

えーと、もはや箱庭研究も6回目ということで。
我々の箱庭ことエフェクターボードですね。けっこう回数重ねてしまいました…なんせ、好きなもんで(苦笑)
そこで、前回までのホーリーの作庭のプランニングが見事だったので、こういうのはどうだろう?設計図のススメ!
設計図?
僕はよくやるんだけれども、ボードを組む前に設計図を描く!ほとんど趣味と言っていい。
なるほど…たまに書いてLINEで送ってきますね。教科書の隅っこに書くような落書き…
落書きって言うな(笑)ほら、こんな感じ!見てごらん!
ノートの隅っこに描くような落書き…
こら!(笑)家で言えば、間取りだね。
間取り…
そういや、間取り見るのも好きだわ。賃貸情報誌とかで。
王子だからさぞかし立派なお城に住んでらっしゃるのでは?
ま、まあね!キャッスルね!でもね、こじんまりしててもスペースを活用する知恵を感じる間取りとかは感心するねえ。
そうですね。そういう感覚は日本ならでは、な気もしますね。
だから、ちんまりした重箱に効率的に寿司を詰め込むホーリーの手腕にはとても感心したよ。
ありがとうございます。寿司だったり間取りだったり…譬えが忙しい(笑)
で、間取りだと2LDKとか言うじゃない?
ですね、リビング、ダイニングとかキッチン?
うん!僕のザ・キャプテンズ用のボードだったら、間取りは3TDAってとこだね。
ん?そのココロは?
エフェクター3個で1チューナー、2ドライブ、からのアンプに決まってるじゃないか。
分かるか!強引すぎるわ(笑)
設計図を描こうとすると、このエフェクターはここに置いて、あのエフェクターは買ったらここにおいて…と。想像するだけでワクワクするよ!
まぁ分からなくもない…です。自分もボード組む前にはあれこれ想像しますので。
ネット上だと、ペダルトレインのサイトで似たようなシミュレーションが出来るけど、手描きのほうが味があって、良い。(個人の感想です)マス目が描いてあるノート、とかだとなお良いね。マス目を1×1センチに仮定して…
して?
サウンドハウスのサイトでエフェクターのサイズ(タテヨコ高さ)はほとんどの場合表示されてるから、それにならってマス目を埋めていく。
なるほど。事前のサイズ確認は大事かも。手に取ってから、その大きさにびっくりすることもありますもんね。
色を塗っても楽しいよ!西に黄色のエフェクター配置したら金運アップ!とかね。
風水師か!(笑)まあ、傷彦さんは占い師ではありますけど。
そうさ!今度AmazonプライムVideoで占い番組を始めるんだ、どーぞお楽しみに!
お。さりげない宣伝(笑)
占い師としてライブハウスを巡る番組だから、機材についてのトークもあるかもね!
それは楽しみですね!
ありがとう!どこまで話したっけ?
西に黄色いエフェクター で金運アップ、のところまでです。
ヨシ、次の注意点!水道まわりにディストーション置いちゃダメー!
フツーにダメでしょ。
うん、ディストーションは火のエレメントだからね!
エレメント?
水と相性が良くない。
…基本的に、機材全般ダメです!
氷のエレメント、冷蔵庫の上に置くのも良くないね!
はいはい…歪みが弱まりでもするんですか?(笑)じゃあ電子レンジの上にコーラスも駄目ですか。
ご名答!分かってきたね、ホーリー!素晴らしいよ!
ありがとうございます…
IHヒーターの上にディレイも、駄目さっ!
駄目さっ!て…常識的に分かりますから…
うん!風水はともかく、そうやって色々とイメージするのは決して無駄にならないはず!
そ、そりゃそうでしょうけど。
んで、描いていくうちに適切なサイズのボードも分かってきますよ!
そうですね。事前に必要なボードのサイズも決まってくる、と。サウンドハウスのサイトには沢山のボードありますけど、こちらもサイズは表記されてますから、その設計図を参考に最適なボードを選ぶことも出来ますね。
注意点としては、エフェクターとエフェクターの間はある程度距離をおくこと!パッチケーブルのぶんだね。
そこ大事。
かなり短いパッチケーブルで通常のプラグのモノでも、最低5センチは距離をとったほうがいいね。
ですね!そこをどうやり繰りするか?がボードを組む醍醐味の一つだったりしますもんね。
僕はその距離がなるべく短くて済むようにEBSのフラットケーブルで統一してるよ。
ああ、省スペースですね。大事。
このように同じ間取りでも、パッチケーブルのチョイスひとつでスペース活用出来たりもする!
そうですね。エフェクターのジャックの位置によっては、使用するプラグの形状も変わってきますしね。L型なのかS型なのか…更にはL型と逆L型の組み合わせのCL型までありますからね。そして、今は自作出来るソルダーレスケーブルとかもあります。これならケーブルの長さも自由自在。より省スペース化が目指せますね。
(パッチケーブル ソルダーレス)
そういうことに気付くためにもぜひ設計図を描いてみましょう!インプットアウトプットの位置だけじゃなく、電源の差し込み口も分かれば描こうね!あー、ここはL字型のDCケーブルの方がいいな、とかも分かるからさ。
DCジャックの位置もエフェクターによって違いますからね。その位置によって最適なジャックの形状が決まってくる場合も。電源回りは、あまり無茶な配線をするとトラブルの原因にもなりかねませんので、少し余裕を持って組むのがいいと思います。
みんなも設計図を描いて、計画的にボードを組んでみよう!そう、すべては?
二人で・愛ゆえに!
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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