコギほどではなくても多少は生音大きくなりますもんね。しかし、生音使うことあります?
生配信で大きい音出せない時、とかだね。あとは曲作りの時。
なるほど。それなら納得ですね。となるとボディ材は?
ギブソンのセミアコなんかだとラミネートメイプルみたいだから、そうしようかな。ネックはメイプル、なんだけど、
なんだけど?イラストで何か書いてますね?
そうそう。ネックというか指板には工夫があってさ。
何です?
1から11フレットまではローズ指板で、12フレット以降はメイプル指板!
そりゃまた・・・個性的な。
この仕様は見たことないでしょ。
実際作れるのかな~?
どうなんだろう・・・。昔、ベースで1,2弦の指板と3,4弦の指板が違う、なんてのは見たことあるけどね。
あ、まさにそれ。そのベース一時期使ってました!大学生の頃にメインで。
すごい!(笑)
一時期ありましたけど・・・いつの間にか無くなってましたね(苦笑)あれは、指板のキャラをそれぞれ低音側と高音側に合わせて、みたいなコンセプトだったような・・・メイプル指板の方が音の立ち上がりが良いとか言いますもんね。
うん。なのでこのギターは高い音のフレーズはギラっと、ローコードを弾く時はどっしりと・・・すると良いな。
そういう狙いですよね。でもそれだと、境目でコードやフレーズ弾くときに音のキャラがややこしくなってきません?
うっ・・・それは置いといて・・・
置いとかれた(笑)
で、ついでに指板ごとにインレイも変えて。
そこまでやりますか。この予想図だと、ローズ指板ではブロックポジション。メイプル指板では・・・
ドット、だね。あ、言い忘れたけどヘッドはリバースヘッドで。
通常とは反対側にペグが付いてるタイプですね。で、そのペグはどうしましょう?
白いプラスチック製のペグがいいな。
ちょっとした拘りですね。ボディカラーは?
ソニックブルー!
ピックガードは白ですね。さわやか。コントロール類は?
よくぞ聞いてくれました!ここにも一工夫!
というか一癖(笑)
そうそう、強めのな・・・ってオイ!
(笑)で、その強めの癖を教えてください。
ボリュームはツマミじゃなくてスライダー、というか・・・
フェーダー?ミキサーとかに付いてるようなヤツですね。
うん。それをボディサイドに。
ボディサイドに?これは珍しい・・・というか、見たことないなぁ。
ボディサイドにはさらにチューナーを。僕が持ってるアコギにはここにチューナーがあって便利なんだよね。
アコギでは一般的ですよね。エレキでは昔、山本恭司さんのシグネチャーに搭載されてた気が。あれ、憧れたなぁ。
そうだったね!YAMAHAの!
でもボディサイドは曲線だからフェーダーは載せづらいでしょ。
アコギにはVolフェーダーもEQフェーダーも載ってたりするけど、かなり小さいもんね?
ですよねえ。
でもコレはなるべく大きなフェーダーを載せたいなあ・・・
ま、ビルダーさんに相談していただいて。他のコントロールは?
1トーンツマミ、5ウェイのPUセレクタースイッチ。あ、ピックアップは通常のジャズマスター用のを二基と、センターにはEuphorealのペイズリー柄のシングルコイルを。
センターだけ柄モノですか。クセ強いなぁ(笑)
うん。それとアウトプットにも一工夫。
一癖。
く・ふ・う!
もう、無くて七癖の七癖くらいいってるから充分でしょう?(笑)
工夫だってば!(笑)アウトはふたつあって、ひとつは通常のフォンシールドが挿せる。
はい。
もうひとつはキャノンシールドが挿せる。
マイクに使うようなやつですね。
そうそう、カチッと言って外れにくいのでは、と。
そうかもしれませんけど、一般化してないということは・・・
そういうことですよね、察します(笑)
あと、さっきのチューナー搭載エレキや、フェーダー搭載や、指板切り替えも一般化してないということは・・・
察します!(笑)でも絶対便利で実用的だと思うんだよな~。
まあ、全体的にビルダーさんに相談で(笑)
叶えてみせる!だって予算は・・・?
無制限!
でもコレ、架空じゃなくて実際に知り合いのビルダーにこのイラスト見せてみようかな。
実現可能かどうか、ですね。
特に指板が。
ですね・・・でも、アルフィーの高見沢さんとか見てると出来ない事など無い気がしてきますね(笑)予算無制限だし。
いや~今回も楽しい妄想だった!次回はホーリーのシグネチャーモデルVol.3、フレットレスversionかな!?予算無制限、いや制限レスでね!
うまい!
ではまたお会いしましょう、そう、すべては?
愛ゆえに!
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
投稿についての詳細はこちら