ストラトキャスターやテレキャスターといったスタンダードなエレキギターを生み出したFENDERから、こんな特徴的なモデルが発売されました。
もう見ただけで明らかに違いのわかるこのモデル。
メキシコのロックバンドManaのギタリストSergio Vallin(セルヒオ・バジン)のシグネイチャーモデルです。
まず際立つのが、今までのモデルとは異なったボディシェイプです。オフセットの仕様ですが、どの既存モデルともシェイプが異なり、より抱えやすくなった印象です。
またブリッジは、チューニングの安定に定評のある2点支持のトレモロブリッジ、そしてジャガーやジャズマスターのフローティング・トレモロや、ムスタングのダイナミック・トレモロを連想させるようなプレートが特徴的です。
ピックアップは使い勝手の良いHSS配置、さらにコントロールのロータリースイッチによるピックアップにより、リアピックアップのシリーズサウンドとタップサウンドの切り替えができ、幅広いサウンドバリエーションが楽しめます。
そしてロータリースイッチとボリュームが取り付けられているプレートは、ブリッジのプレートと同様に、このモデル専用のオリジナルパーツであり、弾き手であるセルヒオ・バジン氏と作り手であるFENDERの並々ならぬ拘りを感じます。
アーティストモデルという観点だけではなく、ブリッジやピックアップ配列といった現代のミュージックシーンにマッチするユニークなモデル、こんなギターが欲しかったというギタリストも少なくないのではと思わせる逸品です。






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